La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

愛犬 テッド

ゲージが完成し お届け 

 後日メッセージと画像が送られてきました。

  ¨原文のまま¨

 

先日は素敵なゲージをありがとうございました。 愛犬テッドもとても気に入りましたし 部屋の雰囲気にも合って私たちもとても気に入っています。

まだ早いのですがドアにクリスマスの飾りをつけてみました。 今回は本当にお願いして良かったと思っています。

遠くから運んできていただきありがとうございました。 又機会がありましたらお願いしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

日常のこと

愛犬のゲージ

いろんなところで探したけど ¨これだ¨というものが見つからない。 創ってもらうのも選択肢という事からお話がありました。 都内港区東麻布にお住いの大村さん。 ご要望などお聞きしたり参考資料を送って頂いたり・・

 

 

 

 

 

       「ワイヤーを用いたゲージでなく 木製で創りましょう」と提案しました。

高さ600㎜×幅1080㎜×奥行き700㎜で用材は北米産ウォルナット。 従来のワイヤーで出来た物と違いインテリアの一つとして存在しそうです。

 底板と扉以外はペイント塗布になりますが 板面がいつまでもフラットを保つような張り合わせをしています。

      12㎜の丸棒に6㎜の丸棒を貫通させ固定させるようにし横揺れしないようにします。

数多い丸棒は事前にペイント塗布しておくときれいに仕上がります。 穴の位置を決める計算が一番頭使いました。

            扉もラインを彫ってリアルに。

 

                   現在の進行状況はここまでですが 完成間近です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常のこと

家具デザイン

忙しい事を理由にblogアップが月一度の状態が続いています。 もう少しこまめにしなければなりません。  現在品川区の中島宅の食器棚 目黒区の行實宅のパーテーションを兼ねた家具 神奈川・川崎区の加藤宅の外構を手掛けています。    そのデザインです。

要望を十二分にお聞きしラフデザインを起こすことから始めます。 中島宅は初めてになりますが 行實宅は3年前加藤宅は10年前に家具制作をしています。 ほとんど同時期のお話でしたが設置場所などの確認が必要と思い皆さんのお宅訪問をしデザインを取りかかることになりました。 ほとんど¨お任せ¨状態ですが直接お会いすることでより多くの理解が得られます。 そうしたことがデザインする上でとても有効になります。 ものまねや引用するのではなく根拠を持ってイメージ出来なければよろこんで頂けるものは創れません。 「このようなデザインのものを創りましょう」という為のものであって 自分の中では描いている時に詳細は蓄えられていますのでほとんど感覚で作業しています。  

 

日常のこと

Japanese style

八幡諏訪神社 昨年の台風19号で屋根が吹き飛んでしまいました。 修復出来る業者がなかなか見つからないで困っていた最中 地域の長老たちの集まりの中で誰となく言い出した人がいて「彼は何でも器用にこなす」と人の都合も聞かず全員一致で決めてしまった ¨仕事¨になってしまいました。「時間かかっていい」という事でしたので本来の作業の合間を見ながら取りかかりました。

取りかかる前の状態です。 下地が合板で作られていたので腐っていました。 催事の時に提灯を下げる為に使うそうです。 加工したトタンで覆うようになっているので同じ処理をする造作が大変難しいのです。 それ相当の加工道具や熟練した技能を持っていれば簡単 ? でしょうが気持ちで挑むしかありません。

長さ3200㎜ 幅460㎜のトタンシートを四隅を折り曲げる工程。 表から折り曲げたり裏にして折り曲げたりで扱いは想像以上に容易でありません。

折れた形状がシャープに仕上がるように土台角にはL型のアングルを用いています。 折シワの形跡がつかないように少しづつゴム鎚を使い3200㎜を根気強く曲げていきます。 四隅を折り曲げた長尺のトタンを移動させるのが更に大変。 前後しますがこの作業をする前には加工工程もですが現地までの運搬方法を随分模索しました。 とにかく¨パキッ¨と折れ痕が付こうものなら台無しになるので….. 考えたのが長さ3m50cmの担架を作りそれに乗せ保管・移動する方法でした。

   現地での作業。 合板でなく防腐処理した無垢材で下地を用意。

   風が無い日に用意したトタンを乗せています。 シートのかみ合わせは計算通りで¨自画自賛¨

ペンキ塗り。 ここまでになると終わったのも同然。 それまでのプロセスが大変だっただけに難なく終了です。

奥に見えるのが本堂。 450年前の建物で修復が必要な状態。 その時は… ということでしたが聞こえていませんでした。 仕事の合間とはいえ延べ5ヵ月かかりました。

 

日常のこと

修理の依頼

都内、青山にある輸入家具ショップからテーブルの修理依頼。 直径1200㎜円形のガラス天板仕様で脚の造作が独特のデザインになっているのですが横揺れがひどく あれこれと対処したものの改善出来ないことでのお話。 

底から見た脚の接合部に使っているネジクギですが 原因箇所と判断。 商品ですので最小限の傷に抑えなければなりません。

高級家具に建築に使う¨ネジクギ ?¨ まして途中で折れているではないか。 重量感たっぷりの創りになっている割には考えられない接合方法。 これでは支えることは「無理」。

  改善策として…. 20㎜の丸棒を打ち込みベースと脚を接合させる事にしました。

  クランプでしっかり密着させ楔を打ち込みます。

いろいろと試みた跡が随所にあり後処理が大変。 ゴールドペイントもジャンクな仕様になっている為に修正に手間がかかります。

  我々が創った作品ではありませんのでデザインの全体は見せていませんが横揺れは確実になくなりました。

 

 

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