La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

キッチンワゴン

「このようなワゴンを」と画像が添付されていました。 あくまでもイメージを伝えていただく手段であって 制作にあたり縦・横・高さのバランスを考えながらオリジナルのデザインを構築します。

用材は北米産のウォルナットを使っています。 毎回 完成した状態のラフデザインしか無い状態で創り始める訳で各パーツはその時の感覚で決め創っています。 よって スムーズに進む日と難儀して一日何していたか判らないような状態で終わる時もしばしばです。

   熱いものでも大丈夫に タイルトップ(イタリア製)にしています。 

                             目地の処理

      26年前 南仏・アビニョンの金物屋で買っていた物。 ようやく使うことになりました。

       見えないところにキャスターを付けています。

世界にたったひとつの家具

Low Table

要望をお聞きする中でイメージしたのが プロヴァンスの友人宅にあったテーブルのデザインからでした。 いかにシンプルデザインに創るか・・ テーブルとローテーブルではデザインも異なりますが デコラティブな箇所を省きアレンジしたのが今回のローテーブルとなりました。 高さ450㎜・奥行き800㎜・長さ1000㎜ 用材は北米産のウォルナット。 無垢の用材 特に面積の広い天板等は経年変化を防ぐ為の対策は構造的にしっかり施しています。

  仮組までになっています。 各パーツのサイズが完成したデザインに対してイメージ通りなのかが大事です。

             下塗りをして組み立てると 接合部の仕上がりがきれいです。

   バターミルクペイント塗布仕様ですが 要望もあり表面を薄めにウレタン塗布処理しています。

世界にたったひとつの家具

サイドボード

TVボードに続きサイドボート゛の制作です。 とは言ってもひとつひとつを順追って創るのではなくすべての部材を手あたり次第(?)揃える作業をしています。 

本体の両サイドや扉を創る加工です。 それこそ手間がかかるのですが 描いているフレンチデザインとして手間は惜しみません。

   均等に締め付け接着するのですが 扉については歪みが無いように慎重にチェックして固定させます。

      接合部は2~3㎜の溝を掘りはめ込んでいます。 固定する方法として確実で 経年変化を防げます。

   引出しを格納する箇所の造作は完璧を目指して創ります。

       脚の加工。

ペイント前の状態 収まり具合をチェック必要な箇所をマスキングテープで覆いペイント作業に取り掛かります。 全体にサンディングした後 ペイント塗布→乾燥させてペーパーがけ 再度繰り返し 3度目に仕上げ塗りします。

   棚板は可動式になっていて 創りも彎曲などの変化が発生しないように工夫しています。

         フランスメイドの金具は ニースの金物屋さんから送ってもらっています。

   サイズ / 幅1360×高さ800×奥行き400(㎜)   用材 / フランス原産・マリタイムパイン

  

 

 

世界にたったひとつの家具

人気の TVボード

神奈川県横浜市の山根さんから TVボードの制作依頼がありました。 マイホーム建築中でのお話でしたが やり取りをしている内に いっそ家具を揃えようと ダイニングセット・サイドボード・ローテーブル・キッチンワゴンとなってしまいました。 TVホードだけであればマイホーム完成に合わせられると軽く(?)思っていたのですが・・・こちらの一方的な想いでしたが これら全てを予定通りに完成させ「お届けしょう」と¨全力疾走¨状態です。

用材はフランス原産マリタイムパイン。 北米産のポンデロサパインに比べるとやや硬めでしっかりした材です。

場所によっては ペイントは組み立てる過程で行うときれいに処理できます。

 

浅めの引出しは扉を閉めると見えないようにしています。 棚板は可動式になっていて自在になります。 

    サイズ / 幅1800×高さ460×奥行き450(㎜)     50インチサイズTVの設置  

 

 

 

 

世界にたったひとつの家具

Spice Cabinet

甲府 S宅から キッチンカウンターに置くキャビネットの制作依頼。 何かと乱雑になりがちなスパイス類をスッキリまとめるため たっぷり容量(高さ370×幅550×奥行き350 ㎜)サイズで創っています。

この金具はイギリスから取り寄せているもので ライティングデスクなどに使っています。 開いたときにフラットになり 閉じたときに金具が見えない創りになっています。 ここまでの制作過程は省いていますが 組み立てる前にペイント下塗りを済ませておくと綺麗に仕上がります。

    中の木枠は固定していないので 用途に応じて自在にできます。

    ニュアンスガラスにすることで中身が丸見えになるのを防いでいます。

小ぶりな創りですが デザインから制作まで相当の模索を要して完成しました。 大きい・小さいはさほど関係なく 手間は一緒です。

扉のノブ 26年前渡仏した時アヴィニョンの金物屋で買い付けた秘蔵のもの。 やっと世に出ることになりました。 いい感じにアンティークぽくなっています。

        S宅 キッチン

 

 

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