La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

新デザイン 学習机

現在 大小合わせ10点を制作中です。 1点を集中して進めれば良いと分かっているのですが いつの間にか掛け持ちをするようなスタイルになってしまいました。 「同じものを創らない」「お任せしています」・・・ 新たな発想を模索しながらの毎日になっています。

   天板部は亜麻仁油で塗布仕上げになります。 ペイント・金具付けはこれからです。

       娘さんの希望で キャスター付きの深めの引出し収納庫を設けています。

 

 

 

 

 

日常のこと

洗面台と食器棚 制作過程

カナダに長い間暮らしていたという菊地さん。 埼玉に新居を建設中です。 洗面台は給排水設備工事などの関係で本来ハウスメーカーの仕事になるのですが デザイン的に満足するものが無いということもあり 私共に強い依頼がありました。 ハウスメーカーとの兼ね合いもあり躊躇していたのですが 熱意に腰を上げることになりました。 ブルーグレー色は希望。  洗面器・蛇口・配管工事などハウスメーカーの工程に合わせるように仕上げています。 

食器棚については新居完成後に設置する予定ですが 出来る限り新居完成と同じになるよう精力的に進めています。

幅2450㎜ 高さ2350㎜ 奥行き600㎜  3ブロックに分けて創っています。 パーツひとつひとつを手づくりしながらの工程。 ボリュームがあるだけになかなか変化が見れません。 他に三件の制作と並行していますが 感覚の切り替えが大変です。 

日常のこと

制作中の あれこれ

現在 ドレッサー・チェスト(2台)・イス・学習机セット・洗面台・サイドボード・食器棚 等を同時制作中です。 中でも圧巻なのは 高さ2350㎜×幅2450㎜の食器棚。 それぞれ要望を聞きデザインしています。 日中は制作。 夜デザインをしているのですが 同じものを創らないということでこれがまた大変。 制作作業よりもデザインを起こす方が負担が大きいですね。 これらは依頼して下さった方々に「いかがでしょうか?」と見せる為のものであり自分ではラフデザインが描き終わった時点でミリ単位で頭の中にイメージされています。

 


      ドレッサー


   学習机の天板。 ウォルナットとフレンチオークを合わせツートーンを試みています。


    イスのパーツ




     サイドボード



    洗面台

 デザインをパーツにしたときに太さ・幅・バランス等 常に完成した状態をイメージしながら準備していきます。 「世界でたったひとつの家具」  デザインはとても大切になります。 

 

世界にたったひとつの家具

チェストみたいなTVボード

東京都・港区 池田さん宅のTVボード。 希望のサイズとイメージ図が送られてきました。 一番必要なのは寸法。 出来るだけイメージも伝えて頂くようにしています。 

「全てHEART&HOMEの感覚に任せます」というお話でしたので 概念を捨て自由な発想でデザインしました。

 

 

 

「お任せ」の場合 普段出来ないようなチャレンジ精神が旺盛に働き創り甲斐があります。 ラフデザインを描いている時は細かなパーツひとつ一つ立体的にイメージしています。 

 

用材はフランス・ボルドーパインと北米産のウォルナットを使っています。 板厚も平均20㎜あり重さも貫禄も相当になります。

 









                      Color / Corner Cupbood Yellowwish White

 

世界にたったひとつの家具

復刻版 学習机

HRART&HOMEの学習机が 「 私のカントリー No.20 」で 紹介されて 学習机制作ばかりに追われた日々から 早20年 ・・・ 愛知県・稲川市の今津様から あの頃のデザインで学習机を作ってほしいとの依頼を受けました。 懐かしさと共に新鮮な気持ちで制作させて頂きました。

一年生から 机で勉強する子もあまりいないとは思いますが お気に入りのデスクに座って時間を過ごし 成長していくのだなあと思うと感慨深いものがあります。 あの頃をふりかえると シーズンになると恒例のように学習机の取材が 3~4年続き そのたびに全国から多くの依頼があり まるで学習机専門に創っているかのようでした。 他の制作物もある中で 10件(10セット)の対応をするのが精いっぱいでしたが 「待ちます」と言われることで年間35セットを抱える状態が3年続き その後も余韻が数年間。 全国的に入学時期が同じということで¨お届け¨するのがこれまた大変。 九州方面に4~5件分届け 戻り 関西・山陰方面へ。 関東エリアを飛び回り 東北・札幌までと 疲労困憊状態で点滴しながらの運搬で 「泊まっていって下さい」と声かけられた事もありました。   

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