La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

チェストみたいなTVボード

東京都・港区 池田さん宅のTVボード。 希望のサイズとイメージ図が送られてきました。 一番必要なのは寸法。 出来るだけイメージも伝えて頂くようにしています。 

「全てHEART&HOMEの感覚に任せます」というお話でしたので 概念を捨て自由な発想でデザインしました。

 

 

 

「お任せ」の場合 普段出来ないようなチャレンジ精神が旺盛に働き創り甲斐があります。 ラフデザインを描いている時は細かなパーツひとつ一つ立体的にイメージしています。 

 

用材はフランス・ボルドーパインと北米産のウォルナットを使っています。 板厚も平均20㎜あり重さも貫禄も相当になります。

 









                      Color / Corner Cupbood Yellowwish White

 

世界にたったひとつの家具

復刻版 学習机

HRART&HOMEの学習机が 「 私のカントリー No.20 」で 紹介されて 学習机制作ばかりに追われた日々から 早20年 ・・・ 愛知県・稲川市の今津様から あの頃のデザインで学習机を作ってほしいとの依頼を受けました。 懐かしさと共に新鮮な気持ちで制作させて頂きました。

一年生から 机で勉強する子もあまりいないとは思いますが お気に入りのデスクに座って時間を過ごし 成長していくのだなあと思うと感慨深いものがあります。 あの頃をふりかえると シーズンになると恒例のように学習机の取材が 3~4年続き そのたびに全国から多くの依頼があり まるで学習机専門に創っているかのようでした。 他の制作物もある中で 10件(10セット)の対応をするのが精いっぱいでしたが 「待ちます」と言われることで年間35セットを抱える状態が3年続き その後も余韻が数年間。 全国的に入学時期が同じということで¨お届け¨するのがこれまた大変。 九州方面に4~5件分届け 戻り 関西・山陰方面へ。 関東エリアを飛び回り 東北・札幌までと 疲労困憊状態で点滴しながらの運搬で 「泊まっていって下さい」と声かけられた事もありました。   

世界にたったひとつの家具

根強い人気のTVホード

千葉県市川市にお住いの山上様からの依頼です。 これまでに blog掲載された様々なTVボードデザインをご覧になって決められました。 新築の際に TVボード設置するようスペースを用意していたそうですが そのスペースに合わせるように創る為 ミリ単位で測ってもらい知らせて頂きました。 ただ TVは壁に設置になります。

    今回金具に関してはゴールドが好みだということで いつもの雰囲気とはちょっぴり違います。

      中の機器類が素通しに見えないようにレトロガラス(4ミリ厚)を使っています。

用材 フランス産ボルドーパイン   仕様  バターミルクペイント塗布                                  幅 1700㎜  高さ 450㎜  奥行き 460㎜

世界にたったひとつの家具

キャビネット

愛媛県・西条市 首藤さんから依頼のキャビネット制作。 お住いのリフォームに合わせ探していたそうです。   設置場所ピッタリのサイズ 幅1800㎜ 高さ860㎜ 奥行き460㎜で創っています。 両サイドがラウンドの形態になっていて手間のかかる工程になります。 合板と違い無垢の用材での制作は簡単ではありません。 

出来るだけ要望を取り入れるようにしていますが 手をかけすぎてデザインを損なわないようにしなければなりません。 取りかかる前に完成状態をイメージとして立体的に描けるようでなければ それぞれの細かな造作の確かさは失われていきます。 いつものことながら 難題の箇所が登場すると燃えてしまいます。 デザインしたものを形にしていくプロセスは手創りならではの楽しみでもあります。 

「 完成 」   バターミルクペイントは混色してライトグレーに。 

扉のノブはフランスから取り寄せたもの。 プレートをペイント塗布して仕上げていますが ペイント家具の仕上げ方の原点と思っています。

     小物を分類できるように木枠を設けています。 左右にスライド出来ます。

   棚板全て可動式になっており用途に合わせ 収納力もたっぷりです。

用材はフランス原産マリタイムパイン ( ボルドーパイン )

世界にたったひとつの家具

キッチンワゴン

「このようなワゴンを」と画像が添付されていました。 あくまでもイメージを伝えていただく手段であって 制作にあたり縦・横・高さのバランスを考えながらオリジナルのデザインを構築します。

用材は北米産のウォルナットを使っています。 毎回 完成した状態のラフデザインしか無い状態で創り始める訳で各パーツはその時の感覚で決め創っています。 よって スムーズに進む日と難儀して一日何していたか判らないような状態で終わる時もしばしばです。

   熱いものでも大丈夫に タイルトップ(イタリア製)にしています。 

                             目地の処理

      26年前 南仏・アビニョンの金物屋で買っていた物。 ようやく使うことになりました。

       見えないところにキャスターを付けています。

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