フランス屈指の “美しい村” と 言われる Gordes ゴルドへは アヴィニョンから国道・N100を
通って行くのが一般的ですが
宿泊地がヴァントゥー山麓のブドワン(Bedoin) でしたので 県道D4を経由。
途中 セナンク修道院を先に訪れました。
フランス革命で 幸いにも被害を免れた ロマネスク芸術を代表する建物として有名な
大修道院です。
前面に広がるラヴェンダー畑が 簡素な建物の美しさを引きたてています。
現在も 祈りと労働だけという中世さながらの規則正しい修道生活が送られています。
セナンク修道院から 2km程の距離にある Gordes ゴルドは プロヴァンスの中でも
最も有名な “鷲の巣村” としても 知られています。
人気の別荘地で ハリウッドスターも別荘を持ちたがるほど魅力的な村です。
ピーター・メールの 「プロヴァンスの12ヶ月」 「プロヴァンスの贈り物」でも
しばしば登場しています。
プロヴァンスの田舎の中にあっても ここは ちょっと別格な感じがしてしまいます。
そして 私たちは ついつい もっと小さなひっそりとした村を求めて
走り回ってしまうのです。
ボロボロになった地図を握りしめて
思いがけない感動に 心踊らせることを期待しつつ ……………..