La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

Fait Main ~ 手作り ・・ ならではの 味わい

奥Provenceの工房から届いた 手作りタイルをふんだんに使い ローテーブルを制作しました。
本体の天板部はHistoric Heart Pineの持ち味を生かし、木目をそのままに・・・その他はペイント。
脚部のオリーブグリーンのラインが全体をひきしめています。

ローテーブル1

ローテーブル2

ローテーブル3

何といっても最大のポイントはトップのタイルです。 一枚一枚手作りされた表面はフラットではなく
微妙な歪み。 時には指の跡があったりと何とも味わい深い表情をしています。
その質感をさらにひきたてるこの色は Reflet Tournesol ひまわり色をアンティークっぽく、わざと
汚したように色づけされていて これもまた それぞれが違ったニュアンスで表現されています。

ローテーブル4

ローテーブル5

私たちが 何年もかけて やっとめぐり逢えたタイルです。 想いが たくさんつまっているからこそ
私たちの作品と おどろくほど溶け合って ひきたててくれるのでしょう。

サイズ / W1260×D650×H470
用 材 / Historic Heart Pine・ポンデロサパイン
仕 様 / ミルクペイント・オフホワイト  リボス自然健康塗料・ビーワックス
タイル / PROVENCE・FAIT MAIN Reflet Tournesol

世界にたったひとつの家具

憧れのハンドメイドキッチンで暮らしたい

毎日、キッチンで費やす時間を 考えてみて下さい。 朝、目覚めた時から それは始まります。
お料理したり ケーキを焼いたり コーヒーひとつ淹れるだけでも やっぱりお気に入りのキッチンで
あってほしいですよね。 機能性重視した 既成のキッチンも いいのかもしれませんが、できるなら
パイン材を ふんだんに使った 手作りのキッチンで暮らしたい ・・・ と 思っている方も多いはずです。
さほど費用も変わらないとしたら 他の誰かさんと “ 同じ物 ” ではなく、自分もデザインに参加して
自分スタイルのキッチンを作りませんか?
今回制作した桑本さんも そんな中の一人です。 線書きのたどたどしい平面図から始まり その中で
自分の希望をしっかり伝えていただき、それをもとに私たちがデザインしていきます。 仕上げの色味
や金具等の打ち合わせも 欠かせません。

背板

シンク本体

ワックス

シンク・IH 本体

構造材

金具取付

キャビネット

家作りの中で キッチンは 心地よい暮らしをする上でも とても大切なポイントになります。
「この家で どんな暮らし方をしていきたいのか」 時間をたっぷりかけて吟味し いいイメージのもとで
決めていきましょう。 その際、選択肢のひとつにハンドメイドキッチンもぜひ加えて下さい。
私たちは、パイン材のもつ質感を もっと多くの方に知ってほしいと思っています。 木材の中でも
比較的柔らかいパイン材 ・・・ それ故に 傷も付きやすかったりするのですが これだけパイン材が
愛され続けてきたのは 何より その手ざわりのあたたかさと、年月と共に 使い込まれ 独特の味わい
が出てくることでしょう。 それに、手作りならではの仕上がり感で より一層 あたたかみがプラスされ
ていきます。 そうして出来上がったキッチンでの暮らしは きっと素敵なものになるはずです。

用 材 / 北米産ポンデロサパイン
金 具 / WILLAMSBURG・Belwith
仕 様 / リボス自然健康塗料・Stone pine 

世界にたったひとつの家具

オリーブ ステンシルで お部屋がやさしくなりました。

ショールームに オリーブのボーダーをステンシルしました。
リビングからダイニングまで、全長 約30mのボーダーです。 漆喰で白と黄のツートーンに塗られた
壁のちょうど境目にステンシルを施していきます。 この壁・・・結構凹凸があり、ふだん使用している
マスキングテープでのパターンの固定はできず、粗め用のテープを使用しました。 このテープでも
2回 ほどパターンを繰り返すと もう固定力が弱まり、その度 テープをはり替えては 作業続行。
その間、凹凸面にパターンが耐えられず 切れてしまうことも しばしばで、パターンの補修をしながら
色をのせていきます。

