La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

こんなキャビネットができました。

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久々の小物ができました。 普段は、家具作りに追われ小物作りの時間が、あまり持てないのでとても貴重?な作品です。 これまで、圧倒的な数の少なさから制作中に、ステンシル教室の生徒さんなど、ごく一部の方たちに、手渡すことがほとんどでした。 今回も、2台だけの制作となりました。 そもそもの始まりは、11月23日からの家具教室に合わせ、ステンシル教室もするということで、そのための白木教材を作ることから、何気なく生まれたこのキャビネット。 デザインは、”久々のヒット”と私は思っています。 全体のデザインバランスもいいし、何よりサイドの細工が手が込んでいてGood!です。 主人の作品にいつも注文の多い私が、一目で気に入った一品です。 気合を入れて作っても、今ひとつだったりする中で、肩をはらずイメージを追い求めて作る時、とてもいい物ができたりするのですね。 ひとつはペイントもうひとつはステイン仕上げにしました。 サイズはW550mm×H600mm×D185mmです。 出窓に置いたり、壁に取り付けてもいいですね。 「私も欲しいなあ」と言うと、主人はいつものように「また作るさ」と・・・ この主人の”また”という言葉には要注意です。 いつの”また”なのかそれこそわからないのですから・・・
まあプライベートな会話は置いておくとして、この2台を、Blog上で販売しようと思っています。 早い者勝ちみたいになってしまいますが、遠方で、HEART&HOMEの小物が入手困難だった方・・・チャンスです。 価格は¥31,000-限定2台なのでお早めに・・・お問い合わせフォームよりお申し込みください。

日常のこと

ステンシル教室も同時開催します

キャビネット

11月23日~25日に開催する清里・清泉寮での家具教室に合わせて、23日と24日のpm7:00~9:00まで各1回ずつステンシル教室をします。 HEART&HOMEオリジナルの、白木教材を今回は5種類用意していますので、その中からお好きな物を選んで参加するだけです。 用具一式は貸出します。基本的な技法は、とても簡単なので初めてでも大丈夫・・・いくつかの注意点を頭にいれて、あとは思い思いのステンシルを楽しんでいただきます。 参加費用は、¥2000~¥7000(素材によりことなります) サンプルのキャビネットの場合ですと¥7000になります。(但し、型は既成の物をお使いいただきます。)

お問い合わせ・お申し込みは、お問い合わせフォームまたは清泉寮までお願いします。

日常のこと

初めてのレンタカー

1994年、ツアーで初めてProvenceを訪れました。 私たちの大きな期待からは程遠い、それこそProvenceをかすめただけの旅に、欲求不満を残しながらの帰国となりました。 この次は絶対に個人旅行しかないと心に決め、それからの一年というもの・・Provenceとタイトルがつく本を、かたっぱしから読みあさり(あまりむずかしそうなものは除いて) 自分たちの行ってみたい場所・shopを書き出し、そのための足となるレンタカーを借りるためのノウハウを知るため、ヨーロッパドライヴなる本をこれまたすみからすみまで熟読(?)しと、初めての個人旅行の不安を少しでも解消すべく、着々と準備しました。 私たちの作成した旅行日程案に基づき、JTBに飛行機・ホテル手配を依頼しました。 それだけでも何だかずいぶんと進歩したなあと、我ながら感心しつつその日を迎えました。 1995年3月8日12:50発AF275便に、乗り込みました。 昨年は、JALだったので飛行機に乗り込んですぐに、フランス語が響き気分はもうフランスです。 あえてAFを選んで正解でした。 不安だからと言って、日本の航空会社を利用する方も多いと聞きますが、フランス語を少しでも長く聞いていたい私たちにとってみれば、ナンセンスです。 ParisでAF2334便にどうにか乗り継ぎ、Niceへと無事降り立ったのでした。 翌日、SNCF(国鉄)に行き、Avignonまでの列車のチケットを入手しました。 当然ながら全て自分たちの手でしないとなりません。 不安だらけ、手さぐりしながらの旅です。 Avignon到着した夕方に予約してあったレンタカーを借り、フランスの車と道路になれるため、Avignonの城壁付近を試乗しました。

