La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

心に残る provence の香り

ラヴェンダー畑1

どこまでも広がる一面のラヴェンダー畑。
ゆっくりと流れる時の中で 蜜蜂たちだけは今を盛りに せっせとラヴェンダーの花から花へと
忙しく飛び回って “ 蜜 ” を集めています。

ラヴェンダー畑2

ラヴェンダー畑3

ラヴェンダー畑4

しばし 花たちに埋もれるようにかがみこむと 体中にラヴェンダーの香りが
染込むような 心地よさに包まれます。
7月の provence の最大の魅力です。

今年は 3月の provence だったので 味わうことのできなかった ・・ あの感覚。
日本で、ましてや 私の箱庭では 何株かのラヴェンダーで がまんするしかありません。
provence から大切に持って帰った種から育った花たち。 ドライとポプリにするために
毎日少しずつ摘んでいます。 部屋の中は 甘くやさしい香りであふれています。
そして、いつも 主人との合言葉は “ 行きたいねぇ provence・・・ ”

そんな provence の 香りのおすそわけを 風香の職場へ届けました。

provenceの香りのおすそわけ

娘の記憶の中にも しっかりと残る この香りを嗅いだ瞬間 “ あぁ provence だね お母さん ”
そう 小さな頃から毎年 毎年 provence へ・・・   大人の都合で たいくつな思いだって
たくさんしただろうに やっぱり 娘たちにとっても 忘れえぬ思い出になっているのです。

日常のこと

バラ日記 ~2010~

我が家の庭に バラの季節が来たことを告げてくれる モッコウバラが咲き終わりました。
新しい品種も植え込んでいなかったため、「バラ日記」もお休みしょうと思っていました。 でも
このところ 過去のつたない「バラ日記」を見て下さっている方が多く、そんな方に背中を押され
書くことにしました。
この春 バラたちに起きた小さな うれしい変化を少しお話しします。

コーネリア

まずは コーネリア
試行錯誤した誘引の結果、今年は壁面全体を覆うように花がついています。
愛らしい アプリコットピンク色で 小さな花が房咲きになってボリュームがあります。

ロサ・キネンシス・アルバ

古株のモッコウの根元の方から誘引したロサ・キネンシス・アルバも 少し時期はずれたものの、
モッコウと一緒に咲くところを見ることができました。
咲きはじめに 中心がほんのり ピンクになり とてもかわいい花です。
ただ、花もちがよくないのがちょっと残念です。

ピエール・ドゥ・ロンサール1

ピエール・ドゥ・ロンサール2

鉢植えのピエール・ドゥ・ロンサールは 春先に 鉢を主人と2人で抱え 場所を移動させました。
今までなかった場所に花が咲き、とても新鮮です。 花が咲きはじめるのと同時に 太いシュートも
出てきました。 この冬は 古い花つきが悪くなった枝と交換できればと思います。

その他のバラ1

その他のバラたちも 次々と蕾が膨らみ咲きはじめています。

その他のバラ2

その他のバラ3

そんな中、娘 風香の職場である清里・清泉寮本館レストランにバラたちを持って行き
飾って頂きました。

グラミスキャッスルとラ・レーヌ・ヴィクトリアは アンティークのキャニスターに

グラミスキャッスルとラ・レーヌ・ヴィクトリア

ミニバラたちは小さなタグを付けテーブルの小さな花びんに生けて 庭で咲いている時とは
また違ったステージで 少し よそゆきの顔をしています。

ミニバラ
これからは 花がらつみや害虫駆除、新しいシュートの仮誘引と忙しくなります。
去年 さし木したラベンダーも 緑の葉が出て、やっと 根づいたのを知らせてくれています。
3月の provence 旅行で入手した種からも ポツポツと芽を出しているものもあり うれしい限りです。
発芽率は非常に低いのですが あきらめずに水やりをしてふやしたいと思っています。
日本にいながら provence を感じられるラベンダーは、私たちにとって欠かせない花です。

