La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

忘れ形見

ひょんな事から 昔 家具をオーダーして下さった磯野さんの娘さんと
出会う機会がありました。
20年近く前 まだ 私たちが甲府駅ビルに Shop をしていた頃のお話です。
その駅ビルは 毎年10月の周年祭の折 ヨーロッパ各地をテーマに
様々なイベントをし その中に抽選で その年のテーマ都市への旅がプレゼントされる
企画がありました。
磯野さんは タイミング良くその期間に 私たちにオーダーを頂き
見事 Paris 旅行を当てられました。
当時 高校生だった娘さんも その時の事はよく覚えているそうです。
憧れの Paris への旅行を終えた後 楽しかったお話しを聞かせて頂いたのも
そんなに昔の事ではないような気がしてしまうのですが …………….

オーダー家具

本当に残念な事に
この家具を手にした数年後に お母さまが他界されてしまったそうです。

時は流れ

娘さんから あの時制作した家具の写真をお借りし見てみると
懐かしさと 今でも現役で家の中心にある家具に
何か こみ上げてくるものさえあるのも事実です。
娘さんにとって かけがえのない母親の忘れ形見になってしまいましたが
きっと お母さんの大好きであったろう数々の物たちでディスプレイされ
今も 尚 磯野さん宅の生活の一部に存在してくれています。

母から子へ

家具という物だけでなく その想いまでも
受け継いでいって欲しいなと思っています。
私たちの創った家具を 大切にして下さってありがとうございます。

日常のこと

夢に 向かって 歩む

11月15日  第65回 県高校英語暗唱弁論大会

THE 65th YAMANASHI SENIOR
HIGH SCHOOL ENGLISH RECITATION
AND SPEECH CONTEST

が 開催されました。

我が家の 次女 夢歩は
2年生 弁論の部に 韮崎高校の代表として 参加しました。
夏休み明けから 毎日毎日 ALT の NICK や
英語の先生たちの力を借りて 練習に明け暮れ ?

本番一週間前からは 英語の先生のはからいで 2年生のクラスを回り
大勢の前で 発表練習を積みました。
そして それぞれのクラスのひとりひとりから 応援の暖かいメッセージを受け取り
それを胸に 挑んだ本番当日。
度胸があるとは思っていたけれど 緊張した姿を見せることなく 壇上へ …………….

題名は  「 Passing the Baton of Our Forefathers 」
小さいころから 主人から聞かされていた 主人のお父さんの話。

海軍のパイロット時代の主人の父

16歳で 海軍のパイロット。
日本で 初めて出来た空母に1号機として着艦する名誉を受けました。
その後 士官として 特攻隊の 若い青年たちを 指揮し 幾度となく激戦地へ ・・・

この深い話を 5分間という限られた時間の中で
ましてや 英語で・・
親としては 心配ばかりでした。
静まり返った中で
発表が始まりました。

我が家の次女

娘に こんな 人を ひきつける表現力があったことに 素直に驚かされました。
親の欲目だけでなく 聞く人の気持ちを動かす話し方 感情表現 ・・
とても すばらしいと思いました。

結果は 3位でした。
応援してくれ 協力してくれた人たちに 心から感謝しています。
1位 2位の人たちも 確かに上手で 発音も素晴らしかったと思いましたが
心に感じるのは 娘の発表が一番だったと 今でも思っています。

我が家の次女とALTのNICK

受賞を 誰よりも喜んでくれた NICK

「 夢歩 」 その名のとおり
夢に 向かって 一歩ずつ 歩いていく姿を
見守っていってやりたいと つくづく感じました。

そして 来春には
県の “グローバル人材育成留学プログラム”に選出され
アメリカへ 留学が決定しています。

がんばれ 夢歩

日常のこと

愛媛 納品へ

駆け足で 兵庫・愛媛まで納品に行って来ました。

まずは 兵庫・加古川市のTさん宅へTVボードをお届けし
それから 四国・愛媛に向かいました。 四国へ車で渡る方法として
瀬戸大橋・明石大橋・しまなみ海道からとありますが
今回は迷わず「しまなみ海道」を選びました。
尾道から今治までを結ぶこの道は向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島と
六つの島を通り 四国へと渡る趣る海道です。

地図1

ここは 全長70kmのサイクリングロードにもなっていて 尾道~今治間を
早い人なら4~5時間で走破出来るらしいです。
機会があれば それぞれの島と景色を楽しみつつサイクリングもいいかなと
思わせてくれる とても素敵なところです。

