La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

ラ・メゾン・プロヴァンサル

ラ・メゾン・プロヴァンサル1

大きく育った オリーヴの木の前を通り そのお住まいに一歩足を踏み入れた瞬間
なつかしい プロヴァンスのお友達の家に おじゃましたような 感覚をおぼえました。

そこは まさに プロヴァンス スタイルの世界が 広がっていました。

ラ・メゾン・プロヴァンサル2

ラ・メゾン・プロヴァンサル3

ラ・メゾン・プロヴァンサル4

プロヴァンスプリントの カーテンとテーブルクロスはお揃いで
カウンター下のイスにも プロヴァンスプリントが張られていました。
壁には ホーローのフォンテーヌ。 トルソーにはオリーヴがからんでいます。
何より 壁に飾られていた “ せみ ” が プロヴァンス通を物語っていました。

もう プロヴァンス大好きの私たちは 納品そこそこに プロヴァンスの話で
長い長い時を過ごしてしまいました。
日本で こんなにプロヴァンスにこだわったインテリアのお宅に お邪魔したことがなかったので
本当に 勝手ながら親近感を抱いてしまいました。 まるで 古くからの友人のように・・・・

肝心の 納品家具たちは …….と いえば
キッチンに並んだカップボードと収納棚も
以前から そこに あったかのように しっくりなじみ
カウンター下のキャビネットも 私たちの心配をよそに スーッと カウンターの下へ
滑り込んでくれました。  ヤレヤレです。

ラ・メゾン・プロヴァンサル5

ラ・メゾン・プロヴァンサル6

帰りには また 宿題を持ち帰って来たので
次に 会う約束を交わしてきたも同然ですから ・・・
萩島夫妻に また会えるのが 今から楽しみです。

世界にたったひとつの家具

夢をかなえる キッチンキャビネット

キッチン家電の 収納をどうにかしたい ・・・
そう思っている方は 多いはずです。
板橋区の廣田さんに届けた家具は そんな悩みを解決し、プラスアルファぐらい
かわいく出来上がりました。

キッチンキャビネット

お住まいも 新築マンションを素敵に フレンチスタイルにアレンジしています。
生後4ヶ月の赤ちゃんをもつママですが とってもキュートなかわいい女性です。

私たちの頭を悩ませたルンバ基地も どうにかスムーズに収まり ひと安心です。
フレンチブログ “ with peco ”も書いている 廣田さんです。 ぜひ いちど訪ねてみて下さい。

まだ 次のあれこれを考えて下さっているようなので
また近いうちに お目にかかれるかなぁと 思っています。

世界にたったひとつの家具

5台 同時制作 ・・・ その後

ただでさえ 広くないアトリエ内は 制作中の5台が ひしめきあうように並んで それぞれが
仕上げを 今か今かと待っています。
こちらを手がければ もう あちこちから催促の声が聞こえてくるようです。
ペイントも 1度塗って 乾いたらサンディング。
再びペイント。 そしてサンディングと 手間がかかります。
仕上げに入ると なかなか作業が進みません。
微調整しながらの 扉の取り付けや 金具選び ・・・  めまぐるしく1日が過ぎてゆきます。
夜は夜で 別のデザインを考えなくてはなりません。 ( 6台分かな? )
それこそ 猫の手も借りたいくらい ・・・
あいにく我が家に猫はおらず、2匹の愛犬が 邪魔するくらいでしょうか ?

確実に 完成に近づいてはいるのですが まだ、もう少し時間がかかりそうです。

カットの様子

組立てた後 カットするのは とても大胆な事ですが、 全体のバランスを見てカットラインを
決める方が より適切だと考えています。

カット後1

カット後2

制作中の家具1

制作中の家具2

制作中の家具3

世界にたったひとつの家具

5台 同時制作

ほぼ 同時期に ご注文頂いた家具 5台分を 部材準備から 同時進行で制作しています。
まったく違ったタイプの家具だと そううまくいかないのですが、今回はキャビネット タイプの
バリエーションなので 比較的スムーズに作業できています。
埼玉の萩島さんと 板橋区の廣田さんは、キッチン家電の収納キャビネット・・等々。
吉祥寺の高倉さんは お子様のランドセルや学用品を収納するためのキャビネットの依頼です。

デザイン画

キッチン家電は 放熱や蒸気などの問題もあり、みなさん 収納キャビネットに悩むところです。
でも、 その中でも おしゃれなキャビネットで それらしくコーディネイトしたいという思いは
強くもっていらして その想いを どうにか形にしょうと ・・ デザインしました。

制作の様子1

制作の様子2

制作の様子3

一方 ランドセル収納も・・ 初めての制作になりますが、いくら 素敵なインテリアでも
ランドセルって ・・・   わかります。
インテリアに 違和感を与えず、さりげなく 収納してしまいましょう。
外見からは それとわからず インテリアに溶け込んで
それが お部屋の雰囲気を より盛り上げるものであれば 理想的だと思います。

制作の様子4

制作の様子5

アトリエには それぞれのデザイン画が “めずらしく” きれいに貼りつけられており、
主人の気合も 伝わってきます。

早いものは ペイント作業が始まるものもあり、私の出番も多くなってきます。
箱庭の バラたちを気にしつつも  作業頑張ります。

世界にたったひとつの家具

PONDEROSA PINE

年明けに発注していた 用材・ポンデロサパインが 通関し、到着しました。
北米・オレゴンからのシッピングです。
アメリカでは最も蓄積量の豊富な針葉樹のひとつでもあり
樹高40m以上、直径2m以上になる木もあるほどの大高・大径木です。
このため材には幅広材や無欠点(節無)の長材になっていて 圧巻です。

ポンデロサパイン1

長さ 5m、幅 40/60cmの用材ですが 作業に入ると もったいないな と 思いつつ 切り刻んで
しまうのですから ・・・

ポンデロサパイン2

今でこそ ルートを確立できていますが、グレードの高い材を確実に送ってもらえるまでの関係を
築くのには 随分時間を要しました。 一般市場には無く、見かけることもありませんので
とても貴重ですよ !

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