少しの時間も無駄に出来ない状態です。
工房の中には 15・6種類の家具の部材・用材が次々と準備されています。
同じようなパーツばかりで そのうちわからなくなりそうです。
少しの時間も無駄に出来ない状態です。
工房の中には 15・6種類の家具の部材・用材が次々と準備されています。
同じようなパーツばかりで そのうちわからなくなりそうです。
朝早くから 夜遅くまで 頑張っています。
せめて 進捗状況を画像だけでも …………………..
今日も早くから 頑張っていま~す。
ブログアップまでに 随分と時間がかかってしまいました。
少しだけニュアンスを変えた フレンチスタイルのワードローブ 2台が完成しました。
娘さん達が使うワードローブというお話でしたが
“ ずっと 使い続けてもらいたい ” そんな観点から あえて小さなサイズのものでなく
大人サイズで創らせて頂きました。
親から 愛娘たちへ
想いをこめた 最高のプレゼントになると
思っています。
そんな中でも …… まだ 身長も高くない
服のサイズだって 小さいであろう事も ふまえ
洋服をかける バーの下に その世代に合わせて
棚の位置を調節できるようにしています。
そうする事で 小さな洋服をかける時は
棚を上部にもってきて
空いたスペースに 他の衣類を収納する事が
可能になります。
極端に言ってしまえば ワードローブとしてではなく
大きな収納棚として使うこともできるわけです。
依頼された物を ただ創るだけではなく
いろんな 角度 視点からイメージし 提案する事が
私たちの 大きな喜びになっています。
それを 理解し
待って下さっている方に 感謝しています。
制作中のクローゼット2台のモールディングは同じデザインにせず 全く違う創りに
チャレンジしています。
イメージに描いたデザインを形にしていくのは時間がかかってしまいます。
まず完成像があり それから逆算するかのようにして取りかかります。
サイズバランスとか諸々の具合等 常に正しい判断を求められながらの手作業です。
2m前後の長尺を手作業で整えていきます。 いくら慣れているとはいえ これだけで
仕上がるまで丸2日は要します。 とても根気のいる地味な作業です。
巷では 既製品で済ませているものが普通にありますが ここでは描いたデザインに合わせ
創ることが“ 全て ” だとしています。 流れ作業とかコピーではなく 依頼して下さった方の為に
創ることが大切な事です。
引出しの前面部です。
現在 ペイント作業中。 もうすぐ完成します。
12月から1月にかけ
ずっと 頭を悩ませ 資料をひっくり返し
何枚ものデザインを仕上げたのは
愛知県 安城市の 小林さん宅から依頼された家具の数々です。
最初のきっかけは かねてから私たちの創る家具が “ 大好き ” だったとおっしゃる
奥様からの「お問い合わせ」でした。
マイホーム新築と同時に リビングのTVボード 窓を取り囲む形のベンチがある
ウォールキャビネット等を創って欲しいということでした。
メールでやりとりするだけではもの足りないアナログ世代の主人は
とりあえず 詳しいお話しをと お電話。
ほとんどの ご家庭では奥様とだけのやり取りで話が進んで行くのですが
ご主人も 私はよく分からないと言いつつも 私たちのブログを丁寧に
目を通して下さった上で リビング・ダイニング それに化粧洗面キャビネットまでと
話が進んで行きました。
家の図面から 自分たちの希望する形やら 本当にわかりやすく驚くほど丁寧に
送って頂きました。
その中で お2人の家作りへの想いや希望まで感じ取れる内容で
私たちも それに応えるべくイメージを膨らませながらデザインしました。
そして 先日 これらのデザインを抱え 小林さんご夫婦に会いに伺いました。
かわいらしい奥様と 細かな心配りのできる素敵なご主人とで
お似合いのカップルだなぁ などと勝手に思ってしまいました。
私たちの話に素直に耳を傾け 受け入れて頂き 同時にお2人の希望も
直接お聞きすることが出来ました。
細かな修正を加えながら いよいよ制作に入ります。
イギリス・フランスへの金具の発注やら 洗面ボウル・水洗金具・給排水金具等も
すみやかに手配しなければなりません。
お2人の家具に対する期待も さぞ大きいことでしょう。
時間をかけてきた家作り計画なだけに 私たちの役目は重大です。
HEART&HOMEさんが考える “ 自分たちのための家具 ” を見てみたいと
心から思って下さっているその姿は 物作りをする者にとってこの上ない喜びです。
そして今は ただ 自分たちの感性を信じ 積み上げてきた何ものにも代えがたい経験を
最大限に生かして ひたすら創り上げていきたいと思っています。
家の中の さまざまなシーンに 私たちの創る家具が置かれ
その フレンチ コーディネイトされた空間で小林さん達の暮らしが始まるのです。
私たちも 何だかワクワクしています。