Tilleul (ティユール)　　西洋菩提樹のことです。
ある年　ソーの村のハーブのお店で 薄いやさしいグリーンの葉を乾燥させたお茶を見つけました。
聞いてみると　フランス人の大好きなハーブティーのひとつで　消化を助け ぐっすり眠れる効果が
あるそうです。
プロヴァンスのビュイ・レ・バロニーでは　毎年7月の第1水曜日に　ティユールの市が開かれると
教えてくれました。

そして　翌年　旅の計画の中にしっかりと入れこみ尋ねることにしました。

その村は　ヴァントゥー山の裏側　奥プロヴァンスにありました。
市当日には　広場を中心に　沿道には麻布やカラフルなプロヴァンスプリントに　溢れるほどに
包まれたティユールが積まれた車がズラリと並んでいます。
何と　フランス中の 85% のティユールがここで取引されるのです。
見物に訪れた観光客の数も多く　取引の様子を楽しんでいます。
露店では　取り立てのティユールも売られています。

ヨーロッパでは　“愛と自由と平等の樹”として　フランス革命200年祭の記念樹に選ばれました。
プロヴァンスのティユールは　特に香りが強く品質も良いそうです。
市全体に　ティユールの放つ甘い香りが漂っていました。

先日　ポール・ラッシュ祭の報告記事内で紹介した　創作絵本作家　高木 さんご さんから
「おばけパン」の原稿(案)が届きました。
一枚一枚コピーしたものを　わざわざ本の形に貼り合わせて下さったものでした。

そこには　実際絵本になったものよりも　もっとリアルに色付けされた、タッチまでもが
感じることの出来る　やさしいものでした。
１ページ１ページ　お話しを読みながらめくっていくと　まさに　あのクラフト市で私たちが
作った風見鶏とフラッグが　なんと見開きで登場しています。

まだ　出稿前の段階なので　もう少し手を加えながら完成させるそうです。
文も載っていましたが　出稿前でしたので　あえて、省いています。
私たちの作品・アイデアが　人の心に届き、また違った形で表現されるなんて
なんとも幸せなことです。
安易に　人の作品をコピーする愚かな人間もたくさんいて　その度　怒りを通り越し　がっかり
してきましたが、こんな形で全く別な物に生かされるのなら大歓迎です。
ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア~「やまなしクラフト市」に訪れる方を楽しませたい!
そんな私たちの想いと　高木さんご さんのように　絵本という形で
“子供たちを楽しませたい”という想いがつながったのかも知れませんね。

これからも　たくさん　夢のある絵本を描いていって下さい。　　

10月13日(土)・14日(日)　両日とも快晴に恵まれました。
総来場者も数万人と　人であふれる会場は　おおいに盛り上がり　それぞれおもいおもいに
楽しんでいました。

こどもヘイライドでは　大きなトラクターにたくさんの子供たちを乗せて大行進です。
中でも　ひときわ目を引くのは　ステージでピクニックコンサートを演じる若尾バレエ学園の
生徒さんたち。　みんな満面の笑顔です。

１日を通して　様々なライブやコンサートが　メインステージやサブステージで行われ
終日　のんびり　ゆったりできるプログラムです。

八ヶ岳ダービーフィールドでは　大泉高原サラダ祭杯と題し　ポニー草競馬が開催されます。
お買物金額に応じ　お客様にダービー券を配布し予想して頂きます。　見事的中した方には
高原野菜のプレゼント付きです。

さて　私たちの準備した“やまなしクラフト市”と　いうと　・・・

幅４ｍのメイン看板

出展者６６店のレイアウトMAP

昨年は１人ぼっちだった男の子が　彼女を連れて戻って来ました。

やっぱり　この場所は絶好のシャッターポイントになりました。

ラブラドールもポーズ

学校帰りの北杜高の生徒たち

コンサートを終えた若尾バレエ学園の生徒さん達

風香の職場の同僚たち

清里観光協会ボランティアスタッフ

部活を終え　友人のカナちゃんとかなみちゃんと　電車でやって来た次女夢歩

清泉寮スタッフ・潮田さんファミリー

そして　　HEART&HOME の　ブースです。
品薄感は　いなめませんが、新作の歪みガラス４段キャビネットは初日に売約済みとなりました。

ご成約頂いた　群馬の星野さま

たくさんの方に立ち寄って頂き　私たちの作品を手にして頂くことが出来ました。
ひとつひとつ　丁寧に手作りした そのあたたかさを伝えることができて本当に良かったです。
お買い上げ下さった方達に感謝します。

