La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

おすすめの雑貨

petite maisons ( 3 )

Avignon・アヴィニヨン駅の 目の前の城壁に入り メインストリートを少し歩いた所で
この maisons たちとめぐり会いました。
shop の名前も覚えていないけれど 今までのものとは違う超リアルなアーティスティックな
maisons です。 大きさも少し大きめで 高さ17cm 幅10cmもあります。

petite maisons1

作りも 本物の壁材を吹き付けてあるような感じ。 壁材がはがれて 中の石積みが見えている
部分や 壁のひびまでがリアルに表現されています。
入口のドアやヴォレ( よろい戸)も古びた木のイメージが再現されています。
屋根も年月を経て歪み 瓦がミストラルで飛ばされないようにと 石を乗せてある様も
プロヴァンスの maisons そのものです。

petite maisons2

実は1階部分の 半開きになったヴォレはフランスからパッキングして持ち帰った祭
欠けてしまい 陶器用ボンドで修復してあります。
もうちょっと慎重にパッキングしておけばとの後悔も 今では思い出のひとつになっています。

裏には作者のサインも入っています。 偶然にも他のふたつも違う年に訪れた時
同じ作者のものを手にしていました。

petite maisons3

petite maisons4

普段はキャビネットの中で ブックエンドの役割を果たしてくれています。

petite maisons5

おすすめの雑貨

petite maisons (2)

レ・ボー・ド・プロヴァンス

今回の petite maisons たちは アロマ オイルをいれるための コルク栓が
ついているタイプです。

これは レ・ボー・ド・プロヴァンスという村で見つけたものです。

プティメゾン1

プティメゾン2

この村は アルルとサン・レミ・ド・プロヴァンスの間にあります。
かって レ・ボー家は その栄華をきわめ 中世南フランスで最強の勢力を誇りました。
250人ほどの住民がひっそり住む小さな村ですが プロヴァンスの大地にそびえたつ
白い岩山に築かれた城塞は 人を寄付けないようなたたずまいです。

ショップ

今ではカフェや shop も たくさんあり この petite maisons はサントン人形をあつかうshop で
見つけました。
ちょっと あらい作りですが ポテッとしていて 何とも魅力的です。 いい具合に古びていて
思わず手にしてしまいました。

たった 4コですが ひとつひとつが そこそこのボリューム感があります。
ダイニングの窓辺を 飾ってくれています。

おすすめの雑貨

petite maisons (1)

それは もう20年前の事。
初めての 南仏の旅は 10日間のツアー旅行でした。

南仏の街1

南仏の街2

南仏の街3

NICE 旧市街 サレヤ広場で行われる 朝市。 わずかな フリータイムの中で
ふらりと入った 土産物店の片隅に ホコリをかぶって置かれていた 小さな家々 ・・・
まさに provence の かわいいお家を そのまま ギュッと 小さくした感じです。
きっと 売れ残りだったのでしょう。 10数個しか ありません。 1個1個は 高価なものでは
なかったので あるだけ全部買ってきました。

プティメゾン1

プティメゾン村役場2

プティメゾン村役場3
MAIRIE (村役場)

プティメゾン郵便局1

プティメゾン郵便局2
postes (郵便局)

よぉく 見ると なかなか良く出来ていて、MAIRIE (村役場) の 階段や 壁につたう花たちにも
奥行きがあります。 postes (郵便局) だって こんなに可愛かったら、毎日だって 手紙を出しに
行きたくなります。
長い年月の中で 欠けてしまった所もありますが、初めての旅の 大切な 大切な 思い出に
なっています。

こんな petite maisons が わが家には そこかしこに 置かれていて、
シリーズで お見せして いこうと考えています。

今では もう 行く先々で 気に止めているけど 出会えない petite maisons ………..
St.paul に行けば「GAULT」の ツルピカの高価な maison は手に入るけれど、求めている物とは
ちょっと違うのです。

セントポール ゴー
St.paul ・GAULT

もっと 素朴で あたたかい provence の 太陽のような maison に 出会いたいなぁと
心から思います。

プティメゾン2

おすすめの雑貨

愛すべきホーローたち

雑貨

昔から雑貨が好きで 沢山の物たちとめぐり会ってきました。 中でも、私にフランス・ヨーロッパへの
想いをかきたてたのが 原宿の同潤会アパートの裏手の 小さな建物の地下にあった 「ラ・パレット」
だったなあと 今になって思います。 まだ見ぬヨーロッパに 知らずと心ひかれていたのでしょう。
蚤の市の一角の様な空間。 アンティークレースや小物たちに それまで味わったことのない憧れを
抱きました。 それから 自由ヶ丘の「TWICE」。 王由由さんがアフタヌーンティーを独立して 初めて
オープンしたお店です。 路地の奥まった場所に建つ 古びたアパートの2Fに 由由さんの世界が広
がっていました。 その頃のカントリーの先がけになった 「デポー39」との出会い。 ステンシルを
始めるきっかけになったアンティークショップです。 店内には アメリカ・ヨーロッパのアンティークが
所狭しと飾られていて月2回のクラスに通いながら いろんなアンティークに触れることができました。
時を経てきた物たちの存在感は私の中に確実に広がっていきました。

アンティークショップ

ソルグ1

ソルグ2

ある年、秋の Provence を訪れた時 リール・シュル・ラ・ソルグの 週末のアンティーク市で 白い
ホーローと出会いました。 入れ子式で6個揃っていて 状態も非常にいい・・・。 日本での値段を
おおよそ知っていたので おそるおそる値札をみると・・・  なんと日本円で1万円ほどの破格の安さ。
もちろん購入し、大切に抱えて帰ってきました。 それからというもの すっかりホーローの魅力に
はまってしまった私は、訪れる度に 少しずつ 気に入ったものだけを買い集め 今では部屋のいたる
場所に飾られています。

白いホーロー

黄色いホーロー

ソルグ村でいつも必ずチェックするホーロー屋さんは2件あって、イギリス人のマリーさんのshopと
あの白いホーローを買ったロナルドさんのshopです。 ロナルドさんのお店の方が私好みの物が多く 彼もそれを知っていて 訪れるたびに さりげなく何処からか 私の前に持ってきてくれるのです。

ロナルドさん

マリーさんのところは ちょっとハードな物もありですが ホーローのサインプレートなども扱っていて
魅力的です。

マリーさん

日本でもホーロー製品がたくさん発売されています。 アンティークのレプリカもあって それはそれで
かわいいのですが 購入する気には なかなかなれません。 年月を経てきたものに やはり心動かされてしまうのです。 それを大切に使っていたであろう人にまで 想いは馳せていきます。

ホーロー製品

おすすめの雑貨

オリジナル ステンシルフレーム

私がお気に入りとして使っている雑貨や、最新のオリジナル小物、アンティークホーロー、ブロカントと…HEART&HOMEスタイルでお知らせします。
●オリジナル ステンシルフレーム

オリジナルのステンシルフレーム

フランスの壁材に、オークルで古っぽくしみ感を出し、その上にラベンダーをステンシルしました。
フレーム部は、ハートパインの製材時についた、のこ刃の跡をそのまま残しペイントしました。
大きめサイズなので壁にかけた時、迫力があります。