La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

バラ日記・・・part 2

雨が降るたびにあんなに見事に咲いていたモッコウが、茶色に変色し散りはじめました。
そのかわりに、モッコウの株元の寂しくなった場所へ、昨年の冬それまで鉢植えだったロサ・キネン
シス・アルバを植え込んだのですが、やっぱり地植えはちがいますねェ。

ロサ・キネンシス・アルバ

あんなに伸びの悪かったつるが、どこにどう誘引したらいいか困るくらいたくさんの元気なつるを伸ば
し、今年は愛らしい花をつけています。 このバラは私のステンシル教室の生徒さんがプレゼントして
くれたもの。 せっかく頂いたのに鉢植えの時はあまり花がつかず申し訳なく思っていました。
これで“あのバラがこんなに立派になったよ”って報告できるなと思っていた折、当の彼女から電話が
あり訪ねてきてくれました。 以心伝心ってこの事かな?なんてうれしく思いました。
彼女は花のアレンジメントの仕事をしていて、バラにも詳しくしばしバラ談議に花がさくのです。

そうこうしているうちに工房脇のバタースコッチも少しずつ咲き始めました。 このバラは四季咲きで
いつもたくさんの花をつけてくれます。 何とも大人っぽい色合いが素敵です。
とげが鋭いのでいつも手が傷だらけになるのですが、めげずに手入れをしています。
2本のバタースコッチの間にこれは木バラなのですが、私がバラに興味を持ち始めたときに購入した
バラが植えてあります。 名前すら忘れてしまったのですが、大輪の四季咲きで全体はクリームがか
った白で真中がほんのりピンク色をしています。

名前の分からない木バラ

そんな名前のわからないバラがもう1・2本あるのですが、みんな元気に咲いています。
オールドローズやイングリッシュローズに心ひかれ、たくさんの本を見たり読んだりしました。
奥深いバラの世界を知るごとに、より一層バラが恋しくなります。
広い庭があれば好きなバラを好きなだけ植えられるのですが・・・ 地植えスペースが限られている
我が家は、鉢植えがどうしても多くなります。 と言いながら2月にはコマツガーデンで新しい苗を4本
購入してしまいました。
コーネリア、アルベリック・バルビエ、ラ・レーヌ・ビクトリア、パーペチュアリー・ユアーズです。
それらも少しずつ枝を伸ばし蕾をつけはじめています。

パーペチュアリーユアーズ

日常のこと

私の庭の住人たち

モッコウバラと同時期に、クレマチス・モンタナがこれも3年目ながら車庫の脇にある植え込みから
階段の手すりを登り庭のメインステージまで伸び、主人の作ってくれたかわいいアイアンのフェンス
に絡まり元気に咲いています。 白花ですが 蕾はほのかにクリームがかった色をしており、いっせい
に花開いてほれぼれするほどきれいです。 ほんの少しまえまでは、これぞ枯れ木の様を 呈していたのに、暖かくなるとアッという間に芽がでてきて、毎日毎日 “まだかな?” と声をかける私に、“ほら見て” と言わんばかりに咲き誇っています。

クレマチス1

クレマチス2

その他、宿根草のイベリスもバラの根元でこれまた真白の花をつけています。 こぼれ種で毎年顔を
だすのはカモミールとニゲラです。 カモミールはかわいくて香りも良いので大好きなのですが、アブラムシがとてもつきやすいので早めにオルトラン粒剤をまいておきます。 ツルニチソウも1年のほとんどが他の植物の脇役ですが、今はブルーの花をつけて自己主張しています。

イベリス

そういえば、ここ何年かトカゲがこの小さな庭に住みついているらしく、最初に発見した時は一匹だったのに毎年一匹ずつ増え今年は三匹確認しています。 どうやらその大きさからファミリーのように思われます。 1番小さなトカゲはまだ5~7cmほどです。 私が勝手にお父さんと呼んでいるトカゲは
10cm以上あってちょっとメタボ?ぽい体型、その中間位がお母さんだと思っています。 実は爬虫類は大の苦手で フイに現れると つい大きな声を出して驚いてしまうのですが、本によるとトカゲはナメクジを食べてくれると知ってから、ちょっとビクビクしながらも “たくさん食べてね” などと声をかけています。 イベリス・ムスカリ・エリゲロンの葉の下にもぐりこんで虫退治してくれていると思うと、私の花たちを守ってくれている番人のようで何だかカワイク思えたり? してくるから不思議です。