案山子の背にある　センターポールの先の風見鶏とフラッグは
風の中で気持ち良く空を飛んでいるようです。
クラフト市初参加の創作絵本作家　“高木さんご”さんは　昨年のポール・ラッシュ祭に
来場した折、この風見鶏と　はためくフラッグ・案山子にいたく感動し・・絵本「おばけパン」を
描いたそうです。　その中には風見鶏がそのまま登場するということで　出版が待ち遠しいです。

イベントの最後には　両日とも　アメイジンググレイスコンサートでしめくくられます。
13日　jaja & 横井則子
14日　フィーリングジャズオーケストラ
夕暮れのステージで流れる　アメイジンググレイスは　ぐっと　胸にきます。

コンサートが終わると　夕暮れの空に花火が上がり　今年のカンティフェアに幕が下ります。

10月13日(土)・14日(日)開催　ポール・ラッシュ祭の準備編 Part 2 です。
“やまなしクラフト市”の実行委員として２度目の仕事です。
今年は昨年より　さらに Power up とばかりに連日あれやこれやと
皆さんに楽しんでもらえるようなアイデアを絞り出し　制作してきました。
看板のお色直しから始まり　FRAG は昨年のものに加え　今年はストライプ柄も仲間入りです。

ベンチも4つ　　一輪車には清泉寮の心強い協力者　畠見さんが丹精込めて育った
“お化けカボチャ”を沢山入れるつもりです。
Shop map も　今年はテント数が大幅に増えたので　初参加の方を追加しました。

“クラフト市”中央には「撮影ポイント」を作ります。　大きな巣箱と共に
男の子と女の子の案山子……　　柵も作りました。
アメリカン カントリー ファームのイメージです。

そもそも　このポール・ラッシュ祭は１年の収穫を祝っての　収穫祭。

明日から設営の為　清里へ登ります。　今年もたくさんの方が楽しんで下さるような
会場作りをするため　頑張ります !!

10月13.14日　・・　　今年も清里でポール・ラッシュ祭が開催されます。
その中で
私たちには　ふたつの役割があります。
ひとつ目は　「やまなしクラフト市」への出展。
ふたつ目は　「やまなしクラフト市」の実行委員としての仕事。
もう　パニック寸前の大忙しです。

今日は　ひとつ目の　出展者としてのイベント準備 …. を　紹介します。
今では　イベント時にしか創られない小物たちです。

幅600×高さ460×奥行き135

幅460×高さ460×奥行き135

幅420×高さ160×奥行き135

幅265×高さ80×奥行き230

小引出しが たくさんのキャビネットは　引出しの数が2個から12個の物までバリエーション豊かに
揃えました。　さらに金具も　カードホルダータイプやシェル型まで様々。
同じ物はふたつとありません。　これは　もう　早いもの勝ちです。
歪みガラス入りの　蓋付き仕切りBOXは　大きすぎず　使いやすい小ぶりで創ってみました。
中の仕切りは　取り外し可能で　自分なりの使い方が楽しめます。

いくらイベントとはいえ　家具なしでは物足らないよねぇ…….　と　いうことで
コンパクトサイズの家具も創ってみました。

幅800×高さ1060×奥行き310

猫足がかわいい　チェスト

スリムタイプですが　引出しが10個もあって　収納力たっぷりです。
前面は　Historic Heart Pine を使用し　取手もカードホルダータイプですが
これは　とっておきの真鍮製です。

幅750×高さ1410×奥行き360

歪みガラスの4段キャビネットは　扉部分がスライドして中に収まるので
オープンキャビネットとしても使うことが出来る便利ものです。

もちろん　それぞれ１点物ですので　お問い合せ下さい。
ぜひ、当日会場で現物を見て頂きたいと思っています。

ポール・ラッシュ祭については　後日お知らせします。