La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

京都へ お届けに

23年前、15年前、そして今回久々の京都へのお届けになりました。 甲府~新清水までの区間が全線開通となりアクセスが大変便利になりました。 新東名から新名神を利用し目的地京都府八幡市まで400㎞の走行。 榊原様宅へTVボード・ローテーブルのお届けです。 あいにくの雨天でしたが玄関までのアプローチが良く 濡らすこともなく搬入出来ました。 

実は 今回の画像は後日奥様に送って頂いたものです。 いつもは設置後写真に収めさせて頂くようにしているのですが お話に夢中になり撮り忘れて帰ったのでした。 この30年間ずっと続けている制作依頼して下さったお宅へパーフェクトにお届けしている事や いろんな出来事等々 ついつい話し込んでしまいました。   

 

     画像と一緒に「大満足しています」とメッセージがありました。

最近では 都内へのお届け(往復で260㎞位)がほとんどでしたが 今回久々に往復800㎞ハンドルを握ることになりました。 それにしてもトラックが多いのには驚きました。 新東名は120㎞制限になっていますが大型トラックは速度制御する装置が備えられていると思いますが数珠繋ぎの状態でバンバン飛ばしています。 パーキングはトラックでいっぱい。 これほどの物流をみると日本の経済も元気なんだなぁと・・。 帰って制作の続きをしなくては。

 

世界にたったひとつの家具

TVボードとローテーブル

京都の榊原さんから制作依頼があって随分時間が経ってしまいました。 「イメージしている図を描き知らせて下さい」に始まり 送られてきた資料を基にデザインしました。 今でこそデザインする時間もそれほどかけずに制作に取り掛かれるようになっていますが 依頼して下さった方の想いを ¨どのように形にするか・・・¨ 時間をかけイメージを組み立てていきます。 サイズだけで¨デザインはお任せ¨といったお話が多いのですが今回は送られてきた資料を基にデザインし制作に。

TVボードは 幅1800㎜×高さ550㎜と幅1000㎜×高さ450㎜の組み合わせで全幅2800㎜のものになっています。 

 ローテーブルは 長さ1000㎜×幅700×高さ450㎜

 

TVボード脚の加工。 手間のかかるパーツを創ることから始めます。 簡単な作業から始めると進むにつれ大変な思いになってくるので先に済ませるようにしています。 

ローテーブルの脚。 全て手作業で削っています。 4本の脚を均一にするために一番時間を費やしています。

 

   脚の取付。 底になる箇所は先にペイントしておきます。

 

      TVボードの用材はほとんどをフランス産マリタイムパインを用いています。

 

ローテーブルの天板は早いうちに貼り合わせています。 無垢材は合板と違い用材の特性や生活環境によっては変化(若干ですが)することもあるので出来る限り放置した状態を長くして様子を見ています。 今回の場合4か月位でしょうか。  直前に裏表フラットにカンナがけし更にサンダーで仕上げ取付けます。

   天板は直線ではなく緩やかなカーブにカットしています。 用材は北米産ウォルナットを使っています。

 

        天板は植物から抽出されたオイルで塗布仕上げします。

 

   ホワイト・グレーのツートーン仕上げ。 細かなチェックを残すのみで完成です。

 

              この後 京都へは15年ぶりのお届けになります。

 

 

世界にたったひとつの家具

ドレッサーボード完成

都内にお住い 中島さん宅のドレッサーボードが完成しました。 すでにお届け設置済みですがHPアップが後になってしまいました。 窓際に設置することもあり上部が四面ガラス張り構造のデザインになっています。 それだけに制作中の取り扱いにも慎重になります。 中でも上部のモールディング制作に一週間はかかっていると思います。 厚み 6 ㎝の用材をデザインに合わせカット。 彫り込んだり削ったりして形を創りそれを更に細かく磨き込み仕上げています。

中島さんから頂いた ¨こんな感じ¨ といったスケッチ?にラウンド状になったモールデイングが描かれていたので出来る限り忠実に創ろうとチャレンジする気持ちで挑みました。

   中央のレリーフも要望にあったものです。

 

   ペイントに入ると完成感が高まるのですが 3~4工程塗布するので簡単には終わりません。

棚板になっているガラス厚は5㎜。 周りは3㎜厚になっています。 2㎝刻みで可動出来るようになっています。

       ガラスケースになっている扉にはアレンジした鍵状のノブにしています。

        引出し部の取手

        下部扉のノブ

完成

      一般的には蝶番は正面に見えるようになっていますが あえて横位置に取り付けています。

   サイズ  /  高さ 2100㎜ × 幅 1300㎜ × 奥行き 450㎜  (モールデイング幅 1400㎜)

 

      中島宅 次に創ってもらいたいものがあるらしいです。 

 

世界にたったひとつの家具

リメイクが終わり お届けしてきました。

関西に家具のお届けに行った際 帰りに名古屋の柏本宅に寄り引き取ったのは昨年10月頃でした。  急がなくてもいいという事で他の造作の合間を見ながらのリメイク作業でしたが しばらくして柏本宅では新しいマンションに引っ越したと知らせが・・ 追加で収納庫制作の追加依頼。 一緒にお届けしなければと急遽制作時間を捻出する事になりました。

奥様の要望もあり 新たに扉・引出しを設けると共にペイントも以前と色を変え一新。 10数年前、大人になっても使えるようにのコンセプトでデザインしたもので今回のように今度はお母さまが・・・  

組み立てる作業こそありませんが金具など全部外し経年変化した箇所の改修やペイント塗布作業にかかる手間はそれ相当にありました。 こうしていつまでも大切に使って頂いているのはうれしい限りです。

 

追加で創った収納庫も一緒にお届け。

      サイズ    幅1,000㎜×高さ1,100㎜×奥行き750㎜

搬入経路の確認は事前に確認していましたが マンションのエレベーターや玄関にギリギリで入る大きさでした。

 

 

 

日常のこと

やっとblogアップ

ブログアップもやっとのことです。 横浜の宮森さん宅の家具構成によるリフォームのデザインもとても時間がかかっています。 名古屋の柏本さん宅の学習机のリメイクと布団収納庫の依頼。 都内の中島さん宅のドレッサーボードから京都の榊原さん宅のローテーブル・TVボードの制作などをいっぺんに取り組んでいます。 一日があっという間で時間が足りません。

    柏本さん宅の収納庫と学習机のリメイク。 最終仕上げ段階です。 取手はフランスで購入したもの。

 

都内にお住いの中島さん宅は 昨年大きな食器棚を創りましたが今回二度目の依頼になりドレッサーボドを手掛けています。 上部はマンションの窓に重なるために上部を背面・サイド・前面をガラス張りにしています。 組立はこれからですが最大限の注意が必要になります。

      下部については 引出し前面のモールディングを施し ペイント・金具付けで仕上がります。

   上部はガラスを取付けた状態で組み立てになります。 大変です。

きれいな状態に仕上げるために要所は先にペイントしています。 組み立ても大変ですがモールディングの創りが手がかかります。 レリーフを施しますがその段階では全体の形が出来ているので楽しみになります。

 

京都の榊原さん宅  デザインのベースは奥様の希望。 現在は下準備の段階ですが要所要所で確認しながら進めていきます。 画像にして進捗状況もお伝え出来るのでチェック・確認にもなり安心して頂けます。

全てを手づくり・手作業でやっていますが 余裕が無くなかなか細かくはお伝え出来ません・・ ご想像ください。

 

 

 

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