La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

まだ フレンチ風には 見えませんが ・・・

寒空の下 ガーデンの小屋のブロック積みをしています。

重機など使わず 全ての工程 手作業・手創りで行っています。

いつもの家具創りと勝手が違うものの 創る感覚は何ら変わりません。 庭という大きな
キャンバスに 想い描いたイメージを形にしていくのは快適です。
すでに ご近所では “ いったい何が出来るのだろう ? ”と 注目されているみたいですね。

エクステリア業者であれば アッと言う間に進めてしまうのでしょうが 長丁場で行うだけに
いつもと違った “ 関心 ”を持って見られていくのではないでしょうか。

基礎部分は 30cmほど掘り下げ 型枠を設置します。 砂利を敷き詰め あらかじめ加工していた
鉄筋を配筋結束します。 その中に コンクリートを流し込み固めます。

基礎部分1

基礎部分2

基礎が完成したら その上にブロックを積み上げていきます。 完成時の最大高は2.2m。
ブロックひとつ20cmの高さなので 11段積み上げます。
ちなみに 鉄筋の太さは10mmを使っています。 縦に80mm間隔に(縦筋) 横に2段間隔に(横筋)を。
配筋しながら施工していきます。 水平・垂直の感覚は付きまといます。

鉄筋

積み上げられたブロック1

積み上げられたブロック2

小屋の前の低めの壁には フォンティーヌを創る計画なので 基礎づくりの時
あらかじめ 給排水のパイプを配管しています。
4段積み上げたところで 現在唯一“フレンチ”を感じさせる 蛇口を取り付けました。
水道パイプを曲げ アイアンを溶接して創ったオリジナルのものです。

蛇口

素朴で ・・・  何とも いい感じです。
南仏プロヴァンスの小さな村で見かける フォンティーヌにあるようなスタイル。
プロヴァンスのフォンティーヌは 湧水が常に口から流れているのが普通です。
ですから ひねる部分は無いのです。

工事はまだまだ序の口です。

・・・続く