La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

ブックキャビネット 完成

とっくに完成していたのですが、随分時間たっての掲載になってしまいました。

ご要望は                                                *サイズ / 幅800×奥行き370×高さ1300 (㎜)                               *A4サイズの本や雑誌が入る 4段の棚                                  *角が曲線的                                              *丸く低い脚                                              *艶のある白に近いアイボリー

  これらをふまえ デザイン。 シンプルですがトップのモールデイングには工夫を凝らしています。

         扉には3㎜厚のフラットなガラス

金具はフランスで買ったもの。 古い家具にはほとんど鍵によって開閉するようになっています。 食品や食器などを盗まれないように・・・

    棚板は上下に2㎝稼働できるようになっています。 少々重い物を乗せても何の問題もありません。

 

       丸脚

不思議なことに 2月29日掲載の「ブックキャビネット」を見て頂いた山梨県の須貝宅・愛知県の望月宅からデザイン・サイズこそ違いますが 「ブックキャビネット」の制作依頼を受けています。 すでにデザインを終え製作段階に入っています。 近日の内にお知らせ出来ると思います。

 

 

日常のこと

キッチンの造作

二ヶ月位前からキッチンの造作に取りかかっています。                           途中、いろんな出来事が重なり中断状態になっていました。 ようやく再開です。 

 

ガスコンロもキャビネットに組込みスッキリさせました。 

新規の造作でなく古いものを撤去しながら、レイアウトを変えながらその形態に合わせ創り設置しています。

 扉を省き 引出し構造にしています。 用途に合わせた幅・深さにしています。                収納力は増し 出し入れとてもスムーズに ! 

 床は300㎜角のタイル(イタリア製)張りになります。                                  最終的には隣接している食卓テーブルスペースまでタイルを貼り込みます。

 

 これから 板壁・腰板を創りながら、シンク・サイドボードの制作も大掛かりになりますので長丁場になります。 

 

日常のこと

ブックキャビネット

3.11東北震災前後に2度お届けに訪れて以来 久々に福島にお住いの方からのご依頼がありました。         いつも私たちの HPのブログを丁寧にご覧いただいています。 ご依頼は¨ガラス扉のブックキャビネット¨です。 きっと ご自分の大切になさっている愛読書を並べて頂くためのものだと思います。              ご要望の詳細をお聞きしすぐにデザインに取りかかりました。                        シンプルな構造だけに各パーツのサイズバランスには注意しながらデザインを考えました。

 

 今回のモールディングは 特徴的になっているデザイン。                         いつものことながら 手のかかりそうなデザインを考え出すものだと感心?しながらチャレンジ !!                はたして上手く仕上がるかという思いから最初に取りかかりました。                      モールデング この創りだけでも数日は要する作業となりました。

 

 用材は仏産ホワイトオーク しばらくはそれぞれの部材をサイズに合わせ制作準備することに費やしています。

 

 工程上 パーツによっては組立前の段階でペイントしておくと塗り斑が無く隅々がきれいに仕上がります。 

 

 組立  要所要所直角になっていることを確認しながら圧着していきます。

      ご要望の円形デザインの脚。 手作業で丸く形成した後旋盤で形を完成させます。

 

 正面の両サイドは角を丸くしています。 手触りで確認しながら加工面をなじませるようにサンディング。   専門的に言うと機械的に専用のビット(形成された刃)で加工するものですが オリジナルに徹して独自な形状を創り出しています。 

 

本体が組みあがり本格的なペイントに入ります。 ダークな色だと2度塗り位で終わるのですがホワイト系になると3~4回塗りになります。 

 

  全体的に2度塗りが終わった状態。  モールディングの形状もはっきりと見えるようになってきました。

 

 これは 勝手な想像の域を越えませんが  たとえば 装丁の素敵な本たちやお気に入りの洋書 ・・・            私だったら断然バラに関するあれこれを集めた本たちが欠かせませんが ・・・                 そんなことを想い描きながら日々コツコツと制作を進めています。 

 

  もうすぐ完成です。

 

 

世界にたったひとつの家具

テーブル 完成

横浜の前田様。 Webデザイン制作をなさっていることで 使い勝手が良いようにとご希望でこのような形の   テーブルデザインになっています。    高さ600㎜×幅・奥行き600㎜サイズで2台 

脚デザインについては ¨可能の限り¨とのご要望でしたが チャレンジするかのようにとりかかりました。

難儀したのは縦にラインを入れるところです。 丸い形だけでなく裾になるほど細くなっている形状に縦方向に  5本の彫りこみ線を均等に入れる方法は ?? と ・・・  

       他の作業をしながら数日考えたあげく考案したものです。 

 

   完璧なガイド !!   このようにして未知の分野にチャレンジすることは 難しいほど好きかな?

 

世界にたったひとつの家具

チェスト 完成

 

早くに完成していましたが、やっとアップしています。                           最初に送られてきたご希望のデザインですが 何かしら自分の作風に似かよっているなと感じていたところ      以前のブログ掲載の画像をもとに図案化加工して知らされたものでした。 なるほどね!って感じ。

        設置場所の寸法に合わせピタッと収まるように 実寸を割出し図案化し制作にとりかかりました。 

 

   引出しの中は細かく整理出来るように工夫。 用材はウォルナットを使っています。

 

 

可動式の棚板。 用途に合わせ およそ2㎝刻みで上下にコントロール。 棚受けも味気ない金属のダボと違い、  重さにも強く一つのデザインとしています。

 

   引出しの¨ノブ¨ 32年前フランス・アヴィニョンで買ったもの。 ようやく登場できました。

用材として仏産のホワイトオークを使っていますが 硬くて手作業では時間もかかります。            ペイントの状態も経年と共に雰囲気が出てきて楽しみになります。

   現在進行中のテーブルも完成状態にあり 近日の内にお知らせ出来ると思っています。

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