トカゲ

世界にたったひとつの家具

お待たせしました !! 「完成です」

クローゼット金具取付

引出金具取付

サイドボード・クローゼット

長田宅の家具が完成しました。 我が工房で全てのパーツが整いBEDを上に乗せてみました。
いつものことながら けっこう大まかな図面(?)のままで とりかかったのですが、終わってみると
計算通りのジャストサイズで納まってます。 正直、ホッと一安心です。

クローゼット付きベッド

学校から帰った小4の娘は “ワァ カワイイ” と絶賛です。 自分のお城みたいな感じとでもいう
のでしょうか。 子供心にうらやましいと思ったようです。  こんなふうに 長田さんの子供たちも
喜んでくれるでしょうか?
明日 納品に行きます。 山口県に単身赴任中のご主人も、G・Wには戻ってこられるとのこと。
制作中には あたたかいメール ありがとうございました。 やっと 出来上がりました。

用 材 / 北米産ポンデロサパイン
仕 様 / ミルクペイント・自然健康塗料ビーワックス
特 徴 / 将来的に、それぞれが単体で使える

日常のこと

バラ日記 ・・・ 木香バラ

4月12日 2階まで元気に伸びた我が家の黄モッコウの 今年の一番花が咲きました。
それから2週間 7分咲きになりかなり 見ごたえある景色ができてきました。

モッコウバラ1

このモッコウ  実は、「白モッコウ」というラベルが付いた苗を購入して 7年前に植えたのですが、
咲いてみてビックリ・・・。 「黄モッコウ」だったのです。 でも、やさしい黄色なので まあいいか ・と
育て続けていますが、あまりの元気さに 毎年花を楽しんだ後 伸びてくる勢いのよいシュートたちの
処理に四苦八苦しています。 花がらをきれいに落としたら こんどは虫との闘い。 アブラムシ・
チュウレンジバチの幼虫 ・ガの幼虫 ・・・ できるだけ消毒をしたくないので 毎日目を凝らし観察して
捕殺するのですが、とても追いつきません。
一季咲きの宿命ですがそのすばらしさは えも言われぬものがあります。
昨年はかなり短く剪定したのですが、今年は少し滝のように ・・ 流れるように ・・ をイメージして
剪定しました。

モッコウバラ2

でも、もうすでにアブラムシが  ちらほら  気になります。

日常のこと

ラベンダーを探し求めて (1)

Provence が・最も・輝く・季節。
それはやっぱり、一面にラベンダーが咲き乱れる 6月末から7月にかけてです。
一度この季節に訪れたら多少無理しても、次もまたラベンダーの咲くころに行きたい
と思ってしまうほど景色は一変します。 最初の頃、仕事上最も行きやすい3月に
旅していて、それはそれで満足していたのですが、あの景色を見てからは もうこの
季節以外は考えられないと思うようになりました。 何度か旅するうちに どんどん
欲張りになり、ガイドブックを読みあさり すっかり頭でっかちになった私は、次の
目的は ガイドブックに載っている目抜き通のProvence ではなく「地元の人たちしか
知らない とっておきの場所へ行きたい」そう思うようになっていきました。
そのためにはより多く動き回るしかありません。 朝早くから車に乗り込み 一日中
ラベンダーのポイントを捜し求めて走り、見つけると しばし写真をとりまくる。
そして又次のポイント探しへ・・初めて6月に行った時は連日こんな感じ。
この時期は夜10時近くまで明るいのでホテルに戻る頃はもうヘトヘトです。 でも、
もう次の日朝食をとる時は今日はどの辺を回ろうか? と意気揚揚となるのです。
「ラベンダー街道」 に沿って Provence のさまざまな地域を めぐりめぐりました。
何年もかけて気づいたのは 今年最高のポイントだった場所が、次の年には
ラベンダーがまったく無くなっていることも少なくありません。 畑を休ませる
ためなのか 突然 麦畑に・・・
「一期一会」 そんな気持ちでシャッターを押しながら 心に刻みつけていきます。

Valensole

その広大さ・・・色鮮やかさ・・・
あのむせるように香る 甘い香りと ミツバチの飛び交う 羽音まで・・・
目を閉じると蘇る あの日 あの時・・・です。

Toulourenc

Sault

Dieulefit

Aurel

Bedoin

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