La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

Roussillon ルシヨン ~オークルの村~

ルシヨン看板

ルシヨン全景

この村はプロヴァンスの中でも 特に色鮮やかな村です。
古くから黄色顔料の原料となるオークルの 採掘と処理が行われており、品質もとても良いとされて
います。 そのオークルの丘の上にこの村はあります。

ルシヨンの街並み1

ルシヨンの街並み2

ルシヨンの街並み3

ルシヨンの街並み4

こぼれ咲くペチュニア

小さな窓が隠れてしまうくらいに こぼれ咲くペチュニア

赤い壁と窓と花

赤い壁に、白の際どりが途中で隠れてしまうようなデザインが新鮮です。

お花たちのステージ

勝手口でしょうか? お花たちのステージになっています。

赤い壁と窓

家々の壁もオークルで塗られているため いろんなニュアンスの赤で彩られています。 村の中心にある広場pl. de la Mairieのカフェでいつものんびりとコーヒーを頂きます。 カフェの前の2階建てのshop の窓は おもしろい発想のディスプレイがされていて 私たちの目を楽しませてくれます。
そして、おみやげには必ず何種類かのオークルを買って帰り壁材に混ぜたりして自分たちなりに使っています。
仕事柄、色には常に敏感でありたいと思っている私たちには とても刺激になる村のひとつです。

ルシヨン

世界にたったひとつの家具

憧れのハンドメイドキッチンで暮らしたい

毎日、キッチンで費やす時間を 考えてみて下さい。 朝、目覚めた時から それは始まります。
お料理したり ケーキを焼いたり コーヒーひとつ淹れるだけでも やっぱりお気に入りのキッチンで
あってほしいですよね。 機能性重視した 既成のキッチンも いいのかもしれませんが、できるなら
パイン材を ふんだんに使った 手作りのキッチンで暮らしたい ・・・ と 思っている方も多いはずです。
さほど費用も変わらないとしたら 他の誰かさんと “ 同じ物 ” ではなく、自分もデザインに参加して
自分スタイルのキッチンを作りませんか?
今回制作した桑本さんも そんな中の一人です。 線書きのたどたどしい平面図から始まり その中で
自分の希望をしっかり伝えていただき、それをもとに私たちがデザインしていきます。 仕上げの色味
や金具等の打ち合わせも 欠かせません。

背板

シンク本体

ワックス

シンク・IH 本体

構造材

金具取付

キャビネット

家作りの中で キッチンは 心地よい暮らしをする上でも とても大切なポイントになります。
「この家で どんな暮らし方をしていきたいのか」 時間をたっぷりかけて吟味し いいイメージのもとで
決めていきましょう。 その際、選択肢のひとつにハンドメイドキッチンもぜひ加えて下さい。
私たちは、パイン材のもつ質感を もっと多くの方に知ってほしいと思っています。 木材の中でも
比較的柔らかいパイン材 ・・・ それ故に 傷も付きやすかったりするのですが これだけパイン材が
愛され続けてきたのは 何より その手ざわりのあたたかさと、年月と共に 使い込まれ 独特の味わい
が出てくることでしょう。 それに、手作りならではの仕上がり感で より一層 あたたかみがプラスされ
ていきます。 そうして出来上がったキッチンでの暮らしは きっと素敵なものになるはずです。

用 材 / 北米産ポンデロサパイン
金 具 / WILLAMSBURG・Belwith
仕 様 / リボス自然健康塗料・Stone pine 

おすすめの雑貨

愛すべきホーローたち

雑貨

昔から雑貨が好きで 沢山の物たちとめぐり会ってきました。 中でも、私にフランス・ヨーロッパへの
想いをかきたてたのが 原宿の同潤会アパートの裏手の 小さな建物の地下にあった 「ラ・パレット」
だったなあと 今になって思います。 まだ見ぬヨーロッパに 知らずと心ひかれていたのでしょう。
蚤の市の一角の様な空間。 アンティークレースや小物たちに それまで味わったことのない憧れを
抱きました。 それから 自由ヶ丘の「TWICE」。 王由由さんがアフタヌーンティーを独立して 初めて
オープンしたお店です。 路地の奥まった場所に建つ 古びたアパートの2Fに 由由さんの世界が広
がっていました。 その頃のカントリーの先がけになった 「デポー39」との出会い。 ステンシルを
始めるきっかけになったアンティークショップです。 店内には アメリカ・ヨーロッパのアンティークが
所狭しと飾られていて月2回のクラスに通いながら いろんなアンティークに触れることができました。
時を経てきた物たちの存在感は私の中に確実に広がっていきました。

アンティークショップ

ソルグ1

ソルグ2

ある年、秋の Provence を訪れた時 リール・シュル・ラ・ソルグの 週末のアンティーク市で 白い
ホーローと出会いました。 入れ子式で6個揃っていて 状態も非常にいい・・・。 日本での値段を
おおよそ知っていたので おそるおそる値札をみると・・・  なんと日本円で1万円ほどの破格の安さ。
もちろん購入し、大切に抱えて帰ってきました。 それからというもの すっかりホーローの魅力に
はまってしまった私は、訪れる度に 少しずつ 気に入ったものだけを買い集め 今では部屋のいたる
場所に飾られています。

白いホーロー

黄色いホーロー

ソルグ村でいつも必ずチェックするホーロー屋さんは2件あって、イギリス人のマリーさんのshopと
あの白いホーローを買ったロナルドさんのshopです。 ロナルドさんのお店の方が私好みの物が多く 彼もそれを知っていて 訪れるたびに さりげなく何処からか 私の前に持ってきてくれるのです。

ロナルドさん

マリーさんのところは ちょっとハードな物もありですが ホーローのサインプレートなども扱っていて
魅力的です。

マリーさん

日本でもホーロー製品がたくさん発売されています。 アンティークのレプリカもあって それはそれで
かわいいのですが 購入する気には なかなかなれません。 年月を経てきたものに やはり心動かされてしまうのです。 それを大切に使っていたであろう人にまで 想いは馳せていきます。

ホーロー製品

世界にたったひとつの家具

オリーブ ステンシルで お部屋がやさしくなりました。

ショールームに オリーブのボーダーをステンシルしました。
リビングからダイニングまで、全長 約30mのボーダーです。 漆喰で白と黄のツートーンに塗られた
壁のちょうど境目にステンシルを施していきます。 この壁・・・結構凹凸があり、ふだん使用している
マスキングテープでのパターンの固定はできず、粗め用のテープを使用しました。 このテープでも
2回 ほどパターンを繰り返すと もう固定力が弱まり、その度 テープをはり替えては 作業続行。
その間、凹凸面にパターンが耐えられず 切れてしまうことも しばしばで、パターンの補修をしながら
色をのせていきます。

施術

ライン

ステンシル1

丸一日かけて 一版目の葉の部分がようやく完成。 翌日 二版目のオリーブの実と 葉脈のステン
シル。 午前中でやっとガイドのテープをはずすことができ、ステンシルの全容が現れました。
粗めの壁にステンシルが加わり、やさしい表情になりました。

ステンシル2

ステンシル3

そして、 完成し 持ち込んだあのカップボードを置いてみました。 これだけで もう 雰囲気が
ガラッと変わりました。 何と やさしい provence スタイルでしょう。
さあ、このカップボードを どう ディスプレイするのでしょう?  楽しみです。

ステンシル4

リビング

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