愛知県のK宅が いよいよ完成を迎えます。
新築工事と同時進行で ハウスメーカーのスケジュールに合わせて
私たちも 制作作業を進めます。
山梨と愛知という距離を埋めるためには 完璧な準備が必要でした。
道具ひとつ ネジひとつ 忘れただけで作業はストップしてしまいます。
創った家具を 指定された場所に置くというスタイルではなく
作りつけの家具のように 決められたスペースに “ぴったり”と
収めなければならず たくさんの工夫をして 2m以上の幅と高さのある
家具たちを ジグソーパズルのように さまざまなパーツを組み合わせ
出来上がってしまえば 全てが一体となってひとつの家具に ……………。
中でも 化粧洗面キャビネットは 天板を オーダーの人工大理石と
一体型の洗面ボウルにしたため これが ぴったり両壁の間に収まるかどうか
直前までドキドキでした。
ライトも 家具の一部となり 出来上がってしまえば バラバラだったパーツが
計算通りに 収まるべきところへ収まって
イメージ通りの 家具になりました。
立ち会って下さった奥様も 全てバラバラの状態で運び込まれる物たちが
最後に このような形になるとわかっていても 少々不安だったことでしょう。
後は ダイニング スペースの家具たちが残っていますが
こちらは それぞれ単独の家具になるので 後日お届けします。