最近 新築と同時に 家具を注文して下さる方が増えています。
愛知県安城市の原田さんも そんな中の1人です。
お話しを交わしていましたが 工事中のうちに直に見ておこうと
デザインする前に お伺いして来ました。
二世帯住宅で 二階部分が原田さん達の居住スペースになっています。
広々とした作りの住居で 階段も広く ゆったりとしています。
そもそもは blog で取り上げていた 大阪、横浜、埼玉にお届けの TVボードをご覧になったのが
きっかけだったそうです。
![見取り図](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/harada.jpg)
今回 依頼されたのは
TV ボード ・ サイドボード ・ ダイニングセット・・と、
リビング ダイニングが 全て私たちの制作した家具で 統一されることになります。
まさに 理想的なスペースになりそうです。
フレンチ テイストいっぱいの これらのデザインを描きあげるまで わが家のリビングテーブルには
山のように 資料が積み上げられ それらを毎晩ペラペラとめくりながら
イメージを高めていきます。
そして 描く時は 一気に ・・・・・
なんて 私は 軽く言っていますが・・ 当の主人は“ 生み ”の苦しみを
毎回味わっているのでしょう。
![TVボード設置場所](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/R0011544-A.jpg)
ここに 幅3mの TV ボードが設置されます。
![TVボード デザイン画](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/TV-C.jpg)
![縦長窓3枚](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/R0011547-B.jpg)
縦長窓3枚の幅のサイドボードになります。
![サイドボード デザイン画](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/sid-A.jpg)
![ダイニングテーブル デザイン画](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/table%3DB.jpg)
基本的に 用材は北米産ポンデロサパインを使っていますが
今回 天板については フレンチホワイトオーク を使います。
![脚 デザイン画](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/chiar.jpg)
![ローテーブル デザイン画](https://provence-profonde.info/hh/wp-content/uploads/blog/loo.jpg)
ベースになるデザインは こんな感じですが 細かい部分については 制作作業の中で
実物大の部材でバランスを計っていきます。
もちろん ペイント仕上げになります。
原田さんは “ おまかせ ” なので 任されている責任と同時に
ある程度 「感覚的に 楽しんで創れる 自由さ」を 感じています。
来春 入居予定になっていますが のんびりも出来ません。
他の作業と 掛持ちで進めていかねばならない状況もあり
少々 これからに 緊張感を持っています。