La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

もう少しで 完成です

ダボ

背板

長田宅の家具が ようやくペイントの段階までになりました。 大きさや構造的に改善を加えているうちに、思っているより時間がかかってしまいました。 クローゼット・サイドボードほぼ仕上がった状態で、大きな物はベットを残すのみとなりました。 棚板は全て可動式なので使い勝手がよく アレンジできるようになっています。 クローゼットはハンガーポールが設けてあり余裕で吊り下げられる高さを確保できますし左右使い分けることもできます。 サイドボードの小引き出しも工夫がほどかされており、位置を上下に変えて使えます。

クローゼット・サイドボード

各パーツ

現在制作真っ只中、切ったり削ったりでパイン材の香りでとても心地よい環境の中にいます。 仕上がり状態がここまでくるとなぜか勢いづいてきます。 あれをしながら、これもするというような感じで、一気に完成にもっていきたいと思っています。 写真だけだと、最終的にどんな家具になるのかまだわかりませんが、それはもう少しあとのお楽しみにしていてください。

世界にたったひとつの家具

あれから 何年経ったでしょうか?

今、とても大きな家具を作っています。 それは、子供用の机にベッドとクローゼットが一体になったものです。 新1年生のお姉ちゃんとその弟君のために、2台同時に制作中。
山梨県河口湖町の長田宅の奥様は、もう長いおつきあい。 彼女が結婚前からですから、かれこれ
10年になります。 結婚の時は、ダブルベッド・ローテーブル・チェスト・シューズBOXを制作しました。
それらは今ではすっかりいい色合いになり、長田家の生活の中に溶け込んでいます。
長田さんは、節目節目で必ず電話をしてくれます。 “やっぱり家具は、HEART&HOMEで・・・”と
思ってくれているのが、何ともうれしい限りです。 というわけで、今回は娘さんの入学に合わせて、
学習机の依頼です。 スペースの関係もあり、多機能型にすることになりました。

クローゼット付きベッド1

クローゼット付きベッド2

部材ひとつひとつが大きく、しかも2台いっぺんに制作ということもあり、ようやく組立てはじめたというところです。 入学式までには、どうにか仕上げてあげたいと思っているのですが・・・

世界にたったひとつの家具

学習机が、ここまで出来ましたよ。

楽しみに待ってくれている新1年生の学習机がペイント直前まで出来上がってきています。
机は天板を取り付ける前にペイントしたほうが、作業効率がいいので、まだ取り付けてありません。

「私のカントリー」60号掲載

ブラシでのペインティングなので手間がかかりますが、ローラーなどを使うとどうしても厚塗りに
なってしまい思うような仕上がりにならないため、やはりブラシを使っての地道な作業となります。
乾いたらサンディングをし2回塗りします。 それから天板の取り付けて、最後のオイル塗りを
しながら磨きあげます。 オイルにより全体がしっとりと落ち着き、ペイントをした部分はそれだけで
アンティークな雰囲気が出てきます。 こうして磨きあげられた後、取手などの金具がつけられます。
そうすると、どこかよそゆきの顔になっていきます。 私はこれを見るのがとても好きです。
その時が早く来るように、ペイントの手を急がせます。
ぴかぴかの1年生の満面の笑みを思い浮かべながら、あと少しがんばります。

世界にたったひとつの家具

ピカピカの1年生たち、もう少し待っていてね。

今年も小学校に入学する子供たちの学習机の制作に、本格的にとりかかる季節になりました。
工房の中では、次々と切り出され、張り合わされていく部材たちで、すでにごった返しています。

学習机1

学習机2

学習机3

学習机4

毎年、一番寒い季節に制作に没頭し、仕上がって一人一人にお届けに伺う頃には、桜の花がもう咲き始めています。 今年は、熊本・宮崎・山口・兵庫・和歌山・山梨・岩手と、全国からご注文があり、うれしいことにH・Pからのご注文の方もいて、苦労してH・Pをたちあげた甲斐がありました。
新入学に心をときめかせ、入学式を指折り数えている子供たちのために、1日も早く完成できるように頑張っています。 いつも思うのは、お父さん・お母さんの溢れんばかりの想いが、私たちの作る“手作りの机”を選んでくださり、それを与えられた子供たちは、なんて幸せなのだろうと・・・
既成の机と手作りのものとでは、雲泥の差があると思います。 手触り・ぬくもりすべて違います。
今はまだその“違い”を理解できなくても、きっといつか気付き同時に親の愛情の深さを知る日がくるでしょう。 だから学習机には私たちも特別の思い入れを込めて、作っています。
3月中旬くらいには、笑顔のみんなに会えるのではないかと思います。 まだまだ作業工程は山ほどありますが、できればそれもブログ内で報告したいと思っています。 お楽しみに・・・

世界にたったひとつの家具

デッキ作りもしています

12月はじめのある日、1本の電話がかかってきました。 訪ねていらしたのは、甲府市の湯原さん、1歳の男の子を連れた若いご夫婦でした。 電話では「テレビ台が欲しいんです。」と、おっしゃっていたのですが、いろんな話をしていく中で、現在新築中でもうすぐ入居する事や、エクステリア関係がまだぜんぜん決まっていないなどとお聞きし、私たちが今まで関わってきた、デッキ・お庭・フェンスなどの写真をお見せすると、デッキ作りをお願いしたいという事になりました。 早速新築中のお宅を、拝見させていただきに行きました。

湯原邸

湯原さんの当初の希望は、リビングからの出入りのみの小ぶりなもので、という事でしたが、リビングの扉と並ぶキッチンの扉を見て、やはり便利さの面では、両方から出入りするサイズにした方が良いと提案しました。 3パターンのデザインを考えました。 まずひとつは全て木製で、あとのふたつは床部は木製・手すり部分がアイアンと木のミックスされたものです。 アイアン加工も自分でするため、オリジナルになります。 アイアンミックスのデザインに決まりました。 木の部分は濃い色を希望されていたので、それはそのままに、アイアン部は家本体のカラーバランスを見て、ホワイトを提案させていただきました。

溶接

基礎構造

施工

工房でアイアン溶接・さび止め・ペンキ塗布、木部のパーツ作り・オイル塗布など手間のかかる作業。 現場では、それらを組立・調整し、床部は、切り出しのみを工房で、あとは一枚一枚土台の上に張っていきます。 張りながらオイル塗布し、全体を張り終えもう一度塗布しました。 ちなみに、この時使用したのは、H・P内でも紹介しているドイツ・リボス社のエクステリア用オイルで、100%天然原料でできた自然健康塗料です。 お子さんが、間違ってなめたって平気なのです。

完成

デッキ

リビングから

サイズ/幅・4.6m × 奥行き・2m  用材/ブラジル原産 IPE  仕上げ/ドイツ・自然健康塗料

こうして、外仕事もけっこう楽しいねなどと言いながら、完成しました。 日本中いえ世界中探しても、ここにしかないデッキです。 湯原さんご夫婦も満足された様子で、暖かくなったらバーベキューをすると楽しみにしていました。 デッキが増えただけで、生活まで変化していくなんてステキなことです。 これから先、お庭にいろんな花や木が植えられ・・・と考えただけでも夢が広がります。 まだまだやりたいことがたくさんある湯原夫妻ですが、そのお手伝いを今後もさせていただく予定です。 このお宅にまた変化がある時には、ブログにてお知らせします。

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