最近 新築と同時に 家具を注文して下さる方が増えています。
愛知県安城市の原田さんも そんな中の1人です。
お話しを交わしていましたが 工事中のうちに直に見ておこうと
デザインする前に お伺いして来ました。
二世帯住宅で 二階部分が原田さん達の居住スペースになっています。
広々とした作りの住居で 階段も広く ゆったりとしています。
そもそもは blog で取り上げていた 大阪、横浜、埼玉にお届けの TVボードをご覧になったのが
きっかけだったそうです。
今回 依頼されたのは
TV ボード ・ サイドボード ・ ダイニングセット・・と、
リビング ダイニングが 全て私たちの制作した家具で 統一されることになります。
まさに 理想的なスペースになりそうです。
フレンチ テイストいっぱいの これらのデザインを描きあげるまで わが家のリビングテーブルには
山のように 資料が積み上げられ それらを毎晩ペラペラとめくりながら
イメージを高めていきます。
そして 描く時は 一気に ・・・・・
なんて 私は 軽く言っていますが・・ 当の主人は“ 生み ”の苦しみを
毎回味わっているのでしょう。
ここに 幅3mの TV ボードが設置されます。
縦長窓3枚の幅のサイドボードになります。
基本的に 用材は北米産ポンデロサパインを使っていますが
今回 天板については フレンチホワイトオーク を使います。
ベースになるデザインは こんな感じですが 細かい部分については 制作作業の中で
実物大の部材でバランスを計っていきます。
もちろん ペイント仕上げになります。
原田さんは “ おまかせ ” なので 任されている責任と同時に
ある程度 「感覚的に 楽しんで創れる 自由さ」を 感じています。
来春 入居予定になっていますが のんびりも出来ません。
他の作業と 掛持ちで進めていかねばならない状況もあり
少々 これからに 緊張感を持っています。