バラとの相性もとても良く、バラの根元を彩ってくれます。

ラベンダー

それと、今までになかったのが イチゴ。 畑にもたくさん植え込んであるのですが、何株かをプランター栽培しました。 鳥につつかれることなく まっ赤な実を付けています。
このところ我が家では2日に一度はボウル一杯のイチゴを頂いています。 ビタミンCをたっぷり
とって お肌もツルツル ?
来年はジャム作りに挑戦してみょうと思っています。

イチゴ

日常のこと

provence へ ・・・・・ ( 7 )

provence で 迎える最後の朝。 この地に 又 戻って来ることを心に誓い Hotelを出発。
ORANGE オランジュからA7に乗り込み 一路 コート・ダ・ジュールへ・・・

コート・ダ・ジュールへ1

コート・ダ・ジュールへ2

ナイトフライトなので ぎりぎりまで楽しむつもりで NICE 郊外の村を訪ねます。

看板

昼前にANTIBES-ESTで降り、マックを発見。 この旅初めてのマックランチです。
今回は日程も短く、マックがあるようなところに行かなかったため こども達は大喜びです。
ボリュームたっぷりのフリットも全部たいらげ 満足顔で BIOT に向かいます。
市街地はパスして 泡ガラスの工房だけに行きました。

泡ガラスの工房1

泡ガラスの工房2

泡ガラスの工房3

手持ち数の少なくなってしまった泡ガラスのコップを補充するため…… さっそく品選び。
色で迷います。 今までは ほんのりグリーンがかった ティュール色ばかりを使ってきましたが
ちょっと冒険して 少し濃いめの色に決めました。 風香はSaignonのHotelでのキャンドルの灯りに
すっかり魅せられ、この旅の中で一番高い買物になるキャンドルスタンドを購入。 さっさと
決めた私をひきとめ “ どの色がいい ? ” 長女 ゆえか 買物時の決断が遅い !!
“ こっちがいいよ ”と 私の声に背中を押され、やっと決定したのでした。

キャンドルスタンド

それから 次は St-Paul サン・ポールへ。

サン・ポール1

La poste

昨日 Vaisonで送りそびれた荷物を La poste で 日本へ発送してから 村の中を歩きました。
昔から、多くの芸術家の活動拠点になっていることもあり その雰囲気を醸し出しています。
シーズンオフなので 夏のように観光客もあまりなく、ゆっくり楽しむことが出来ました。

サン・ポール2

サン・ポール3

サン・ポール4

サン・ポール5

ペタンクをするおじさん

村の入り口の広場では おじさんたちが いつもペタンクをしています。

サン・ポール6

ここSt-Paul からNICEのコート・ダ・ジュール空港まで1時間位かな。 空港周辺はいつ行っても
工事中で、進入路に戸惑ってしまいます。 レンタカーのチェックインを済ませ、空港ロビーへ。

NICE 発  20:45  AF7709 に乗り込み paris へ
国際線に乗り継ぎ 成田到着は 17:00
滑走路を飛び立ち高度を上げながら旋回する時見える ほんのさっきまでいた村の街灯や家の灯
いつものことながら 胸がキュンと熱くなるのでした。

日常のこと

provence へ ・・・・・ ( 6 )

今日 火曜日はVaisonのMarchéの日です。
このHotelは会場になる広場の通りをはさんで向かい側という絶好のロケーションにあります。
ゆっくり朝食をとり、寒くないようにと日本から持ち込んだホッカイロを背中に貼り
準備万端整えて出かけます。

Marché1

Marché2

Marché3

Marché4

Marché5

Marché6

Marché7

Marché8

パエリア
パエリア

雪の後ということもあってか テントの数もちょっと少なめでしたが、地元の人たちの日常の中の
あれこれを垣間見るようなMarchéは本当に楽しいです。
いつも おいしい匂いにひきよせられてしまうチキンを売るお店。 さすがにチキンは丸ごとなので
遠慮して 必ず一緒に売られているポテトを買い込み 公園のベンチでアツアツをみんなで
ほおばりました。 鼻歌を歌いながら お兄さんが最後にポテトの上にふりかけたスパイスが
これまた絶妙で おいしいこと !!  食べる前に写真を撮るのも忘れ たいらげてしまいました。

