La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

EZE ~エズ~

鷲の巣村

NICEから車で3・40分位の場所にあるこの村は コート・ダジュールの “鷲の巣村” です。
中世にサラセン人の攻撃を防ぐため 切り立つ岩山に隠れるように作られています。
村の高台の熱帯庭園からは 晴れた日にはコルシカ島まで見ることができます。

ニーチェの道

シャトー・エザ

ニーチェが「ツァラトゥストラかく語りき」のインスピレーションを受けたのが村へ続く山道です。
今では “ニーチェの道” と呼ばれています。
ここには有名なシャトーホテルが2つあります。
そのひとつ“シャトー・エザ”は村へ車が入れないため 入口にはロバが待機していて
荷物を運んでくれます。
このホテルの眺めの素晴らしいテラスで コーヒーをいただくだけでも いい気分を味わえます。
ここから見下ろす地中海はまさにコート・ダジュール ~ 紺碧海岸 ~ の言葉そのものです。

シャトー・エザの眺め

村に入ると 芸術家たちのアトリエやショップが軒を連ねていて 歩きながら気になるショップに
立ち寄るのも楽しみのひとつです。

EZE村1

EZE村2

ここEZE村はニースから近いとあって 観光スポットの一つになっていますが
オシャレなところが 感覚を刺激します。

EZE村3

日常のこと

バラ日記 ~2009~

ロサ・キネンシス・アルバ

春一番を告げてくれた 黄モッコウが終り ロサ・キネンシス・アルバ がそれに続き白い可憐な花を
たくさんつけています。 バタースコッチは今年は蕾の数がいまひとつで 例年のようなボリュームが
ありません。 そのかわり グラミス・キャッスルと粉粧楼はちょっと強めの剪定が成功し、たくさんの
蕾と立派な花が咲いてくれました。
今年の新顔はレーヌ・ヴィクトリア。 去年植え込んだのですが、ひどいうどんこ病にやられてしまい
やむなく葉を落としたために ひとつの花も見ることができませんでした。
今年もすでに 若干うどんこ病が発生していますが、消毒のおかげであまり広がらず それはそれは
愛らしいカップ咲きの花がつきました。

粉粧楼

レーヌ・ヴィクトリア

バタースコッチ

それと、長女・風香がプレゼントしてくれたイングリシュローズのスウィート・ジュリエも 2月に枯れて
しまったロココの後に植え付けをし、すくすくと元気に成長し大きな蕾をつけまた。 バラ好きの母の
ために一緒に選んでくれました。 その想いがとてもうれしく、大切に育てなければ・と思っています。

バラ

ところで、春先にピエール・ド・ロンサールの脇に3階建ての鳥の巣箱を取り付けたのですが・・・
黄モッコウの枝に訪れていたシジュウカラが巣作りするといいねと、鳥好きの二女・夢歩のために
家具作りの合間に主人が作ってくれました。 ある朝、朝食をとりながらふと見ると何とスズメが
しきりにあたりを警戒しながらも巣箱の中へ入っていったではないですか。 それからというもの毎日
毎日 口になにかくわえてきては2羽でせっせと巣作りしている様子です。 シジュウカラではなかった
けれど ながめているといたずらなスズメでも何故かだんだんかわいく思えてくるから不思議です。
無事に子スズメが生まれて巣箱から顔を出すようになるまで、静かに見守るつもりでいます。

巣箱

世界にたったひとつの家具

ツートーンカラーのダイニング

イメージは淡い淡いブルーグレー。
あのROUXさん宅のリビングに置いてあったキャビネット ・・・
古い家具に塗られていたその色は 私の中で いつか使ってみたい色のひとつでした。

イス

シンプルなフレンチデザイン。 ですが 細部は手の込んだ作りをしています。
その雰囲気をこわさぬようペイントで しっとりと品良く仕上げようと 心がけました。

ベンチ

半年後、1年後には きっと “しっとり” 落ち着いた ツートーンの表情に変わっていくことでしょう。
その時にこそ ペイントの上に施したサンディングの効果が 最大限に生かされてくるのです。
あとは使い手が いかに 愛情込めてお手入れできるかにかかってきます。
無垢材はお手入れ次第でその良さが増していくものす。
手をかければかけるだけ味わい深くその人の生活の中に自然と溶け込んでくれるのです。

