La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

5年ぶり 4度目のオーダーは BED です。

名古屋の柏本さん宅の BED 2台が ようやく仕上がりました。
お子さんの学習机に始まり ・・・  今回で4度目のオーダーです。
と、言っても BED 制作のお話しがあったのは今年の初め。 忙しくしていた為 今になって
しまいました。
私たちのブログの記念すべき1ページを飾ったのも 柏本宅のタイルトップテーブルでした。
もう 長いおつき合いになります。

さて、BED ですが ヘッドにはフレンチな やわらかい曲線をほどこし
足部に彫られたラインと トップのドングリ形が全体の雰囲気をアップさせています。
長さ2000 × 幅1000 × 高さ1000 の範囲でデザインしています。

BED1

BED2

X’mas までに と言う約束が  何とか守れそうでホッとしています。

世界にたったひとつの家具

あれも これも 制作中 …….

今 アトリエ内は何台もの家具が それぞれ完成を待っています。

小ぶりのTVボードとチェスト1

小ぶりのTVボードとチェスト2

小ぶりのTVボードとチェスト3

かわいらしい 小ぶりのTVボードとチェストは 大阪・吹田市の谷口さん宅。

収納型のTVボード1

収納型のTVボード2

収納型のTVボードは 横浜の宮森さん宅。

Bed1

Bed2

Bed 2台は 名古屋の柏本さん宅。

その他にも 組立て待ちの部材の数々が所狭しと置かれています。
手作業・手作りで 出来ることは限られていて あれをしていたら これが出来ない。
そんなジレンマと闘いながらの毎日です。

そうした中でも 少しずつ形になってきています。

みなさん もう少し …. 待っていて下さいね。

世界にたったひとつの家具

フレンチスタイルに アンティーク感を プラスして

書店に並ぶ インテリア本をながめただけでも フレンチの文字のあまりの多さに
おどろかされます。
私たちにとっては うれしい限りなのですが、その影響なのか 全国からのお問合わせが
連日届いています。
そもそも フレンチスタイルって どんなものなのでしょう ?
歴史をさかのぼれば 伝統的なスタイルこそあれ 今 はやりのフレンチの定義なんて
きっと ありはしないのです。
人が勝手にイメージを膨らませ作り上げられたスタイルなのです。
だから、白くペイントされていれば それだけでフレンチ・・・ なんていう家具もあったりして
がっかりしてしまいます。

フレンチアンティークスタイル1

フレンチアンティークスタイル2

フレンチアンティークスタイル3

フレンチアンティークスタイル4

私たちの提案する フレンチアンティークスタイルは、そもそも 100年以上前の希少な
アンティーク家具ですが デザインは気に入っても 扉を開くと中はガタガタだったり
使い勝手がよくなかったり サイズが大きすぎたり ・・・ と いう難点をクリアしつつ
デザインのテイストは アンティークの雰囲気をそのまま再現したいと考えています。
仕上げも あまりハードなエイジング加工はしていないのが定番ですが、
最近は そのエイジング加工を望んでくるお客様も増えてきています。

フレンチアンティークスタイル5

エイジング加工も やはり年月を経過した本物のアンティークと それらしくしたものでは
やはり違いがあります。 ペイントの色も同様 同じホワイトでも イメージは人それぞれなので
かなり慎重に決めていかなければなりません。
少し汚した感じと言っても 感覚のずれにより 汚いイメージになってしまうこともあります。
ほどよく こなれた感じがベストだと思っています。
最終的には 私たちの感覚に“おまかせします”って 言って下さる方が オーダーまで
こぎつける感じがしています。
そして その“おまかせします”を して下さっている方が徐々に増え 今はてんてこ舞いです。
アトリエには ズラリと これから制作するデザイン画が貼られ ……..
これから決定していくであろう方たちも数多くいらして  何だかパニック気味です。

求められ 望まれることに 心から感謝しています。

フレンチアンティークスタイル6

フレンチアンティークスタイル7

フレンチアンティークスタイル8

日常のこと

フレンチ アンティークに 溶け込んで ・・・

素敵なカントリー1

大阪 富澤さん宅が 「素敵なカントリー」の誌面に紹介されました。
4ページにわたり 彼女のお部屋作りのこだわりやアイデアが沢山載せられています。

素敵なカントリー2

私たちが TVキャビネットを納品するためにおじゃました時に比べると
さらにバージョンアップし フレンチアンティークの家具や雑貨たちの中で
TVキャビネットも しっとり溶け込んでいる感があり 安心しました。
家具や雑貨ひとつひとつを 愛しむ その暮らしぶりが 誌面からも伝わって来ます。

こんなふうに 私たちの家具を大切に想って下さる方のもとへお嫁入りした
TVキャビネットは幸せ者ですね。

日常のこと

一年に たった一日だけの ティユール市

Tilleul (ティユール)  西洋菩提樹のことです。
ある年 ソーの村のハーブのお店で 薄いやさしいグリーンの葉を乾燥させたお茶を見つけました。
聞いてみると フランス人の大好きなハーブティーのひとつで 消化を助け ぐっすり眠れる効果が
あるそうです。
プロヴァンスのビュイ・レ・バロニーでは 毎年7月の第1水曜日に ティユールの市が開かれると
教えてくれました。

そして 翌年 旅の計画の中にしっかりと入れこみ尋ねることにしました。

ティユール市1

ティユール市2

その村は ヴァントゥー山の裏側 奥プロヴァンスにありました。
市当日には 広場を中心に 沿道には麻布やカラフルなプロヴァンスプリントに 溢れるほどに
包まれたティユールが積まれた車がズラリと並んでいます。
何と フランス中の 85% のティユールがここで取引されるのです。
見物に訪れた観光客の数も多く 取引の様子を楽しんでいます。
露店では 取り立てのティユールも売られています。

ティユール市3

ティユール市4

ティユール市5

ティユール市6

ヨーロッパでは “愛と自由と平等の樹”として フランス革命200年祭の記念樹に選ばれました。
プロヴァンスのティユールは 特に香りが強く品質も良いそうです。
市全体に ティユールの放つ甘い香りが漂っていました。

ティユール市7

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