都内、青山にある輸入家具ショップからテーブルの修理依頼。 直径1200㎜円形のガラス天板仕様で脚の造作が独特のデザインになっているのですが横揺れがひどく あれこれと対処したものの改善出来ないことでのお話。

底から見た脚の接合部に使っているネジクギですが 原因箇所と判断。 商品ですので最小限の傷に抑えなければなりません。



高級家具に建築に使う¨ネジクギ ?¨ まして途中で折れているではないか。 重量感たっぷりの創りになっている割には考えられない接合方法。 これでは支えることは「無理」。

改善策として…. 20㎜の丸棒を打ち込みベースと脚を接合させる事にしました。

クランプでしっかり密着させ楔を打ち込みます。

いろいろと試みた跡が随所にあり後処理が大変。 ゴールドペイントもジャンクな仕様になっている為に修正に手間がかかります。


我々が創った作品ではありませんのでデザインの全体は見せていませんが横揺れは確実になくなりました。