明石大橋1

明石大橋2

あいにく どんよりとした天気でしたが涼やかな風を感じながら四国・今治に到着。
今治といえば 「今治タオル」
以前から気になっていたのですが 風合いが良く 洗ってもいつまでもフワフワ感が続きます。
娘たちに 今治タオルのおみやげを買い….  2番目の目的地 西条市の黒川宅へ

地図2

着いた早々に「お疲れでしょう」と
手作りのロールケーキでおもてなしして下さいました。
カフェボールラックを壁に取りつけながらも 話しに夢中になり
写真に納めるのも忘れてしまいました。
帰りには たわわに実を付けた甘夏の樹から
お母さまが 切り取ったばかりの大きな甘夏を
袋いっぱい持たせて下さいました。
本当に ありがとうございました。

私たちが 自分たちの創った家具を 自ら“お届け”し続けているのは
やはり 創り手と それを使ってくれる人の 心の部分の関係を結びたい。
そう思っているからです。
手をかけ 心を込め 仕上げていく想いは
それを 使って下さる方にお渡しするところまでしないと終わらないと思っています。
と 熱く語ってしまいましたが
帰りは せっかくだから 久しぶりに小豆島へ寄ってと考えていましたが
空はどんどん怪しくなり とうとう雨が降り出したので淡路島経由・明石大橋を渡り

明石大橋3

その後 どしゃ降りの中 山梨まで ず~~っと走りっぱなし……
いつもになく 疲れたことは言うまでもありません。
今回の走行距離は 1488kmでした。

日常のこと

あけまして おめでとう ございます。

年明け早々 誕生日を迎える私は
年々 あまり 嬉しくないお正月になってゆきます。

今年の誕生日に 高1の娘 夢歩が
久々の 手作りで コサージュを作って
プレゼントしてくれました。

コサージュ

ちょうど Sさん宅に植え込む バラの選定で 広げていた
ページの中の イングリッシュ ローズ 「グラハム トーマス」にも
似た クリームイエローの バラのコサージュです。

こそこそと 何やら怪しげな動きをしている娘を
不思議に思っていましたが
やっと 理由がわかり ホッとしました。
むずかしい年頃になってきた娘の

かわいい一面を見せられて
何だか 胸がキュンとしてしまいました。

2015年が いよいよ始まりました。

今年も 精一杯 前向きに
楽しんで 仕事に 取り組んでいこうと
思います。

日常のこと

九州まで 納品旅

およそ 2年ぶりの九州です。
前回は 親子4人で 長崎まで墓参りの旅でしたが
今回は 夫婦2人の 納品旅です。

まず 目指したのは 大阪箕面市 川村さん宅です。
玄関に置く 大きなシューズキャビネットなので 2人での搬入に少し不安があったのですが
この日 仕事だったご主人の代わりに お兄さんが待機していて下さり
4階までの階段を 汗びっしょりになって一緒に運び上げてくれました。

シューズキャビネット

小さな お子さんが3人の にぎやかな家庭ですから これだけ大きなシューズキャビネットも
きっと すぐに いっぱいになることでしょう。

大阪を離れ 一路 九州まで ひたすら車を走らせます。
これまで もう 何度この道を通ったことでしょう。 主人の故郷が長崎ということもあり
年に 1度ないし2度のペースで 走っているでしょうか ?
山梨から大阪まで 500kmもあるのに その先の山陽道ときたら
それはそれは 長い道のりです。 大阪・兵庫・岡山・広島・山口と5県にも
またがっているのですから 当然ですね。

高速道路1

高速道路2

高速道路3

高速道路4

車の運転が好きだからと 1人で黙々と運転する主人には 本当に脱帽です。

関門橋

そうこうしているうちに本州を離れ 関門橋を渡り 九州に入ります。

毎回のことなのですが
この九州道に入るといなや 最初のP.A.(吉志)で 主人は 恒例の“こぼう天うどん と いなり”を
食べます。 九州のうどんは 麺が丸く軟らかめなのが特徴? です。
これも 初めは驚いたのですが ごぼう天が 何と かき揚げではなく 棒状の短冊か
斜め切りになった 天ぷらなこと !!

