どこまでも広がる一面のラヴェンダー畑。
ゆっくりと流れる時の中で 蜜蜂たちだけは今を盛りに せっせとラヴェンダーの花から花へと
忙しく飛び回って “ 蜜 ” を集めています。
しばし 花たちに埋もれるようにかがみこむと 体中にラヴェンダーの香りが
染込むような 心地よさに包まれます。
7月の provence の最大の魅力です。
今年は 3月の provence だったので 味わうことのできなかった ・・ あの感覚。
日本で、ましてや 私の箱庭では 何株かのラヴェンダーで がまんするしかありません。
provence から大切に持って帰った種から育った花たち。 ドライとポプリにするために
毎日少しずつ摘んでいます。 部屋の中は 甘くやさしい香りであふれています。
そして、いつも 主人との合言葉は “ 行きたいねぇ provence・・・ ”
そんな provence の 香りのおすそわけを 風香の職場へ届けました。
娘の記憶の中にも しっかりと残る この香りを嗅いだ瞬間 “ あぁ provence だね お母さん ”
そう 小さな頃から毎年 毎年 provence へ・・・ 大人の都合で たいくつな思いだって
たくさんしただろうに やっぱり 娘たちにとっても 忘れえぬ思い出になっているのです。