北斗市の 植松自然医療センターの大きな看板です。
イメージを形にする作業は本当に楽しかったです。 概念にとらわれることなく、看板らしからぬ
看板になりました。
そう、 何度も 何度も 訪れた provence の家並み ・・・ まさに それを再現しました。
ブロックをWで一段一段積み上げるのは とても大変だったけど 仕上がりのイメージを大事に
しながら地道にコツコツ ・・ 高さ2m60cmまで ( 幅 / 3m80cm)
瓦だって provence style です。
そして 一番楽しみにしていた壁塗り ・・・・・
フランスの石灰石モルタル。 塗りの風合いは我が夫ながら さすがの出来栄えです。
右上部の露出した鉄筋は「壁」が壊れているといったイメージを遊びで見せています。
パステルオリーブに塗った VOLET ( よろい戸) にサインを取り付け 予定の場所に納め、
離れた場所からしばし眺め “ ああ ステキ ” と ひとり感激です。
VOLET の上には 陶芸作家とアイアン作家のコラボで出来た ちょっと小さめのかわいい外灯。
VOLET はダミーですが、立派に丁番と取手もついています。
この金具、実は provence で買い付け スーツケースに入れて持ち帰った思い出の品です。
防腐処理された板厚40mmの用材を使っています。 トタン板で切り口をカバーすることによって
耐久性が格段に違ってきますが それもデザインとして手をかけています。
リアルに造られた それは 今にも開きそうです。
VOLET の向こう側に 何が あるのでしょう ?
私たちの 遊び心と 感性を まるごと受け入れて下さった 植松さんファミリーに感謝します。