La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

お待たせしました

タイルトップテーブルとイス

タイルトップテーブル

以前、<只今制作中>で紹介した名古屋市・柏本宅の、タイルトップテーブル・イス・ベンチ・キャビネットが完成しました。 全体がミルクペイントと白木のツートーンで仕上がり、シンプルながらとても品良くまとまりました。 タイル部分も色の違う2色で市松模様になっています。 白木部分がまだ新しいので白すぎる感じがしますが、本当の意味でのツートーンの良さは、使い込んで半年…一年とパイン材が飴色に変っていくなかで、ぐっと味わいが出てくるのだと思います。

キャビネット

柏本宅納品は、今回で3回目なのですが、8月に引っ越しをされたので、名古屋のマンションには、はじめての納品になります。 9月27日(木)早朝に出発、到着後柏本さんの手をかりて、お部屋まで運び入れました。 作品が完成していたにもかかわらず、納品日がだいぶ予定日よりずれて、不便な思いをさせてしまいました。 きっと心待ちにしながら不便さをがまんして下さっていたのでしょう。 食器の入ったダンボールの上に、板を置いてしのいでくれていたと知ったときは、頭の下がる思いでした。 本当にお待たせしました。 そしてこれからは、この家具たちを家族の一員として可愛がってやって下さいね。 

日常のこと

元気です・・・

しばらくblog更新をできないでいました。 今日改めて確認したら9月5日に更新したきりになっていました。 この事は、書こうかどうか迷ったのですが・・心配して下さっている方も多いと思うので、結局書くことにしました。 我が家は2世帯家族なのですが、私たち家族と私の両親で構成されています。 父は昨年1月脳内出血でたおれ、家族で介護をしていました。 その父が今年9月6日にガンのため入院。 その15日には意識不明に陥りついに10月3日この世を去りました。 娘として最善を尽くしたつもりでいたのですが、まだ他に何かしてあげられたのではと、自問自答しながらの最後の1か月になりました。 仕事も手につかず主人にも心配をかけました。 葬儀も無事終わらせ、やっと通常の生活に戻りつつあります。 協力してくれた主人・子どもたちには、心から感謝しています。 ありがとう。 また元気でblog更新します。

日常のこと

La maison avec du coeur 誕生の裏話

私たちが、家具作りの仕事を始めた頃、日本のそれまでのインテリアシーンに、新たにカントリースタイルの芽が、少しずつ育ちかけていました。主流はアメリカンカントリーでした。素朴でどこか懐かしい・・開拓時代の、何もない生活の中で、人々の知恵や工夫から生まれてきたスタイルです。そういったイメージで「HEART&HOME] のネーミングが、出来上がりました。カントリーブームにのり「HEART&HOME」の名前は、何だか一人歩きを始めたような感じさえした頃もありました。常に物作りに前向きにこだわり続け、活動してきました。憧れていたprovenceに、何度も旅しつづけている中で、やっと私たちの求めていたカントリースタイルを、見つけた気がします。

provence

そんな私たちを、一番近くで見続けてくれているマダム・Masakoとその御主人のムッシュ・Sharles(彼はNiceでアンティークshopを経営しています。)に、お願いして「HEART&HOME」に一番近いフランス語表現を、考えていただきました。そして生まれたのが、「La maison avec du coeur」です。

カタカナ読みすると、「ラ・メゾン・アヴェク・ドゥ・クール」でしょうか?何て素敵な響きでしょう。とても気にいっています。早速Blogタイトルに使うことにしました。何年か前に、神戸でイベントをした時にも、何人かのフランス人の友人に、イベントタイトルを考えてもらったことがあります。その中で私たちの想いに、いちばんピッタリの表現をしてくれたのも、やっぱり彼らでした。
それが、「provence profonde」でした。そうホームページアドレスに、宝物のように埋め込んでいる言葉です。これについては、またあらためて・・

日常のこと

ごちそうさま 「ちっぽら食堂」さん

福岡まで納品に行き その帰り、山口県の萩に、寄り道しました。目的は[萩焼き」です。以前から好きで幾つか持っていて、大事に使っていたのですが、出かける直前にカップを割ってしまったこともあり、ぜひ訪ねたいと思っていました。いろんなお店を見て回ったのですが、あまりピンとくる物がなく、気に入っても普段使いには、ちょっと値段が高すぎたりで、内心あきらめかけていた時、私好みの少しいびつで、手作り感あふれるコーヒーカップを見つけました。主人の分と二つ買いこみ、これで満足とばかりに、車に乗り込んだ頃には、もう日も暮れ夕食の時間・・・土地感のない私たちは、さっきの陶器屋さんで聞いたお店に、行ってみることにしました。

ちっぽら食堂さん

いつも納品の時は、あわただしく行き来するので、せいぜい高速のS・Aで食べる程度で済ませてしまいます。その店は、「ちっぽら食堂」 若い御夫婦が経営していました。看板には玉ねぎのマーク・・玉ねぎを使ったメニューが豊富です。私はかきあげ丼、主人は焼肉定食を、そして家族みんなで食べようと、ペペロンチーノを注文しました。かきあげは、玉ねぎたっぷりのBigサイズで、おまけに目玉焼きのちょっとくずしたのも、一緒にのってきました。和風ロコモコ丼?みたいな感じでしょうか?玉ねぎはとても甘く、何より卵好きの私には、目玉焼きがうれしかったです。食べきれるかと心配していたところへ、ペペロンチーノが運ばれてきました。細いパスタが、オリーブオイルにまったりなじんで、ガーリックと唐がらしもいい感じ。私の好みにピッタリの味。(パスタ屋さんじゃないのに、このおいしさ!)こんなお店が近くにあったら、きっと何かにつけ食べに行くだろうなと思います。Blogを見た山口のみなさん、一度行って見てくださいね。私たちも又いつかぜひ訪ねたいと思っています。ごちそうさまでした・・・

日常のこと

ペイントしたら こんなに素敵になりました

前回、公開した白木完成品・・・そのままwaxやオイルで磨きこみ、パイン材そのものが、飴色に変わっていくのを楽しむのが、最もポピュラーですが、このサイズだったらペイントするのもおすすめです。写真の仕上げは、off whiteのミルクペイントを使いペイントし、bee waxにて仕上げています。ペイント後のサンディングにより、少し木肌がでることで、程よくアンティーク感がでてきました。これも時間が経つと、パインの色が変わることにより、ミルクペイントの色とコントラストがでて、より古っぽい感じが増してきます。

キャビネット1

側面の彫り込みも、これを入れるだけで、平面的だったところに、立体感がうまれます。棚板は、3段の可動式にデザインされていて、使い勝手がよくなっています。
扉には、ドイツ製のゆがみガラス、金具は、フランス・イギリス製の物を、使用しています。
これにより、全体の雰囲気が一段とグレードアップしました。
基本パターンとの違いは、フラットガラスをゆがみガラスに、取っ手をセラミックノブからkeyタイプにしたところです。ヨーロッパはこのように、keyを取っ手がわりに用いた家具が、アンティークをはじめ多く出回っています。

キャビネット2

キャビネット3

制作者の希望に応じて、ガラス・金具を変更できるのも、この家具教室の大きな魅力のひとつになっています。(この場合、差額が発生します。)3日間で、白木完成になりますが、ペイント・その他の仕上げについても、アドバイスしますので、お問い合わせの折に、ご質問等いただければと思います。
開催中も、作業の進み具合を見ながら、皆さんで親睦会をしています。その中でも、家具のこと・プロヴァンスのことなどなど、いつも盛り上がります。どうぞお楽しみに・・・。

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