La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

Le jardin ~ 壁塗りまで ~

本当に 久々のブログ更新です。

Sさん宅のお庭も だいぶ形になってきました。
庭の ほぼ中心には 古井戸をイメージした花壇を創っています。
変形 八角形 ?   その両側から立ち上がる石柱に アイアンでアーチを作り
本来 滑車をつけるべき位置には ハンギングを吊るせるようにしてあります。

花壇1

花壇2

花壇3

ちょっと高めの 花壇なので
つる性の植物などで 垂れるように縁どると ステキかも ?

駐車スペースと 庭の 区切りに
アイアンフェンスをしています。
このフェンスも デザイン・曲げ加工・溶接のすべてを 主人がしています。

フェンス

プロヴァンス瓦

おばあちゃんの代からの 家を取り囲むブロック塀
本体は そのまま使います。
小屋と同じプロヴァンス瓦を乗せ ブロック積みの部分は
小屋と一緒に きれいに お色直しをします。

小屋の扉

小屋の扉も さんざん迷った末に パステルオリーブで塗り
取り付けました。
そして いよいよ壁塗り開始です。

壁材は フランス製です。
まずは やっぱり 小屋から ・・・
ブロックの グレーで 何だか怪しい感じだった小屋が
まるで 別物に 変わってゆきます。

壁材

少しずつ 壁材を練りながら
コテで 塗り広げていくのですが
この コテ使いが 感性をいちばん求められる ところ ………
平面的に 左官屋さんのごとく では   つまらない。

雰囲気良く ラフに仕上げてこそ おしゃれ度が増すのです。

小屋1

小屋2

ぐるりと 塗り終え

次は フォンティーヌ回り。

フォンティーヌ

フォンティーヌの底には イタリアのモザイクタイルを張りました。
このタイル ひとつひとつが いびつで歪んでいます。
なかなか味わい深く 面白味があります。

そして 仕上げは プロヴァンス・ルシヨン村のオークル(顔料)で
さらに 色をのせてゆきます。

オークル

エイジング加工

エイジング加工です。

風合いを プラスするとでも 言ったら良いのでしょうか ?
あまり 汚い感じにならぬよう
あくまで “ 品よく ”を 心がけています。

小屋3