La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

フレンチ サイドボード

愛知 原田宅の オーダー家具のひとつであるサイドボードが 着実に 少しずつ形に
なってきています。
ダイニングルームの3つの窓に合わせた 幅2300mm・高さ1100・奥行き500 (mm) の
ボリュームのある創りになります。
ほぼ完成状態にあり この後はフレンチカラーにペイントします。

サイドボード1

サイドボード2

サイドボード3

天板 幅500mm 長さ2300mm 天然ポンデロサパイン無節材を使っています。

サイドボード4

サイドボード5

サイドボード6

サイドボード7

サイドボード8

サイドボード9

テーブルの天板制作には 長い時間をかけ創っています。 厚みのある無垢材の組み合わせで
この作業期間だけで 2ヶ月かけています。

テーブル1

テーブル2

テーブル3

猫足デザインの脚になりますが 現在奮闘中です。 イス6脚も手の込んだ創りです。
残る 幅 3m 高さ 2m の TVボードは完成すれば圧巻 !!!  部材の準備も佳境に入り

あれも これもと 忙しい毎日です。

世界にたったひとつの家具

まだ フレンチ風には 見えませんが ・・・

寒空の下 ガーデンの小屋のブロック積みをしています。

重機など使わず 全ての工程 手作業・手創りで行っています。

いつもの家具創りと勝手が違うものの 創る感覚は何ら変わりません。 庭という大きな
キャンバスに 想い描いたイメージを形にしていくのは快適です。
すでに ご近所では “ いったい何が出来るのだろう ? ”と 注目されているみたいですね。

エクステリア業者であれば アッと言う間に進めてしまうのでしょうが 長丁場で行うだけに
いつもと違った “ 関心 ”を持って見られていくのではないでしょうか。

基礎部分は 30cmほど掘り下げ 型枠を設置します。 砂利を敷き詰め あらかじめ加工していた
鉄筋を配筋結束します。 その中に コンクリートを流し込み固めます。

基礎部分1

基礎部分2

基礎が完成したら その上にブロックを積み上げていきます。 完成時の最大高は2.2m。
ブロックひとつ20cmの高さなので 11段積み上げます。
ちなみに 鉄筋の太さは10mmを使っています。 縦に80mm間隔に(縦筋) 横に2段間隔に(横筋)を。
配筋しながら施工していきます。 水平・垂直の感覚は付きまといます。

鉄筋

積み上げられたブロック1

積み上げられたブロック2

小屋の前の低めの壁には フォンティーヌを創る計画なので 基礎づくりの時
あらかじめ 給排水のパイプを配管しています。
4段積み上げたところで 現在唯一“フレンチ”を感じさせる 蛇口を取り付けました。
水道パイプを曲げ アイアンを溶接して創ったオリジナルのものです。

蛇口

素朴で ・・・  何とも いい感じです。
南仏プロヴァンスの小さな村で見かける フォンティーヌにあるようなスタイル。
プロヴァンスのフォンティーヌは 湧水が常に口から流れているのが普通です。
ですから ひねる部分は無いのです。

工事はまだまだ序の口です。

・・・続く

世界にたったひとつの家具

庭づくり 始めます。

以前 ブランケットBOXの 制作をさせて頂いた 甲府のS様宅から お庭づくりの相談を
受けたのは この夏の事です。

S様宅

S様宅2

何度か話し合いを重ね  デザインを書き上げたり
私たちの手がけた実際のお庭を見に行ったりもして
仕上がった時のイメージを 具体的に感じて頂きました。
フランスからの資材調達と 双方の忙しさから だいぶ時間経過してしまいましたが
今 下準備の真っ最中です。

お庭 デザイン画1

お庭 デザイン画4

お庭 デザイン画5

お庭 デザイン画6

お庭 デザイン画7

お庭 デザイン画8

お庭 デザイン画9

お庭 デザイン画10

プロヴァンス瓦を使った 小さなガーデニング用の小屋を手始めに 玄関周りから
駐車スペースまで コツコツ手作業していきます。

志村さんファミリーに 喜んで頂けるよう 北風に負けず取り組みます。

順次 作業工程をアップしていく予定でいます。

世界にたったひとつの家具

アンティーク な ローボード

世田谷区の林さんから オーダー頂いたローボードは
アンティーク家具のモチーフを 上手に生かしながらデザインしました。

ローボード デザイン画

何と言っても 両サイドのスピンドルがポイントです。
脚も丸脚にすることで よりアンティーク感がアップします。
仕上げも ペイントでなくオーソドックスにステイン仕上げにします。
金具も それに合わせイギリスに発注しています。

アンティーク家具

今回 何より嬉しかったのは …………..
林さんに 制作にかかるまで しばらく待って頂く事を お伝えしたところ
「HEART&HOME さんのような感性のところは他にないので 待ちます」と
おっしゃって下さったことです。

今 インターネット検索で たくさんの情報が入手できる世の中になっています。
みなさん 自分の求めている家具に めぐり逢うために より多くの情報の中から
最も自分の感覚に合うものを 選んでいます。
いろんな物を見た上で 私たちの創る家具を選んで下さることに 本当に感謝しています。
その期待を裏切らない物を 創り続けて行かねばとも思っています。

世界にたったひとつの家具

フレンチ テイストのデザイン

最近 新築と同時に 家具を注文して下さる方が増えています。
愛知県安城市の原田さんも そんな中の1人です。
お話しを交わしていましたが 工事中のうちに直に見ておこうと
デザインする前に お伺いして来ました。

二世帯住宅で 二階部分が原田さん達の居住スペースになっています。
広々とした作りの住居で 階段も広く ゆったりとしています。
そもそもは blog で取り上げていた 大阪、横浜、埼玉にお届けの TVボードをご覧になったのが
きっかけだったそうです。

見取り図

今回 依頼されたのは
TV ボード ・ サイドボード ・ ダイニングセット・・と、
リビング ダイニングが 全て私たちの制作した家具で 統一されることになります。
まさに 理想的なスペースになりそうです。

フレンチ テイストいっぱいの これらのデザインを描きあげるまで わが家のリビングテーブルには
山のように 資料が積み上げられ それらを毎晩ペラペラとめくりながら
イメージを高めていきます。
そして 描く時は 一気に ・・・・・
なんて 私は 軽く言っていますが・・ 当の主人は“ 生み ”の苦しみを
毎回味わっているのでしょう。

TVボード設置場所

ここに 幅3mの TV ボードが設置されます。

TVボード デザイン画

縦長窓3枚

縦長窓3枚の幅のサイドボードになります。

サイドボード デザイン画

ダイニングテーブル デザイン画

基本的に 用材は北米産ポンデロサパインを使っていますが
今回 天板については フレンチホワイトオーク を使います。

脚 デザイン画

ローテーブル デザイン画

ベースになるデザインは こんな感じですが 細かい部分については 制作作業の中で
実物大の部材でバランスを計っていきます。
もちろん ペイント仕上げになります。

原田さんは “ おまかせ ” なので  任されている責任と同時に
ある程度 「感覚的に 楽しんで創れる 自由さ」を 感じています。

来春 入居予定になっていますが  のんびりも出来ません。
他の作業と 掛持ちで進めていかねばならない状況もあり
少々 これからに 緊張感を持っています。

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