一つのデザインを生み出すには 相当のエネルギーを費やしてしまいます。 イメージを立体的に
想い描けるようになった時、完成します。 誰かのデザインをコピーするのは簡単かも知れませんが
本当に自分の想いで作りだされるものは、完ぺきに「オリジナル」と言えると思います。
イメージを細分化し、パーツを加工していきます。 鉄棒を曲げるのも ビ・ビ・ビッと微細な振動を
五感で感じながら求めていきます。 ただ単に 曲げるだけであれば 力を出せば出来ることですが
イメージされたデザインの パーツの一つとして作るのであれば、テクニックというか技術力・感性を
要求されるものです。
切断・溶接。 また その個所を研磨し、さらに接合部を 5mmのワイヤーをリング状に溶接し 補強と
デザイン性を高めます。
サイズ/W630×D660×H850
Wサイズになると かかる重量負担もかなりになります。 構造も、デザイン性を失わないように
何度も調整しながら 最適な形状・ポジションを求めます。
サイズ/W1260×D660×H850
アイアン ファニチャーというと、ガーデンなどアウトドアのイメージが まだまだ強いですが、
ヨーロッパではインドアで おしゃれにアイアンを取り入れています。
タイルや石張りの床では 気軽に使えるのも理由の一つだと思います。 フローリングでも脚部に
クッション材を使用すれば 自由に インドアでアイアン素材を 楽しむことができます。
あえて異素材を持ち込むことで新鮮な発見があります。 圧迫感もなく部屋も広く感じられ、
アイアンの冷たさを やさしいラインが和らげてくれます。 カラーも クラシックベージュと
ホワイトトーンでも少し温かみのある色合いにしています。
クッションも 壁の色と同じイエロー系にしました。
固定概念を取り去り 自由な発想をすることで お部屋のコーディネイトの幅も広がります。