ポテト

こうやってふり返ると、写真におさめておきたかった瞬間を とりのがしていることが多すぎて
残念でなりません。  Marchéをひと回りし………..  昨日閉まっていたレゾリヴァードで
気に入ったプリントのスカーフとポーチを買い、次は夢歩のBirthdayプレゼントの
たれ耳うさぎのぬいぐるみやら 他の雑貨店でもお買い物。

たれ耳うさぎのぬいぐるみ

いったん荷物を置きに Hotel へ戻り、今度は車で近くの建築資材店AUGIERへ・・・・
ここでは 今回の旅の目的のひとつでもある金具の買い付けです。 これは これから手掛ける
“ Porter Bonheur ”ポルテボヌールの shop に取り付ける予定のもの。
ドア用の取っ手や窓用の取っ手 etc  日本では欲しくても手に入らないものばかりです。
vollet の金具も忘れないように・・・・

金具1

金具2

それから、隣の園芸店でカヴァイヨンメロンとラヴェンダーの種を入手しました。
やっと目的を果たし、

陶芸の村 Dieulefit デュルフィーまでドライブです。

デュルフィー

ここはVaisonより もっと寒い…

Caféでコーヒ

たまらず Café に入りコーヒータイム。 ここは café を併設した shop になっており NYONSで
買いそびれたオリーブオイルを見つけ、今回は缶入りにしてみました。 その間に 主人は
ジャムびんをひとつ手に取り私のもとへ。 この旅行期間中 彼はジャムを3びんも買ったのです。
かわいい びんだから まぁ いいのですが・・  重い物ばかりで、帰りのスーツケースがちょっと
心配になりつつ 買いこむのでした。
さあ 明日は いよいよ帰りに向かいます。 Hotel にあふれかえっている荷物をパッキングする
ため、早目に戻りましょう。

日常のこと

provence へ ・・・・・ ( 5 )

ヴェゾンでの朝

Vaison ヴェゾンでのはじめての朝。 降り積もった雪を気にして主人は外へ様子を見に行きます。
この 南仏プロヴァンス地方に これだけの雪が降ったのは 20年ぶりのことだそうです。
パリなどの北部には降らず、南仏やスペイン国境でドカ雪となり、TVはマヒ状態を伝えるニュース
ばかり。 幹線は どうやら早くから除雪作業が進んでおり 大丈夫そうだ・・・ということで
朝食の後、pont Romainを渡り旧市街地を散策です。

旧市街地を散策1

旧市街地を散策2

旧市街地を散策3

とはいえ……雪の後。 足元に気をつけながら登っていきます。
途中、除雪作業中の人のよさそうな おじさんに“ 大丈夫 ? ”と声かけられましたが「大丈夫」と
答えたものの 靴の中は濡れていて大変でした。 頂上の12世紀の城跡まで やっとの思いで
たどり着きました。 provence まで来て こんな雪景色を見るなんて ・・・ まっ 貴重な体験を
したなって思うしかありません。

旧市街地を散策4

中世の頃のままの姿を今に残す旧市街地は いたるところが丁寧に修復されていて、その上に
これまたいい感じのモノクロのパネルが納められていました。 この地に住んでいたであろう
人々の素朴な表情に 心癒されるのでした。

モノクロのパネル1

モノクロのパネル2

モノクロのパネル3

旧市街地を散策5

旧市街地を散策6

旧市街地を散策7

旧市街地を散策8

限りある旅行日程を無駄にするまいと Vaison の街中をぐるぐると回り、
その中でも いつも立ち寄る本屋さんでは長い時間を費やし 一冊一冊吟味して ?
分厚い本を3冊も買い込んでしまいました。

旧市街地を散策9

それはそうと 今日は3月8日、夢歩の11才のBirthdayです。
プレゼントが見つからず Vaison からKYONS ニヨンまで出かけて行ったものの
結局これといったものがなく 明日を約束して納得させたのでした。
風香が“ケーキは私が買うね”とお姉さんらしいところを見せたので、主人はこれまた欲張って
自分のは ふたつ選んだのでした。

ケーキ

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