La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

久しぶりに 倉敷へ ・・・ そして出会ったグラス

看板

Shop

広島へ 家具のお届けの帰り、久しぶりに倉敷に立ち寄りました。
目的は 「倉敷ガラス」
手吹きガラス好きの私たちには たまらなく魅力的なガラスです。
何件ものShopを訪ね歩き、気に入った物を見つけます。 Shopの方のお話を伺っているうちに
いろんな事がわかってきました。 そもそも吹きガラスはヨーロッパの地中海沿岸部から始まった
ことを知った時、Provence・Biot の吹きガラスが思い浮かびました。
確かに、細かな気泡や微妙ないびつさは共通しています。
Biotのガラスに 日本人気質がプラスされたものが “倉敷ガラス” のような気がします。
今では、その作り手も少なくなっているようで 残念です。
今回 私たちが手に入れたグラスは 生口島で制作活動をしている 田坂 真吾さん の作品です。

気に入ったというより“出会った”という感じでしょうか? 探し回った甲斐がありました。

グラス

田坂さんは、ギャラリーで毎年七夕から2週間ガラス展を開くそうです。 ラッピングと共に頂いた
カードには作り手の想いが詰まっていて とても素敵だったのでちょっと紹介します。

生口島ガラス 田坂 真吾

窯から取り出したガラスは、
まっ赤な熱い火の玉で
そして柔らかい生き物のようです。
そのガラスに息を吹き込むと
いろいろな姿になって固まっていきます。
作り手のいぶきを受けて
ある瞬間に結実したガラスの形が、
厚みと重みをそなえながら
親しくて頼もしくて、
潤いのある日用の器になってくれたら・・・。
そんなガラス作りを
じっくりと楽しみながら、
続けていきたいと願っています。

また いつか 倉敷を訪れる時があれば ぜひ、この方のガラス展を拝見したいと思っています。

自分たちの生活の中に、ひとつ またひとつと こだわりの物たちが加わっていく喜び。
そんな 小さな喜びが たくさん重なって、自分の 生活スタイルが 作られていきます。