生活に溶け込む家具

日常のこと

2009年6月開催 カントリー家具教室デザイン決定

6月、清里は新緑に包まれ とてもすがすがしい季節を迎えます。
そんな気持ちのいい空気の中、すてきな家具作りを体験してみませんか?
最近 みなさん 時間の過ごし方を見直し、自分の暮らしぶり・・ライフスタイルに
目を向ける方が多くなってきています。 shoppingでも本当に必要なものは何かを
見極めて いざ、手にする時はクオリティの高いものを選んでいるように思えます。
そんな方達のために、とっておきのプログラムを ご用意しました。
2泊3日で 本格的なカントリー家具を 完成させてしまうというものです。 おまけに
リゾート地、清里・清泉寮での宿泊。レストランでいただく おいしい食事。 4月に
オープンしたばかりの新館で温泉にまで入れてしまいます。
制作する家具は、毎回デザインを変えて提案しています。 木工好きの方はもちろん、
女性一人でも参加できるよう 完全フォローしていますので ご心配要りません。
重要な部分の断裁は済ませているものの、北米産のパイン材を100%使った内容は
完成するまでの間、充分すぎるほどの緊張感と 没頭できる充実感を楽しめます。

dresser board

dresser board
H / 1400 × W / 1200 × D / 400

今回は、フレンチスタイルでも異素材/アイアンをプラスすることで生まれる調和を
意識してデザインしました。 ちょっと都会的で、パリスタイルにも似合いそうです。

アイアン部

このアイアン部は 既成のものでなく、全てハンドメイドで加工して ご用意します。

knob

Knobも 基本はセラミック。 オプションでBrassをAntique Finishしたものに
変更することもできます。

Knob数14個のデザインですが、引出しの実数は10個となっています

開催日程・詳細
6月19日(金) pm1時 集合開始 ~ 6月21日(日) pm3時 終了予定
参加費 ¥97,700- (教材・2泊6食・親睦会)
同伴者 ¥22,700-
基本的には 男女別の和室相部屋となりますが、別途 個室も ご用意できます。
定 員  制作数10台分
場 所  山梨県 清里・清泉寮  アンデレホール

お問い合わせ・申し込み方法
お問い合わせフォームからメール、もしくは直接お電話にて 0551-28-5979
受付の締切は定数10台、開催2週間前とさせていただきます。  

日常のこと

泡ガラスと陶芸の村 ~ BIOT ~

Biot
鷲の巣村遠景

コートダジュール地方、きれいな「鷲の巣村」 BIOTも 必ず訪れる村のひとつです。
目的は 泡ガラスの器たち。 多くの芸術家がアトリエを構えています。
村にあるLa Varrerie de Biot は 大きなガラス工場で 手作りの成形工程を見学できます。

「部屋作りへの こだわり」の中で紹介した バブルガラスの
ランプシェードはこの工場で作ってもらいました。

La Varrerie de Biot

ぽってりと厚手で素朴。 細かい気泡の入り具合がひとつひとつ違っていて 同じ形の
グラスでもどれにしようかと迷ってしまいます。 周辺には小さなアトリエも
たくさんあって、それぞれに自分の世界を作り出しています。

村の中心に入っていくと、アーケードに囲まれた 美しいアルカド広場があります。

アルカド広場

カフェもあって 静かな空間でゆっくりコーヒーを飲み終えたら、
小さなアーケードをくぐり 教会へ出ます。

ビオットの教会

決して にぎやかな印象のない村ですが、しっとりと落ち着いた雰囲気が漂い
帰国前にちょっとのんびりした時間を過ごすのに欠かせない場所になっています。

鷲の巣村

Provence からコートダジュールにかけて 本当に心に残るすてきな村が
たくさんあります。 これからも少しずつ 紹介できたらと思っています。

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