La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

重厚感のある書斎

前田健太投手宅の “書斎” が完成しました。

前回の TVボード納品の折 ラフ案をもとに細かい打ち合わせをしました。
ご夫婦の希望もあり 用材は北米産のウォルナットを使用しオイル仕上げしています。

予定のスペースはミリ単位で計測。 壁面の凹凸がある状態の中 要件を満たすデザイン・
レイアウトを完成させるまでが大変でした。

書斎1

オイル仕上げはウォルナットの特性を良く表します。

書斎2

書斎3

書斎4

書斎5

書斎6

書斎7

奥行き55センチの引出しはスライドレールでスムーズ。 分割できる木枠はアイデア。

書斎8

下部は机下ということもあり 引き戸にして使い勝手良くしています。

書斎9

正面のガラスは 奥に鏡を合わせています。 微妙な映り具合と奥行きを感じさせるように。
ここまでが工房での様子。

前田宅での設置作業
それぞれのパーツはバラバラの状態で運び入れ パズルのように順番どおりに組み込んでいます。
はじめから そこに存在していたかのように“完ぺき”な収まり方です。

書斎10

お部屋の床材も同じウォルナットなので 統一感のある一角になっています。

書斎11

設置作業日 前田健太氏は渡米前沖縄で自主トレで留守。
奥様は完成した状態を写メにて送信。

ペイント家具を創る機会が多くなっている中で 用材そのものの良さをそのまま表現出来る
家具も やはりいいなぁとつくづく思い帰ってきました。

今シーズンも LAドジャースでの活躍 楽しみにしています。

そして 又 奥様の優しい笑顔と
愛犬 コタロー君にも
会えますように ・・・

世界にたったひとつの家具

高さ 2.5m の TVボード

昨年の10月に完成した家に 設計段階からこのTVボードの設置を計画していたという 
愛知県知多郡の望月さん。
天井の高さが2.60mあり そのスペースに合わせるように 幅1.85m×高さ2.50mの
TVボードになっています。
最近 制作する家具が大きくなる傾向と部屋の形態にフィットするような要望が増え
制作作業も大変になってきています。

通常よりも高さがあり 三層構造で創っています。

TVボード1

TVボード2

TVボード3

TVボード4

TVボード5

決められた幅・高さにピッタリと収まるように 事前に “ しっかり ”と 寸法を測って知らせて
頂いているのですが いつものことながら設置するまでは不安は尽きません。

望月宅にお届けです。

望月宅

TVボード6

4人がかりで積み上げています。 この後押し込むのですが神業に近いものがありました。
ピッタリで 思わず拍手です。

TVボード7

60 or 70インチのTVが予定されています。 見ごたえ抜群のTVボードになることでしょう。

世界にたったひとつの家具

幅 3.2m の ワイドテレビボード

目黒区にお住まいの行實さんから 「お問合わせ」 があったのは昨年の一月でした。

イメージを伝えて頂く為 参考になる資料や設置する部屋の画像を送ってもらいましたが
依頼のTVボードは幅が3mを超えるもので はたしてスムーズに室内に入るのかとても不安。 
都内にお届けに行く機会があった折に念の為下見に伺いましたが 不安は的中。 
構造的に1階部がガレージになっていて その上に2階建ての家。
道路から見ると3階に位置するリビングに設置するのですが 玄関から階段を使っての搬入は
絶対に無理とわかり 事前に確認して良かった~と 思ったものでした。

デザインした後 制作は分割して創り 設置する室内で完成させる方法で準備しました。

この1年 例年になく制作に追われる状態の中で完成が遅れるも 行實宅の受け入れタイミングも
なかなか合わず 結局は1年かかってのお届けになってしまいました。

組立て作業中 奥様が福岡出身ということを伺い さらに 主人が幼少の頃住んでいた所の
すぐ近くに実家があるという話で どんどんテンションが上がり 九州の地元話しに花が咲き
予定の倍の時間がかかってしまいました。

ワイドテレビボード1

ワイドテレビボード2

ワイドテレビボード3

お部屋に収納スペースが少ないため このTVボードにはタップリの収納部を設けています。
中央は 上部へスライドさせて開閉する扉。 引出しも自在に分割できるように工夫しています。

途中下の娘さんが帰宅し 作業の様子をおもしろそうに見学しながら
いろんな話を聞かせてくれました。
作業が終わり 片づけをしているところで上の娘さんが帰宅。
みんなで TVボードや HEART&HOME の車の前で記念撮影会が始まりました。

2人の娘さんたちは 好奇心いっぱいの瞳がキラキラしていて ステキな家庭環境で
のびのび育っている事が感じられました。
次回のオーダーも頂き 又お会いすることを約束して帰ってきました。

長い時間がかかってしまいましたが ずっと待っていて下さってありがとうございました。
かわいい娘さんたちにも 又会える事を楽しみにしています。

世界にたったひとつの家具

メジャーリーガーの椅子

椅子1

椅子2

椅子3

椅子4

椅子5

椅子6

椅子7

椅子8

椅子9

椅子10

椅子11

椅子12

椅子13

前田健太投手の椅子が仕上がりました。
体格に合わせて 座面も広く取り 背も高くしています。

書斎で使う椅子ということもあり “ 一脚だけ ”
まさに 「世界に ただひとつ」の椅子です。

LAドジャース 前田健太投手の為に創る一脚の椅子とあって
他の作業をしながらイメージをずっと追っていました。
2週間位経ったところでデザインイメージが見え 一気に創り上げました。
随所に 手の込んだ創りをしています。 背面・座面 体にフィットするよう
感覚の世界です。

前脚と それを結ぶ横棒のバーは旋盤を使いスピンドルを創っていますが
フリー感覚で仕上げています。
背面上部にも スピンドルの一部を入れ込み統一感を出しています。

ダイニングの椅子とは違い 一脚だけの制作は熱のこもった作品になりました。

用材は北米産のウォルナットを使っています。
仕上げには 溶剤を一切使っていない純度の高い植物原料のオイルで
無垢木材の持つ質感と木肌のあたたかさはそのままに 自然な色 ツヤで
木の持つ魅力を一層ひきたてています。

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