La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

イギリス コッツウォルズの魅力

フランスに旅する3回に1回は イギリスも回ることにしています。 フランスではプロヴァンス
イギリスではコッツウォルズになっています。  勿論 ロンドンも良いのですが、やっぱり
カントリーサイドに 心奪われてしまいます。 美しい田園風景の中に点在する かわいい村々。
この地方特産のライムストーンで造られた家々が 長い年月を経て、
何とも趣のある風景を作り上げています。

OXFORDでレンタカーに乗りこみ いざコッツウォルズへ

コッツウォルズ

BOUTON-ON-THE-WATER (ボートン・オン・ザ・ウォーター) は村の中央をウィンドラッシ川が
流れ 「コッツウォルズのベニス」 とも呼ばれています。
川岸では鴨たちがのんびりとお昼寝しています。
川の流れのように 時も ゆっくり流れていくような錯覚さえ抱いてしまいます。
小さなミュージアムもいくつかあって、Victoria St,のThe Cotswold Perfumeryも そのひとつ。
入口のロゴデザインも 素敵です。

The Cotswold Perfumery1

The Cotswold Perfumery2

CHIPPING CAMDEN (チッピング カムデン) は 中世に栄えたマーケットタウンです。
High St, にある マーケットホールに ほど近い「THE COTS WOLD HOUSE HOTEL」に宿泊
しました。

THE COTS WOLD HOUSE HOTEL

部屋ごとにテーマがあり、娘のために用意されたお部屋はエレガントスタイルでコーディネイトされ
まさに お姫様気分が味わえるお部屋。   私たち夫婦の部屋は、アンティーク家具を中心に
落ち着いた雰囲気にまとめられていました。 テーブルにはウエルカムドリンクとフルーツが
さり気なく置かれていて、細やかな心遣いがイギリスらしさを感じさせてくれます。

THE COTS WOLD HOUSE HOTELの部屋

ダイニングからは中庭も見えて 季節には きっと 手入れされた花々が 目を楽しませて
くれるのでしょう。 私たちは3月に行ったので、入口の壁に誘引されたバラたちも まだ休眠中で
ちょっと残念でした。

茅葺き屋根の家

茅葺き屋根の家も多く見られ おとぎの国に迷い込んだような不思議な気分になります。

大きなベンチ

通りのあちこちに 大きなベンチが …….
ベンチには鉄製のプレートが打ちつけられており、寄贈した人の名前が彫り込まれています。
亡くなった方をしのんで寄贈することも多いとか。

BROADWAY (ブロードウエイ) は
幅広の歩道にすてきなお店がずらりと並んでいて ショッピングには最適の村。
キッチン小物や雑貨・缶の専門店、紅茶にまつわるいろいろが揃うお店など。 見ているだけで
ワクワクします。

BROADWAY

High St, の はずれにある Broadway Bears & Dolls. は 入口に看護婦さんの制服を着た
大きなテディが立っています。
中ではベアの販売は勿論、ミニ博物館と ぬいぐるみの病院も兼ねています。
小さなアンティークショップでレースのドイリーやガラスのビンを買ったりと
shoppingを 存分に楽しんだのでした。

Broadway Bears & Dolls.

しっとりと 落ち着いた雰囲気のコッツウォルズの村めぐり。 次回は絶対花の咲く季節にと
心に誓い London へ 戻りました。

コッツウォルズ 第2弾、「7月のコッツウォルズ」を 紹介する予定です。
今回 紹介できなかった村や、アンティークマーケットも書くつもりです。

日常のこと

秋色PROVENCE

ぶどう畑1

秋・・そう10月ともなると あの夏の紫のラベンダー絨毯から主役はぶどう畑の紅葉に
バトンタッチされます。 ぶどうの収穫を終えた畑は その葉の色を赤く染めてゆきます。

ぶどう畑2

マルシェに並ぶ野菜や果物も この季節ならではのアンティチョーク・ラディッシュ・ぶどう・洋ナシ・
りんごも様々な種類がズラリ。 フランス人は酸味のあるりんごがお好みなんですって
知ってましたか? やっぱり日本人とは味覚が違うのかしら? 絶対甘いほうがおいしいのになんて 私などは勝手に思ってしまうのです。

マルシェの野菜や果物1

マルシェの野菜や果物2

マルシェの野菜や果物3

看板

街を歩くとshopや家々の窓も“秋”を感じさせるディスプレイになっています。
陶芸作家のROUXさんの家では 欠けてしまった器たちを こんなに素敵なアレンジに
変身させていました。

ROUXさんの家1

ROUXさんの家2

夏の間は雨に降られることなどほとんどないのに この日のSt.Paulはしっとりと雨模様。
窓辺のAngeもちちょっと物憂げに見えてくるから不思議です。

窓辺のAnge

旅を重ねていくとだんだんと欲張りになって もっともっとProvenceのことを知りたくなります。
いろんな季節に訪れてみることや そうミモザ・アーモンド・ラベンダーなど大好きなお花たちの
シーズンにあわせるのもいいかも・・・
今の私は一面に咲くコクリコの赤い花を 見に行きたいと思っています。

