La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

フレンチテイストのダイニングチェアー

ダイニングチェアー パーツ

ダイニングテーブルに合わせてイス6脚の制作です。
いつものことで 図面などは無く感覚だけで全てのパーツを創っています。
丸棒の削りだけでも大変な数。 中央部が膨らんでいるように仕上げています。

先に全体のサイズを設定して 各部材の制作にかかります。
長さ・深さ・太さを計算していますので パーツが揃ってしまえば一気に組立て。
ペイント仕上げの場合 このパーツの段階で下塗りをしておくと 組立て後の塗りが
きれいに仕上がります。

ダイニングチェアー1

ダイニングチェアー2

ダイニングチェアー3

要所をハタガネで固定しながら接着。 寸法通りに準備されているので
組立てれば完成状態です。

ダイニングチェアー4

世界にたったひとつの家具

楽天イーグルス 則本昴大投手へのプレゼント

東北 仙台まで お届けに行って来ました。

仙台 高速1

今回の依頼主は 広島カープから MLB ロスアンゼルス・ドジャースに移籍した前田健太投手です。
前田宅には何度か家具制作をしています。
遠くアメリカから 「出産祝いに ベビーチェストを制作してほしい」とメールが来ました。
プレゼントする相手は 楽天イーグルスのエース 則本昴大投手です。
私たちの 忙しさゆえ 随分とお待たせしてしまいました。

ベビーチェスト1

ベビーチェスト2

ベビーチェスト3

ベビーチェスト4

ベビーチェスト5

ベビーチェスト6

ベビーチェスト部品

ベビーチェスト7

ベビーチェスト8

ベビーチェストと言いながら この風格です。 フレンチホワイトオークを使っています。
高さ・幅共に 1000ミリと スタンダードなチェスト並み。
奥様のご希望により 木目を生かしたステイン仕上げで 重厚感がアップしています。

仙台 高速2

我が家の長女・風香も休暇をとり ワクワクしながら親子3人で仙台へ向かいました。
お届けに仙台を訪れるのは5回目になります。 5年前 震災直後に訪れた時は
高速道路も 周りの景色も 震災の傷跡が深く残された状態で 胸が苦しくなったことが
鮮明に思い出されます。

松島の風景

のどかに見える“松島”の風景。

復興が進んでいるようにも見えるのですが 特に港界隈では大掛かりな工事が行われており
もう少し時間がかかりそうです。

この日は 地元仙台で試合があるため 昼過ぎには家を出るということでしたので
午前10時頃 お届けに伺いました。
お2人とも笑顔で迎えて下さり 玄関から所定の位置までは則本投手自ら手伝ってくれました。

則本投手

「我が家で一番立派な家具だね」と言って チェストの写真を早速 アメリカの前田健太氏に
送ると言っていました。

愛娘の Kちゃんも すでに5ヶ月 …….  自分の孫のように抱っこさせてもらいましたが
ずっしりと重く さすが 体格のいいお父さんの子だなと感じました。
お父さん似で ぐずることもなくニコニコと 愛想良く抱っこされてくれました。

則本投手ご家族

お茶を頂きながら 楽しいお話しに花が咲き 気がつけば もうお昼近く。

出発前から「当日の楽天とオリックスの試合観戦チケットを用意しておきます」と
嬉しいサプライズ。 お言葉に甘え 家族3人で観戦させて頂きました。

楽天とオリックスの試合観戦1

楽天とオリックスの試合観戦2

則本投手
則本投手

楽天とオリックスの試合観戦3

全ての野球選手が憧れる エースとして その存在を体現し続けている素晴らしさ。
私たちには想像も出来ないくらいの努力の積み重ねがあるのでしょう。
そして それを しっかりと支える奥様の存在を見た時 本当にお似合いの2人だと思いました。

将来は メジャー ?  等という下世話な質問に 照れながら首をかしげていた則本投手ですが
夢は大きく…..   かなえて欲しいと願っています。

又 お会いできることを楽しみにしています。

世界にたったひとつの家具

フレンチデザインの いろいろ

制作物1

いろんなデザインの制作物を同時に創っています。 あくまでもおおまかなラフデザインで
取りかかるのですが 妥協はありません。 途中新たなイメージが生じたことで
多くの時間を費やすこともたびたびで その結果 完成予定がずれ込んでしまい
待っている方に申し訳ない気持ちでいっぱいの連続です。

制作物2

制作物3

制作物4

制作物5

制作物6

制作物7

制作物8

制作物9

制作物10

制作物11

制作物12

制作物13

制作物14

制作物15

まだまだ沢山の制作物が控えています。

世界にたったひとつの家具

フレンチスタイル コーディネイトの家作り

愛知県のK宅が いよいよ完成を迎えます。
新築工事と同時進行で ハウスメーカーのスケジュールに合わせて
私たちも 制作作業を進めます。
山梨と愛知という距離を埋めるためには 完璧な準備が必要でした。
道具ひとつ ネジひとつ 忘れただけで作業はストップしてしまいます。

愛知県のお宅

創った家具を 指定された場所に置くというスタイルではなく
作りつけの家具のように 決められたスペースに “ぴったり”と
収めなければならず たくさんの工夫をして 2m以上の幅と高さのある
家具たちを ジグソーパズルのように さまざまなパーツを組み合わせ
出来上がってしまえば 全てが一体となってひとつの家具に ……………。

化粧洗面キャビネット1

化粧洗面キャビネット2

化粧洗面キャビネット3

中でも 化粧洗面キャビネットは 天板を オーダーの人工大理石と
一体型の洗面ボウルにしたため これが ぴったり両壁の間に収まるかどうか
直前までドキドキでした。
ライトも 家具の一部となり 出来上がってしまえば バラバラだったパーツが
計算通りに 収まるべきところへ収まって
イメージ通りの 家具になりました。

化粧洗面キャビネット4

化粧洗面キャビネット5

化粧洗面キャビネット6

ダイニングスペースの家具1

ダイニングスペースの家具2

立ち会って下さった奥様も 全てバラバラの状態で運び込まれる物たちが
最後に このような形になるとわかっていても 少々不安だったことでしょう。

後は ダイニング スペースの家具たちが残っていますが
こちらは それぞれ単独の家具になるので 後日お届けします。

世界にたったひとつの家具

モールディングの お話し

私たちの 制作する家具には
ほとんどの場合 家具の天板部分には
モールディングを施します。

ことに フレンチスタイルの家具には欠くことのできない
装飾になっているモールディングですが
これひとつとっても オリジナル性を高めるため
全て手作業で創っています。

モールディング1

モールディング2

モールディング3

モールディング4

とても手間のかかる作業ですが 家具の仕上がりに大きな付加価値をもたらす
この作業は 欠くことのできないものになっています。

パリやプロヴァンスでの アンティークshopめぐり
ふらっと 立ち寄ったカフェや 宿泊した小さなホテルに さりげなく置かれていた
さまざまな家具を目にしてきました。
たくさんの 心の引出しに収められているイメージを
つなぎ合わせたり ヒントを得たりしながら 新しいデザインを創り出します。
物創りをする上で イメージを膨らませる事がどれだけ柔軟に出来るかで
デザインの良し悪しに直結するものだと感じています。
自分の為にデザインされた家具が お客様に その仕上がりを大きく期待されるものに
出来るかどうか…..
そして それで 期待以上のものに完成させるために
この モールディングひとつにも 手をぬけないのです。

デザイン画

制作物

たくさんの仕事を抱え フル稼働の毎日ですが ひとつひとつ 積み重ねています。

みなさん 大きな心で 待っていて下さ~い。 

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