Vaison ヴェゾンでのはじめての朝。 降り積もった雪を気にして主人は外へ様子を見に行きます。
この 南仏プロヴァンス地方に これだけの雪が降ったのは 20年ぶりのことだそうです。
パリなどの北部には降らず、南仏やスペイン国境でドカ雪となり、TVはマヒ状態を伝えるニュース
ばかり。 幹線は どうやら早くから除雪作業が進んでおり 大丈夫そうだ・・・ということで
朝食の後、pont Romainを渡り旧市街地を散策です。
とはいえ……雪の後。 足元に気をつけながら登っていきます。
途中、除雪作業中の人のよさそうな おじさんに“ 大丈夫 ? ”と声かけられましたが「大丈夫」と
答えたものの 靴の中は濡れていて大変でした。 頂上の12世紀の城跡まで やっとの思いで
たどり着きました。 provence まで来て こんな雪景色を見るなんて ・・・ まっ 貴重な体験を
したなって思うしかありません。
中世の頃のままの姿を今に残す旧市街地は いたるところが丁寧に修復されていて、その上に
これまたいい感じのモノクロのパネルが納められていました。 この地に住んでいたであろう
人々の素朴な表情に 心癒されるのでした。
限りある旅行日程を無駄にするまいと Vaison の街中をぐるぐると回り、
その中でも いつも立ち寄る本屋さんでは長い時間を費やし 一冊一冊吟味して ?
分厚い本を3冊も買い込んでしまいました。
それはそうと 今日は3月8日、夢歩の11才のBirthdayです。
プレゼントが見つからず Vaison からKYONS ニヨンまで出かけて行ったものの
結局これといったものがなく 明日を約束して納得させたのでした。
風香が“ケーキは私が買うね”とお姉さんらしいところを見せたので、主人はこれまた欲張って
自分のは ふたつ選んだのでした。