施術

ライン

ステンシル1

丸一日かけて 一版目の葉の部分がようやく完成。 翌日 二版目のオリーブの実と 葉脈のステン
シル。 午前中でやっとガイドのテープをはずすことができ、ステンシルの全容が現れました。
粗めの壁にステンシルが加わり、やさしい表情になりました。

ステンシル2

ステンシル3

そして、 完成し 持ち込んだあのカップボードを置いてみました。 これだけで もう 雰囲気が
ガラッと変わりました。 何と やさしい provence スタイルでしょう。
さあ、このカップボードを どう ディスプレイするのでしょう?  楽しみです。

ステンシル4

リビング

世界にたったひとつの家具

ブロヴァンサル カップボードの出来上がりです。

ショールームにおさまる 大きなカップボードが完成しました。

カップボード1

オープンタイプのカップボードなので リビングの中心でお部屋を引き立てる役目をしてくれそうです。
本体の色は、ミルクペイントのオフホワイト。 オリーブイエローでポイントのラインを入れました。
金具類は 家具のデザインに合わせフランスから取り寄せたもので、蝶番も めったにお目にかかる
ことのないパイプのものを使っています。

ヒンジ

取っ手

プル

大きな特徴として、上下ともに中央で棚板が分離しており ディスプレイに応じて可動式の棚は左右
自由に位置を変えることができます。

棚板

カップボード2

最上部はワイングラスなどを下げられるように

用 材/北米産ポンデロサパイン
サイズ/H2100×W1600×D500

世界にたったひとつの家具

プロヴァンス・スタイルに こだわってます。

デザイン画1

デザイン画2

今、 プロヴァンス・スタイルの ショールームを創っています。

「構想」「デザイン」から「私たちの想い」を 受け入れて頂き、着実に完成へと近づきつつあります。

 全体像は 完成時のお楽しみということで、今は部分的に切り取り、紹介したいと思います。
まずは 内部から  ・・・
壁は漆喰をベースに、その上から プロヴァンスカラー の黄色を 腰のあたりから下に プラスして
いきます。

リビング

塗り方も、きれいに塗りあげるのではなく ベースの白が見え隠れするちょっと粗めの仕上げを
お願いしました。 あとは この白と黄の境界に オリーブ柄のステンシルをして 仕上げます。

キッチンは私たちが制作します。 プロヴァンスで焼いてもらった手作りタイルを ふんだんに使い
ながら 素朴で雰囲気のあるキッチンにしたいと思っています。

レンジ周り

レンジフードをすっぽりと包みこむようにデザインし、正面にはモールを取り付けキッチン本体との
一体感を演出します。

タイルトップシンク

フロアーも、パイン材を ただ通りいっぺんに はるのではなく あえて、床全体をデザインしています。

フロアー

コンセプトは 完成時に述べることとして、 あとは この空間を活かす家具を 制作する私たちに
どーんと 責任が重くのしかかります。 頑張らねば ・・・

外壁です。

入口

ドア周りの石積み1

ドア周りの石積み2

入口ドアの回りは 石積みを再現し、壁も何色も塗り重ね 微妙なニュアンスを表現しています。
私たちの 細かい注文やダメだしを 素直に聞き入れて、本当のリアル感や空気感までも 忠実に
再現しょうと 努力してくれている職人の方たちには 頭が下がる思いもしばしばですが、
何より、可能な限り 妥協せず 「より質の高い物作り」をしている実感を味わっています。

プロヴァンス・スタイルが 今、とても注目され、それらしい家も 多々見かける 今日この頃。
「なんだかねえ」と、主人といつも話していました。
そんな折 この話があり、本物の プロヴァンス・スタイルの家創りに挑戦しています。
私たちの プロヴァンス への熱い想いが 形になりつつあります。

これから家を建てようと考えている方、ちょっと注目です。

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