春一番を告げてくれた 黄モッコウが終り ロサ・キネンシス・アルバ がそれに続き白い可憐な花を
たくさんつけています。 バタースコッチは今年は蕾の数がいまひとつで 例年のようなボリュームが
ありません。 そのかわり グラミス・キャッスルと粉粧楼はちょっと強めの剪定が成功し、たくさんの
蕾と立派な花が咲いてくれました。
今年の新顔はレーヌ・ヴィクトリア。 去年植え込んだのですが、ひどいうどんこ病にやられてしまい
やむなく葉を落としたために ひとつの花も見ることができませんでした。
今年もすでに 若干うどんこ病が発生していますが、消毒のおかげであまり広がらず それはそれは
愛らしいカップ咲きの花がつきました。
それと、長女・風香がプレゼントしてくれたイングリシュローズのスウィート・ジュリエも 2月に枯れて
しまったロココの後に植え付けをし、すくすくと元気に成長し大きな蕾をつけまた。 バラ好きの母の
ために一緒に選んでくれました。 その想いがとてもうれしく、大切に育てなければ・と思っています。
ところで、春先にピエール・ド・ロンサールの脇に3階建ての鳥の巣箱を取り付けたのですが・・・
黄モッコウの枝に訪れていたシジュウカラが巣作りするといいねと、鳥好きの二女・夢歩のために
家具作りの合間に主人が作ってくれました。 ある朝、朝食をとりながらふと見ると何とスズメが
しきりにあたりを警戒しながらも巣箱の中へ入っていったではないですか。 それからというもの毎日
毎日 口になにかくわえてきては2羽でせっせと巣作りしている様子です。 シジュウカラではなかった
けれど ながめているといたずらなスズメでも何故かだんだんかわいく思えてくるから不思議です。
無事に子スズメが生まれて巣箱から顔を出すようになるまで、静かに見守るつもりでいます。