川崎の加藤さんのタイルトップローテーブルと 葛飾の佐藤さんの白いカップボードを1日かけて
納品めぐりしました。
お伺いするのは2度目の加藤さん宅は ほぼ約束通りの時間に着きました。
スムーズに運び入れることができ、次はラックが欲しいとのうれしいお話を頂き 色もナチュラルな
木目でと・・・希望をお聞きし後日デザインすることになりました。
その後、葛飾へ移動。 都内の渋滞もあまりなく早めに佐藤宅へ到着。
いざ二階へ運び入れです。 ご主人にもお手伝いいただき 階段途中まで・・・
どんなに頑張ってもそれ以上進めません。 もう これはベランダから吊り上げるしかありません。
はしごを借り、家具を毛布でくるみロープを使って下から主人が持ち上げ 上から佐藤さん夫婦と
私がひっぱり上げる作業です。 テラスの手すりが高いため思うように力が入りません。
やっとの思いで下部のみ運び入れることができ 上部は階段からで大丈夫だろうと
また3人で試みましたが 断念・・・ もう一度テラスから。
互いの顔が見えないことで やれ「引っ張れ」やれ「上げろ」と地獄絵さながらの必死の様。
おそらく皆が、これまでの人生で これ以上の緊迫と力を出し切った事は無いと思うくらいの
出来事でした。
勿論、しばらくの間皆放心状態。 一番疲れたのは佐藤さんのご主人だったでしょう。
翌日はお仕事に支障をきたしたのでは ? と 心配しています。
お話で伺っていた通り 真っ白なお部屋でした。 シンプルですが、そこここに こだわりの
感じられるお部屋の中で一番心にとまったのは リビングのキャンドル型のペンダントライトに
素敵なお花のアレンジがからませてあったところです。 造花とは思えないリアルさで色も
白を中心にスモーキーグリーンの葉の色が 大人っぽい雰囲気にまとめられていて とても
私好みで すっかり気に入ってしまいました。
佐藤さん宅でも 今回のカップボードの隣にドライシンクをお願いされています。
次は問題なく運び入れ、ゆっくりお話しできたらいいなあと思います。