レンタカー

翌朝早く、いざ出発です。前日下調べしておいたとうり、N100号線に迷うことなくのりこみ、目的地のAptを目指します。 しばらくすると、 主人ももうすっかり運転に慣れ、車内に安堵の空気が流れます。 途中気に入った景色があると、路肩に車を止め、しばしの撮影タイムを楽しむ余裕もでてきました。 こんなふうにして、ひとつひとつ課題をクリアしながら、自由な時間を満喫します。 ガイドブックの中で印象に残った村々を回り、時間を気にすることなく過ごせる心地よさは、一度味わったらやみつきになることまちがいなしでしょう。 そんなこんなで、初めての個人旅行は大満足で、幕を下ろしました。今振り返ると、まだ序の口だなと思ったりもするのですが、ツアーでは決してすることのできない経験をすることができたという意味においては、記念すべき第一歩だったかなと思います。

日常のこと

上高地から飛騨高山へ

上高地

ずいぶん久しぶりに、家族で気分転換をかねて、出かけてきました。 目的地は上高地・・・am.5:00に出発、天気は快晴でした。 紅葉もかなり進んで、さぞ見ごたえのある景色が臨めるだろうと、ワクワクして出かけました。 中央高速を松本I・Cで降り、沢渡まで・・ ここからはバスかタクシーに乗り換えです。 私たちはタクシーに乗り込み、運転手さんから案内をうけました。 2日前に穂高連峰は初冠雪があり、1年のうちでもベスト5に入る絶好の日だと聞かされ、何だか得した気分になりました。 大正池でタクシーを降り、ここからは徒歩で遊歩道を進みます。

池

朝日に照らされ池の表面からもやがたち、何ともいえぬ幻想的な雰囲気があたりを包み込みます。 途中、田代池を通り河童橋まで約1時間半の道のりを、写真を撮りながらゆっくり歩きました。 朝の冷たい空気の中で、歩くなんてひさしぶりの事です。 歩き始めた時は、あまりの冷たさに手袋を忘れた事を悔みましたが、日が昇るにつれポカポカとしてきました。 河童橋に着きしばしおみやげ物屋をのぞいて駐車場まで戻りました。 

その後、飛騨高山まで足を延ばす事に決め、車に乗り込み途中で、おいしい日本そばをいただきました。 高山では、古い町並みを散策しました。 造り酒屋では飲めないお酒を試飲してみたり、ちりめん小物を扱う店を物色したりと、古き良き日本をじっくり味わいました。 そんな古い町並のはずれに、私の大好きな陶器やガラス器の並ぶお店を見つけ早速中へ・・・きれいな色のガラス器をひとしきり眺め、店内を一回りしていると、主人が私のところへ来て、入口横の棚に並ぶカップが、私の好きそうな物だと耳打ちしました。 さすが・・長い付き合いだけあり、私の好みがよくわかっています。 ちょっといびつで、素朴で味のあるカップたちでした。 棚には30個ぐらい並んでいたでしょうか? 娘はちゃっかり自分のお気に入りを見つけ出していて、私に見せてきました。 どれもこれもひとつとして同じものはなく、はじからひとつひとつ手に取って、その手触りを確かめます。 ああこの感じ・・私の感性にぴったりだわと思いつつ、その中から自分用のひとつを選び出します。 もうどれもこれも欲しくなるので、いったんその場をはなれ気持ちを落ち着けて、遠くから見てみます。 やっぱり最初にいいナと思った物にきめました。 ブラウンにホワイトのドットが入ったカップです。

カップ

またひとつお気に入りが増えた喜びをかみしめつつ・・ 一休みをかねてカフェへ入りました。 そこで早速今買ったばかりのカップを取り出しにんまりしたのでした。 思いがけずHeartに響く物との出会いがあり、心の洗われるような景色も、しっかりと胸の中に収め・・ 帰りがけには白骨温泉で体もあたため、本当にいい事づくめの一日っでした。 そして家族の大切なポートレートもまた、たくさん残すことができました。

日常のこと

延べ走行距離190000km

家具作りをはじめた時から、自分たちで作った家具は全て自らお届けしています。 トラックこそ2代目になりましたが、その延べ走行距離が、9月27日名古屋市・柏本宅に向かう途中で、ついに190000kmを突破しました。 北海道から九州まで駆けめぐった結果です。 お届け料をいただくことなくやり続け、できるところまでと言いつつ早17年・・・まだお届けし続けています。

1代目トラック

2代目トラック

自分たちが心を込めて作った家具の嫁入り先を、見届ける義務を果たしているような感覚とでも言うのでしょうか? 同時に、制作から開放される喜びを味わっているとも言えますが・・・おかげで、電話とfaxだけのやりとりで、依頼して下さった方々と直接お会いできたことが、何より次の制作への力になっているのです。 今まで、お会いしお話してきたたくさんの方たちのおかげで、今日も私たちHeart&Homeは、がんばれるんだと実感しています。そしてまた走り続けます。

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