前回、公開した白木完成品・・・そのままwaxやオイルで磨きこみ、パイン材そのものが、飴色に変わっていくのを楽しむのが、最もポピュラーですが、このサイズだったらペイントするのもおすすめです。写真の仕上げは、off whiteのミルクペイントを使いペイントし、bee waxにて仕上げています。ペイント後のサンディングにより、少し木肌がでることで、程よくアンティーク感がでてきました。これも時間が経つと、パインの色が変わることにより、ミルクペイントの色とコントラストがでて、より古っぽい感じが増してきます。
側面の彫り込みも、これを入れるだけで、平面的だったところに、立体感がうまれます。棚板は、3段の可動式にデザインされていて、使い勝手がよくなっています。
扉には、ドイツ製のゆがみガラス、金具は、フランス・イギリス製の物を、使用しています。
これにより、全体の雰囲気が一段とグレードアップしました。
基本パターンとの違いは、フラットガラスをゆがみガラスに、取っ手をセラミックノブからkeyタイプにしたところです。ヨーロッパはこのように、keyを取っ手がわりに用いた家具が、アンティークをはじめ多く出回っています。
制作者の希望に応じて、ガラス・金具を変更できるのも、この家具教室の大きな魅力のひとつになっています。(この場合、差額が発生します。)3日間で、白木完成になりますが、ペイント・その他の仕上げについても、アドバイスしますので、お問い合わせの折に、ご質問等いただければと思います。
開催中も、作業の進み具合を見ながら、皆さんで親睦会をしています。その中でも、家具のこと・プロヴァンスのことなどなど、いつも盛り上がります。どうぞお楽しみに・・・。