La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

庭づくり 始めます。

以前 ブランケットBOXの 制作をさせて頂いた 甲府のS様宅から お庭づくりの相談を
受けたのは この夏の事です。

S様宅

S様宅2

何度か話し合いを重ね  デザインを書き上げたり
私たちの手がけた実際のお庭を見に行ったりもして
仕上がった時のイメージを 具体的に感じて頂きました。
フランスからの資材調達と 双方の忙しさから だいぶ時間経過してしまいましたが
今 下準備の真っ最中です。

お庭 デザイン画1

お庭 デザイン画4

お庭 デザイン画5

お庭 デザイン画6

お庭 デザイン画7

お庭 デザイン画8

お庭 デザイン画9

お庭 デザイン画10

プロヴァンス瓦を使った 小さなガーデニング用の小屋を手始めに 玄関周りから
駐車スペースまで コツコツ手作業していきます。

志村さんファミリーに 喜んで頂けるよう 北風に負けず取り組みます。

順次 作業工程をアップしていく予定でいます。

世界にたったひとつの家具

アンティーク な ローボード

世田谷区の林さんから オーダー頂いたローボードは
アンティーク家具のモチーフを 上手に生かしながらデザインしました。

ローボード デザイン画

何と言っても 両サイドのスピンドルがポイントです。
脚も丸脚にすることで よりアンティーク感がアップします。
仕上げも ペイントでなくオーソドックスにステイン仕上げにします。
金具も それに合わせイギリスに発注しています。

アンティーク家具

今回 何より嬉しかったのは …………..
林さんに 制作にかかるまで しばらく待って頂く事を お伝えしたところ
「HEART&HOME さんのような感性のところは他にないので 待ちます」と
おっしゃって下さったことです。

今 インターネット検索で たくさんの情報が入手できる世の中になっています。
みなさん 自分の求めている家具に めぐり逢うために より多くの情報の中から
最も自分の感覚に合うものを 選んでいます。
いろんな物を見た上で 私たちの創る家具を選んで下さることに 本当に感謝しています。
その期待を裏切らない物を 創り続けて行かねばとも思っています。

世界にたったひとつの家具

フレンチ テイストのデザイン

最近 新築と同時に 家具を注文して下さる方が増えています。
愛知県安城市の原田さんも そんな中の1人です。
お話しを交わしていましたが 工事中のうちに直に見ておこうと
デザインする前に お伺いして来ました。

二世帯住宅で 二階部分が原田さん達の居住スペースになっています。
広々とした作りの住居で 階段も広く ゆったりとしています。
そもそもは blog で取り上げていた 大阪、横浜、埼玉にお届けの TVボードをご覧になったのが
きっかけだったそうです。

見取り図

今回 依頼されたのは
TV ボード ・ サイドボード ・ ダイニングセット・・と、
リビング ダイニングが 全て私たちの制作した家具で 統一されることになります。
まさに 理想的なスペースになりそうです。

フレンチ テイストいっぱいの これらのデザインを描きあげるまで わが家のリビングテーブルには
山のように 資料が積み上げられ それらを毎晩ペラペラとめくりながら
イメージを高めていきます。
そして 描く時は 一気に ・・・・・
なんて 私は 軽く言っていますが・・ 当の主人は“ 生み ”の苦しみを
毎回味わっているのでしょう。

TVボード設置場所

ここに 幅3mの TV ボードが設置されます。

TVボード デザイン画

縦長窓3枚

縦長窓3枚の幅のサイドボードになります。

サイドボード デザイン画

ダイニングテーブル デザイン画

基本的に 用材は北米産ポンデロサパインを使っていますが
今回 天板については フレンチホワイトオーク を使います。

脚 デザイン画

ローテーブル デザイン画

ベースになるデザインは こんな感じですが 細かい部分については 制作作業の中で
実物大の部材でバランスを計っていきます。
もちろん ペイント仕上げになります。

原田さんは “ おまかせ ” なので  任されている責任と同時に
ある程度 「感覚的に 楽しんで創れる 自由さ」を 感じています。

来春 入居予定になっていますが  のんびりも出来ません。
他の作業と 掛持ちで進めていかねばならない状況もあり
少々 これからに 緊張感を持っています。

世界にたったひとつの家具

2年越しの 制作

神奈川県・川崎の金田宅
最初のお問い合わせは もう 2年前の事です。
何度か やりとりを繰り返し.た.後   しばらく・・  途絶え・・・

でも やっぱり、制作してもらうなら HEART&HOME でと 強い希望もあり
今回の制作に至りました。
CD収納キャビネットとTVボードに始まり 最終的には もう1台 ワークデスクも追加で
3台一緒の制作依頼になりました.
CDは 1000枚を超える数のコレクションを収納できるようにと 幅2400×高さ1100(mm)サイズ。
TVボードは キャビネット タイプではなく TVを上乗せする 幅1400(mm) サイズのもの。

CD収納キャビネット デザイン画

TVボード

ワークデスクも これまた 2400(mm)の かなりワイドサイズです。 上部には飾棚を兼ねた
ボードが 乗ります。

ワークデスク1

ワークデスク2

ワークデスク3

ワークデスク4

ワークデスク5

着手するまで 数ヶ月待って頂くような状況でしたが
ようやく ある程度の形が見れるようになってきました。
3台同時に制作なので 少々時間がかかっていますが あと一頑張りでしょう。

日常のこと

ムスティエ・セント・マリーに輝く星の伝説

Moustiers-Ste-Marie

ラヴェンダーの絶好の撮影ポイントのある Vaiensole・RIEZ から D952を ひたすら走らせると
切り立った岩山のふもとにMoustiers-Ste-Marie ムスティエ・セント・マリーがあります。

Moustiers-Ste-Marie2

村を見下ろす ふたつの岩山の頂上を結ぶ一本の鎖の中央に 輝く星がぶら下がっています。

ふたつの岩山

輝く星

この星には伝説があって…….
13世紀 十字軍遠征から帰還した騎士が無事に帰ってこられたことを感謝して
かけられたと 言われています。 それから数世紀の間 何度か掛け替えられているものの
村を見下ろすこの場所で 輝き続けてきたのです。 なんともロマンチックなお話しです。

Moustiers-Ste-Marie3

この村は ムスティエ陶器で有名です。 昔 東洋の白い磁器にあこがれた人々が
陶器を 上薬で真っ白にし その上に繊細な 鳥などの絵付けを施して
磁器に似せたことが始まりだと いう話もあります。

子供たち

村の広場では お決まりの ペタンクを楽しむ老人が ・・・と 思いきや
こんなかわいい子供たちが 夢中になっていました。
ペタンク文化が 脈々と受け継がれているのです。

輝く星を見ることが目的でしたが 村の中には岩山から流れ出るせせらぎで
しっとりと 何とも心地よい空気が広がっていました。
長い石段を登り終え 村を一望すると ノートルダム・ド・ボーヴォワール礼拝堂を中心とした
すばらしい景色を見渡すことができます。
プロヴァンスの中心からは ちょっと遠いですが ・・・。

ノートルダム・ド・ボーヴォワール礼拝堂

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