La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

憧れの ROSE GARDEN へ

カイロ&オーガニックサロンの看板作りをさせて頂いたのは もう1年前。
プロヴァンス風の看板に合わせて 隣の敷地との境の全長約50mのなだらかな坂に沿って
低めのアイアンフェンスを作っています。

アイアンフェンス

ほぼ完成に近づき、あとはブロック部に石灰石モルタルを塗っていきます。
看板作りの時から イメージカラーは “ オリーブイエロー ”

同時進行しているガーデンスペースにもつるバラを絡ませるアイアントレリスを作りました。

アイアントレリス1

アイアントレリス2

ガーデンはバラを中心に、香りを楽しむ庭を目指します。

バラ1

バラ2

オールドローズとイングリッシュローズの中でも 特に香りの良い品種を選びました。

花1

花2

日に日に気温も上がり、暖かな日差しが穏やかな気持ちにさせてくれます。

世界にたったひとつの家具

春待つ庭へ

オーガニック サロンの入口にテラスを創りました。

テラス

コーナー

コーナーは低めの壁を作り 少しだけ囲い込むデザインです。 サンドストーンを乗せた部分は
ちょっとひと休みと 腰をおろせる高さにしています。 ここにはテーブルとイスもセットして
穏やかな天気の日にはサロンのお客様にお茶を召し上がって頂くスペースに・・・

ガーデン1

ガーデン2

ガーデン3

テラスから続くガーデンはテラスと同系色のレンガで縁取ります。
バラが好き  花が好き
そんな私に オーナーさんから植栽も任せて下さると うれしいお話を頂きました。

それからというもの、
我が家のテーブルの上にはバラや草花の本が山のように積み上げられています。
毎日 毎日、  あのバラがいいかしら・・・  このバラは このスペースに・・・
そして 宿根草と一年草はどう組み合わせようかと考えています。

レンガの縁取りが終わったら土作りをします。 その後で植え込みをする予定です。
それまでには全体のコーディネイトを決定しなければなりません。
イメージを 膨らませて・・・
あれこれ アイデアを書きとめ まとめていく作業に追われています。

世界にたったひとつの家具

夢の庭作りへ

アプローチ

ジグソーパズルのように乱形石を敷きつめた幅たっぷりのアプローチは
ハンドメイドのアイアン扉を通って玄関まで続いています。

アイアン扉1

アイアン扉2

アイアン扉3

普段の家具制作と勝手が違い 鉄を切断したり曲げたりした後、溶接で形を作り上げます。
ハンドルはフランスで買ったものですが これを金属のボックスの中に納めるのですから
とても大変な作業です。
コンクリート壁にあらかじめ取り付けていたヒンジの受け軸に出来あがった扉を差し込みます。
右側も可動式になっており、左右の壁に付けたヒンジの位置とアイアンの扉の仕上がりに
この上ない精度を要します。 心配していた歪みもなく「カチッ」と収まりました。

駐輪プース
駐輪プース

ゲート
ゲート

石のベンチ1
プロヴァンス地方で必ず見かける「石のベンチ」

工事を始めるにあたり最初に作ったのは このベンチを作るための型枠作り。 鉄筋を形に合わせ
組込み準備。 いろんな作業でセメントを使い毎回少しずつ残り処分に困るのですが、その残った
セメントを「型枠」の中に捨てるようにしていて(?) 工事最終段階で作り上げました。
仕上げは石灰石モルタルで「石っぽく」造作しました。 重さ200kgはあるでしょう。

石のベンチ2

今はまだ土がむきだしになっている部分にも 来春には芝で一面グリーンになることでしょう。
そうです お庭作りはこれから・・・。
木を植え 草花を育て、大事に大事に手をかけていってあげてこそ 今回の小屋やフェンスや
フォンテーヌが生かされるのだと思います。
あの木はどうかしら?
あの花を植えようか? と
夢いっぱいに語っていた奥様。
少しずつ 少しずつ  ・・らしいお庭作りをしていって下さい。
しばらくしたら またおじゃまして拝見させて頂きたいと思っています。
工事期間中、たくさんのお心使いを頂き感謝しています。

世界にたったひとつの家具

アイアンフェンスで縁取り

南仏スタイルの物置小屋を中心にて レイアウトに合わせアイアンフェンスの取り付け作業です。
曲げ加工溶接した1800ミリスパンのパネルにしたものを木枠に設置し コンクリートの支柱を
作りながら固定していきます。 総延長48m

アイアンフェンスの取り付け作業1

フェンスはチョコレートブラック

フェンスのカラーは チョコレートブラックでちょっと落ち着いたイメージに仕上げました。
壁面は仏産の石灰石モルタルでラフに施工しています。

玄関と駐車スペースに敷きつめる石

玄関へのアプローチと駐車スペースに敷きつめる予定の石たちもドーンと10t車で届きました。

4台分の駐車スペースを作るために3日間かけて地面を削る作業です。 18m幅6mの奥行きで
5度の勾配をつけています。 まあ、頻繁にやる仕事でないことは確かです。
その後、諸々の下準備作業があり いよいよデザインに基づいて石をひとつひとつ並べていく
作業です。 その数4,000個。 置いてはハンマーの柄を使い5~6回はゴンゴンと叩きます。
「いったい誰がこんなデザインをしたんだよー」って叫びつつ・・・

石を並べていく1

石を並べていく2

ぜ~んぶ手作業だけで仕上げました。 見えない部分にあと2面あります。

世界にたったひとつの家具

プロヴァンス スタイルの物置き小屋 (2)

小屋のまわりには石調タイル (イタリア製で駐車場に使用出来るような強度を持つ) を敷きつめて
パティオのように仕上げています。

石調タイル

フォンティーヌ

そして その前には小さな家庭菜園を楽しめるスペースと、家の横にポツンとついていた味気ない
立水栓を取り去り フォンティーヌを作りました。 2本の鉄棒はジョーロを置くためのもので
排水枡は のちに必ず役に立つ物として勝手に作っています。 ただ単に頼まれたことだけを
するのではなく、「こうすればもっといい感じになる」と積極的に取り入れていきます。

ブルーグリーンの扉

扉は明るいブルーグリーン。 丁番は手作りです。

取っ手の金具

少女型の金具1

取っ手と窓のvolet・ヴォレーを止める金具もフランス製です。 volet はダミーですが この金具を
つけることが 小さなこだわりです。 よく見ると帽子をかぶった少女を型どっています。
この少女がおじぎすると volet を閉められるようになっています。

少女型の金具2

1 33 34 35 44