吉志

こぼう天うどんといなり

にこにこと 満足気に平らげました。 娘たちに 今回の九州旅で お父さんが
何回 “うどん” を食べるか 数えてきてねと 言われたので 忘れないようカウントします。
それから 車に乗り込み 九州道から東九州道へ ・・・・

九州道から東九州道へ

福岡県と大分県の県境になる 豊前市(ぶぜん)の 平田さん宅へ 大きなTVボードと
ライティングビューローのお届けへ 向かいます。
目的地に近付くと 道の駅を発見。 早速立寄ることに…..。
駐車場は大混雑です。 どうにか車を停め 入ってみると
昼食時ということもあり 皆さん 何やらおいしそうに食べています。
見ると 大きな丼ぶりいっぱいの「アサリ汁」を あっちでも こっちでも ・・・・
アサリ好きの私には たまりません。
じゃぁ ここで昼食にしようと決まったのですが ほんの2時間前に食べたばかりの主人は
またも 「ごぼう天」の注文です。
待つ間に あっちの方で 何やら 買ったばかりフのフルーツをおいしそうにいただいている
夫婦を見ると 「いちじく」 でした。
フルーツ大好きな主人は 目を輝かせ うどんをペロリと平らげたあと
すぐに 「いちじく」 を買いに ・・・

アサリ汁とうどん

地域一帯が生産地だそうで国道沿いには 「いちじく」 だけを売っている店が数多くありました。

いちじく

新築の 平田さん宅のリビングは TVボードとビューローの到着を待ちかまえていたかのように
開けられていました。

平田さん宅

掃き出しのテラスから ご主人の手も借りて 幅3mものTVボードを運び込みました。
最終的な組み立て作業をするため 2時間ほどおじゃまさせて頂きました。

TVボード1

60~100インチサイズ対応に創られており 棚板は可動式でレイアウト自由です。

TVボード2

おいしいお茶をごちそうになり 平田さん宅を後にしました。

今回 せっかく 福岡まで行くのだからと  長崎へ足をのばし 墓参りをすることに
決めていたので このまま大分に入り 九州横断道で長崎へ向かいます。
大分と言えば 「唐揚げ」。 街道沿いには「唐揚げ」の看板が次々に出てきます。
肉が苦手な私には あまり魅力的ではないのですが ここでも しっかり 主人だけ
おいしい? 「唐揚げ」をゲットし アツアツをほおばりました。

チキンハウス

夜は 武雄温泉と決めていたので 佐賀に入ると一般道に出て 前回 お腹一杯で食べそびれた
海鮮風味たっぷりの「ちゃんぽん」を 入浴前にいただきました。

佐賀ラーメン

ここも 人気店です。

ちゃんぽん

翌日は 長崎・大村で 墓参りをし 長崎空港で “まぼろしの「五島うどん」” を買い込み
昼も 「ごぼう天うどん」を食べ 博多へ向かいました。

前回 唐津焼窯元を訪れた帰り 行きたかったけど時間が折り合わず 断念した “お店”
肉嫌いの私でも 唯一食べられるギョウザなので “鉄なべ”のそれを 是非食べさせたいと
言い続けていた主人。 リベンジで 訪れてみました。
この「鉄なべ」 博多で超有名店。 開店前から行列ができます。
それを予測して 早目に 店の場所を特定するため 店前に行くと 開店3時間前。

鉄なべ

偶然にも 店のお嫁さんが娘さんと 外出から戻ってきました。
「山梨から来たんですよ」と しばし立ち話をし 開店時間に合わせ 時間つぶしに博多駅へ。
さんざん歩いて お腹もいい具合にペコペコで
店へ向かうと すでに行列ができ始めていました。
開店と同時に店へ流れ込むと すぐに満席状態。 店内の壁一面に芸能人の写真が張られ
あらためて 超有名店なことに ビックリ。

ギョウザ

待望のギョウザは まさしく “ 鉄なべ ”の中で焼かれ そのままテーブルに運ばれて来ます。
小ぶりで 皮はパリパリ 中はもっちり。 ちょっと揚げギョウザにも似た感じがします。
小さいので 肉感も強くなく 2人で30個を軽く食べてしまいました。

おかみさんは サバサバとした パッと見た感じ こわそうな方でしたが
娘さんから 私たちのことを聞いていたらしく 忙しくしている最中にもかかわらず
あたたかく声をかけて頂き おみやげに「八女茶」まで持たせてくれました。

ツーショット

帰り際 店前のツーショットです。 中尾 アキラさんからプレゼントされた
お気に入りの オレンジ色の ねじねじTシャツを着て 「二日酔いなのよ」と言いながら
にこやかに 腕を組んでくる気さくさに 感激してしまいました。

次は 絶対 娘たちを連れて来ようと思ったのでした。

「 鉄なべ 」 http://www.tetsunabe.co.jp/

ちなみに 九州に入ってからの2日間で 主人が「こぼう天うどん」を食べたのは

5回でした。

走行距離 2500kmは大変です。

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