La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

逝ってしまった天使と めぐり逢った天使

9月のはじめ 長女 風香が 休みで家に帰ってきて 突然 「犬を飼いたい」 と言い出しました。
飼いたいと言っても すでにわが家にはゴールデンレトリバーのショコラと ロングコートチワワの
アンジュという 2頭の愛犬がいるのに・・・
親の意見などたいして聞かず 自分の働いたお金で買うからいいでしょう ? と なかば強引に
ペットショップに1日中付き合わされる始末。
もともと 犬好きの私は あの愛くるしい幼犬を抱っこしたら 手放せなくなると思いつつ
ペットショップめぐりをし、もう あきらめようと 最後にフラッと立寄ったところで
今、私の足元でスリッパをかみついているトイプードルの“モカ”に出会ってしまったのです。
あまりの可愛さに ついつい抱っこしてしまったら、もうメロメロです。
この子は 我が家に来るために 生まれてきたかのような錯覚さえおぼえてしまったのです。
それから1週間後 ついにモカが我が家にやって来ました。 体重1kg まだ2ヶ月の幼犬です。

モカ1

先輩犬のショコラとアンジュは “何やら様子がおかしいぞ”と クンクン匂いを嗅ぎ回ります。
さあ これからという時でした。

9月10日の夜から ショコラの体調が急変 !!
もう 14歳半という老犬でしたから 半分介助して生活していたのですが、食欲もあり何とか
もう少し元気でいてくれるかなと 勝手に思っていました。
翌日 午後11時、眠るように 天国に召されました。
信じたくなくて 信じられなくて 泣いてばかりいました。
今でも ショコラを想うと 熱いものがこみあげてきます。

ショコラ

もう ショコラがいなくなって3ヶ月近くたつのに……
その 喪失感の大きさに心が折れそうになります。

群馬までショコラを迎えに行った日のこと・・・
いたずらの数々・・・
楽しかった日々が 次から次へ浮かんできます。

この出来事について ずっと書けなくて、 今 こうして書いているのに やっぱり辛くて
やめようとしている自分がいます。
いつもいつも そばにいて、私たち家族を その全てで 愛してくれた ショコラ。
きっと モカは ショコラが、私たちが寂しくないように めぐり逢わせてくれたのかも って
思います。

アンジュ

アンジュも 約4年間ショコラと暮らし、いい距離感を保ちつつ生活してきました。
新しい家族のモカにとっては母親代わりです。

ちょっとやりすぎると 厳しく叱ってくれる・・ モカにとっては私たちより 怖いお母さんです。
もう4ヶ月になり、とうとうアンジュより大きくなって 体重も倍になりました。
アンジュを上から見下げていますが、相変わらずのおてんばぶりで しまいにはギャフンと
されています。

アンジュとモカ

モカ2

まだ しばらく 忙しい育児ならぬ育犬生活が続きそうです。