La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

provence の 夏

カヴァイヨンメロン

この時期 provence のマルシェに必ず並んでいるものの ひとつに カヴァイヨンメロンがあります。
果肉はオレンジ色で とても甘くておいしいのです。
値段もお手頃なので 滞在中の食後のデザートには欠かせません。 おかげでメロンの見分け方も
上手になり スーパーでは “ 私のも 選んで !! ”と 頼まれたりしたことも・・・
そのメロンを日本でも食べたいと・・・ 今までに幾度となく種を買い込みチャレンジしてきました。
けれど、 あの日 あの時に食べた味とは程遠いことが多すぎて…..
3月に種を買う時も、あきらめ半分でした。 そのメロンがすくすく育ち、一見 立派な姿になり
収穫の時を迎えました。 形も丸に近く、縦に入ったスジもくっきりしていて これは甘いかも?
と 思わせてくれる出来です。 食べ頃は5~7日後なので しばし我慢です。

記念の1枚は、プロヴァンスプリントのクロスを広げたうえで ・・
持っているプリントの中でも 鮮やかな色を選んでみました。
provence といえば まずこの色が浮かびます。
この黄色について調べてみました。

Jaune de provence ジョーヌ.ドゥ.プロヴァンス
プロヴァンスの代表的な色といえる
黄色の花の色である。
ひまわりの黄色をはじめとして
四季折々に、エニシダ・タンポポ・チューリップ・
サフラン・ミモザ・マスタードなど
このプロヴァンス地方には黄色の絨毯のように
黄色の花が敷きつめられる。
その色名が Jaune de provence である。
特に、ゴッホが描いた「ひまわり」の黄は
その代表的作品である。
(フランスの伝統色より)

夏のprovence によく似合う色です。

もうひとつ、 Bleu de provence
プロヴァンスの青 輝くような紺碧の空や海の青をさしています。
この Bleu de provence をベースカラーにしたプリントには 小さなセミたちが描かれています。

セミのプリント

フランスでは 南仏にしかいないセミ(cigale)は幸福のシンボルになっていて、
いろんなセミグッズが売られています。

セミグッズ

私も、部屋の中を見回しただけで これだけ集まりました。
左の3つは壁飾り。 いちばん右はドアノッカーになっています。
今では 我が家の幸福を見守ってくれています ?

とにかく provence は 今が 一番 すてきな季節。
目を閉じると
あの空が ・・・
風が ・・・
日差しの暑さや
木陰の涼やかさまでが よみがえります。

ああ やっぱり 又 行きたい。
そう 思わせる場所なんです。  provence って………..

世界にたったひとつの家具

コレクションボード 完成しました。

甲府市 川村宅のコレクションボードが やっと・・・  完成しました。

コレクションボード配置前

コレクションボード配置後1

外側は ニュアンスのある ホワイト。 扉の中は 木目を生かし ステイン仕上げになりました。
天板部は既存のカウンターですが、色のトーンがピッタリでした。 はじめからここにあったの?
というくらい しっくりなじんで、しかもホワイトが程よく主張もしていて・・・
早速、箱に入れられ大切にしまってあった ル・クルーゼ を出してもらい並べてみました。
ラムカンにいたっては 次から次へと出てきて びっくりでした。

コレクションボード配置後2

このボードは 幅も1850mmはあるので たっぷり収納できますね。
毎日 毎日手で触れて 愛情を注いでやって下さい。 きっと、1年後2年後と月日を重ねるほど
輝きを増してくるはずです。

世界にたったひとつの家具

南仏プロヴァンス スタイルの庭づくり

ハネムーンで訪れた 南仏プロヴァンスのイメージを 自分たちの庭作りにも 取り入れたいと
私たちに相談下さったのは 中央市のYさん。
以前、新築の際には 家具作りで 協力させて頂きました。
いくつかの エクステリア業者とも やりとりをしたそうですが、私たちの提案したデザインを
気に入って ご依頼下さいました。
ご夫妻にとって 思い出の地である provence
そこで目にした風景 ・・・   わすれ得ぬ あの時を
身近に感じて頂けるように ひとつひとつディテールにこだわり デザインしました。

デザイン画

エクステリア業者ではなく、 20年近くも provence を追い求めてきた私たちの 感覚 を
選んで下さったことに感謝しつつ 作業していきたいと思います。
フェンス、花壇、フォンテーヌ、ゲート、駐車場 などなど 全て 手作業 手作り なので
時間がかかりますが その工程 ひとつひとつを楽しみながら見届けて下さったらうれしいです。

作業中1

作業中2

日常のこと

心に残る provence の香り

ラヴェンダー畑1

どこまでも広がる一面のラヴェンダー畑。
ゆっくりと流れる時の中で 蜜蜂たちだけは今を盛りに せっせとラヴェンダーの花から花へと
忙しく飛び回って “ 蜜 ” を集めています。

ラヴェンダー畑2

ラヴェンダー畑3

ラヴェンダー畑4

しばし 花たちに埋もれるようにかがみこむと 体中にラヴェンダーの香りが
染込むような 心地よさに包まれます。
7月の provence の最大の魅力です。

今年は 3月の provence だったので 味わうことのできなかった ・・ あの感覚。
日本で、ましてや 私の箱庭では 何株かのラヴェンダーで がまんするしかありません。
provence から大切に持って帰った種から育った花たち。 ドライとポプリにするために
毎日少しずつ摘んでいます。 部屋の中は 甘くやさしい香りであふれています。
そして、いつも 主人との合言葉は “ 行きたいねぇ provence・・・ ”

そんな provence の 香りのおすそわけを 風香の職場へ届けました。

provenceの香りのおすそわけ

娘の記憶の中にも しっかりと残る この香りを嗅いだ瞬間 “ あぁ provence だね お母さん ”
そう 小さな頃から毎年 毎年 provence へ・・・   大人の都合で たいくつな思いだって
たくさんしただろうに やっぱり 娘たちにとっても 忘れえぬ思い出になっているのです。

世界にたったひとつの家具

ル・クルーゼのためのコレクションボード

甲府市の川村さんからメールが入ったのは 3月。 私たちがprovence気分冷めやらぬ時でした。
さっそく お宅におじゃまして お話をお伺いしました。
それは、 キッチンカウンター下のデッドスペースになっている部分へ
コレクションしているル・クルーゼを飾るボードを制作してほしいとのこと。

キッチンカウンターの下

2月の le coeur のイベント会場で 私たちの家具を見たのがきっかけだったという川村さん。
1年前位からインテリアに興味を持ち出し、自分なりに楽しんできました。 お部屋はスッキリと
気持ちよく片づけられ 玄関前にはかわいいお花が小物たちと上手にコーディネイトされています。
今回依頼されたコレクションボードは、木目の生かされた室内の中で
唯一 ペイント家具になります。 きっと お部屋に素敵なポイントができ
又 お部屋作りが楽しくなることでしょう。

作業中1

作業中2

袴部

袴部 / 見えない所でも ベストな作りを求めます。

引き出し

引き出し、扉、棚板 部材の全てが 手作業 手作りです。

制作も着々と進み あと少しでペイントに入れる状況です。 内部をペイントするかどうかは
まだ決まっていないので そろそろお電話して、途中経過を見がてらアトリエにお越し頂こうかな
と 思っています。

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