世界にたったひとつの家具

フレンチ レストラン リフォーム プロジェクト Vol.1

7月の ある日、
私たちの HP をご覧になった 栃木のフレンチレストランのオーナーから お電話を頂きました。
開店7年目のレストランを プロヴァンススタイルに リフォームしたいとの事でした。
立派なお店です。

栃木のフレンチレストラン

オーナー夫妻は このレストランをopenした時には まだフランスを訪れたことがなかったそうです。
その後、 何度かの渡仏経験や 国内でのフレンチスタイルの流行もふまえ、
“ もっと ディテールに こだわった店づくりを ・・ ” と 今回のリフォームを考えたそうです。
店内はレストランウエディングを出来るくらいの広さがあり、別に個室もひとつ用意されています。
provence の話を交えながら 時間をかけて ご夫妻の希望を聞いていきます。
フランス人や渡仏経験のあるお客様も多いとのことで、自分たちの生活空間と違い お客様の立場で
お店を見ることが とても大事になってきます。
そうした視点でもって改善し、より本物志向にしていく必要性を強く感じました。
駐車スペースになっている お店の前のアスファルト部も 心地よいお庭にしたいとの希望です。
必要な部分を写真に収め、ある程度のサイズを計り 持ち帰ります。
私たちの中に浮かんでくるイメージを 今度はご夫妻にお伝えできる準備。 ラフ案を作成します。
お盆をはさみ 8月末、今度はオーナー夫妻が私たちの家を訪ねて下さいました。
出来上がったデザイン画をもとに こちらからの提案をお話していきます。

デザイン画

これらをもとに、お互いに 又イメージを膨らませていく作業です。
希望のあるところは もっと詳細なデザインをしていくことで 全体から次第に部分的な所にへと
具体的に話を進めていくことができます。 予算を含め、その中で最大限の効果を得られるように
アイデアを出していきます。 まだまだ 詰めていかなければならないことが たくさんありますが
“ Story 性のある空間作り ”を目指し 最初の一歩を踏み出しました。
これからは このリフォーム プロジェクトを 進展あるたびに紹介していきたいと思っています。
どうぞ お楽しみに ・・・

ミニチュア

世界にたったひとつの家具

上品に… そして 少し甘く フレンチ カントリー

以前、 「カントリーハウス」に 紹介された 韮崎市・大柴さんの “コレクションボード” が
完成しました。
リビングの 白いカップボードとの調和を考え、ソフトな印象のブルーグレーで仕上げてみました。

コレクションボード

H / 1400 × W / 1200 × D / 430

コレクションボード上部

上部は アイアンのカーブで やさしく上品なイメージになっています。
それに、鏡をプラスすることで ディスプレイした時の奥行き感も 表現できます。

チェスト部分は 2種類の大きさの 引き出しの組み合わせで たっぷりの収納力です。

コレクションボード引き出し

フレンチ カントリーの流れの中で ちょっと都会的なパリスタイルも あこがれの的ですが
もう少し あたたかみのある カントリースタイル がおすすめです。
でも あくまでも上品に。
そして、少し 甘さもミックスして 自分の フレンチスタイル を作りましょう。

日常のこと

久しぶりに 倉敷へ ・・・ そして出会ったグラス

看板

Shop

広島へ 家具のお届けの帰り、久しぶりに倉敷に立ち寄りました。
目的は 「倉敷ガラス」
手吹きガラス好きの私たちには たまらなく魅力的なガラスです。
何件ものShopを訪ね歩き、気に入った物を見つけます。 Shopの方のお話を伺っているうちに
いろんな事がわかってきました。 そもそも吹きガラスはヨーロッパの地中海沿岸部から始まった
ことを知った時、Provence・Biot の吹きガラスが思い浮かびました。
確かに、細かな気泡や微妙ないびつさは共通しています。
Biotのガラスに 日本人気質がプラスされたものが “倉敷ガラス” のような気がします。
今では、その作り手も少なくなっているようで 残念です。
今回 私たちが手に入れたグラスは 生口島で制作活動をしている 田坂 真吾さん の作品です。

気に入ったというより“出会った”という感じでしょうか? 探し回った甲斐がありました。

グラス

田坂さんは、ギャラリーで毎年七夕から2週間ガラス展を開くそうです。 ラッピングと共に頂いた
カードには作り手の想いが詰まっていて とても素敵だったのでちょっと紹介します。

生口島ガラス 田坂 真吾

窯から取り出したガラスは、
まっ赤な熱い火の玉で
そして柔らかい生き物のようです。
そのガラスに息を吹き込むと
いろいろな姿になって固まっていきます。
作り手のいぶきを受けて
ある瞬間に結実したガラスの形が、
厚みと重みをそなえながら
親しくて頼もしくて、
潤いのある日用の器になってくれたら・・・。
そんなガラス作りを
じっくりと楽しみながら、
続けていきたいと願っています。

また いつか 倉敷を訪れる時があれば ぜひ、この方のガラス展を拝見したいと思っています。

自分たちの生活の中に、ひとつ またひとつと こだわりの物たちが加わっていく喜び。
そんな 小さな喜びが たくさん重なって、自分の 生活スタイルが 作られていきます。

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