気に入ったアンティーク Pine Desk をもとに デザイン制作のオーダーをして下さったのは
愛媛県の黒川さん。
私たちのH・Pを見てお電話してきてくれました。
まず、もとになるアンティークのコピーを送って頂き、黒川さんの希望もプラスして
デザイン画を仕上げました。
何度かの詳細の確認を済ませ、 いよいよ制作開始です。
Desk 天板は Historic Heart Pine を使用します。
名前の通り、この Pine には長い History があります。
アメリカ建国当時の駅や教会の柱や梁に使われていた
樹齢250年前後のサザンイエローパインなのです。
アメリカの歴史を見つめてきたパイン材を 大切に大切に取り出し、製材して はるか遠い日本の
我々のもとへ やって来たのです。
もうすでに板の状態で “ アンティーク ”
長い歳月で、パインといえど それは固くしまり
無着色でも アンティーク色になるのですから
すばらしいの一言です。
普通、カンナがけするとシュルシュルっと薄皮状に削られますが この用材はカンナにかけると
粉塵状態で削られてしまいます。 したがって加工が普段通りにはいかず、扱いが大変です。
湾曲を防ぐようにするための加工を見せています。
これからの作業も追って紹介していくつもりです。
愛媛まで運び 直接手渡しするまでのプロセスを、 皆さんにお知らせしたいと思っています。