PC まわりの こまごました あれこれが、スッキリ片づき おまけに おしゃれなデザインでという
願いをかなえてほしいとのオーダーの主は カップボード、ローテーブルに続き 今回で3度目の
依頼になる 神奈川県川崎市の加藤さんです。
送られてきた お手紙には 詳細にわたり希望が書かれていました。
それらを 全て満たすためのデザインが完成するまで かなりの時間を要しました。
デザインが 加藤さんの手元に届き 制作のGo サインが出るまで細かな部分の打ち合わせを
何度か重ねました。
構造的な特徴は 収納しているPC がすぐに取り出せ、そのままデスクとして使用出来ること。
収納部のレイアウトを用途に合わせ自在にアレンジして収納力アップ ! etc….
北米産のポンデロサパインが主材ですが、デスク部や天板にはHistoric Heart Pineや北欧産の
シルバーパインを使いデザインのメリハリをつけています。
描いたデザインは イメージを平面的に見せているだけで 実際の創作物の大きさの感覚は全く
違います。 高さ・幅・奥行きの実感をつかむことから始め それから各部材のサイズバランスを
確認しながら進めています。
部材のひとつひとつが この家具のデザインに合わせ 手作業で創られます。
イギリスから取り寄せた金具 どんな金具を選択するかで大きく変わってしまいます。
これからの作業で どんどん家具らしく形作られていきます。
お楽しみに・・・・
9月のはじめ 長女 風香が 休みで家に帰ってきて 突然 「犬を飼いたい」 と言い出しました。
飼いたいと言っても すでにわが家にはゴールデンレトリバーのショコラと ロングコートチワワの
アンジュという 2頭の愛犬がいるのに・・・
親の意見などたいして聞かず 自分の働いたお金で買うからいいでしょう ? と なかば強引に
ペットショップに1日中付き合わされる始末。
もともと 犬好きの私は あの愛くるしい幼犬を抱っこしたら 手放せなくなると思いつつ
ペットショップめぐりをし、もう あきらめようと 最後にフラッと立寄ったところで
今、私の足元でスリッパをかみついているトイプードルの“モカ”に出会ってしまったのです。
あまりの可愛さに ついつい抱っこしてしまったら、もうメロメロです。
この子は 我が家に来るために 生まれてきたかのような錯覚さえおぼえてしまったのです。
それから1週間後 ついにモカが我が家にやって来ました。 体重1kg まだ2ヶ月の幼犬です。
先輩犬のショコラとアンジュは “何やら様子がおかしいぞ”と クンクン匂いを嗅ぎ回ります。
さあ これからという時でした。
9月10日の夜から ショコラの体調が急変 !!
もう 14歳半という老犬でしたから 半分介助して生活していたのですが、食欲もあり何とか
もう少し元気でいてくれるかなと 勝手に思っていました。
翌日 午後11時、眠るように 天国に召されました。
信じたくなくて 信じられなくて 泣いてばかりいました。
今でも ショコラを想うと 熱いものがこみあげてきます。
もう ショコラがいなくなって3ヶ月近くたつのに……
その 喪失感の大きさに心が折れそうになります。
群馬までショコラを迎えに行った日のこと・・・
いたずらの数々・・・
楽しかった日々が 次から次へ浮かんできます。
この出来事について ずっと書けなくて、 今 こうして書いているのに やっぱり辛くて
やめようとしている自分がいます。
いつもいつも そばにいて、私たち家族を その全てで 愛してくれた ショコラ。
きっと モカは ショコラが、私たちが寂しくないように めぐり逢わせてくれたのかも って
思います。
アンジュも 約4年間ショコラと暮らし、いい距離感を保ちつつ生活してきました。
新しい家族のモカにとっては母親代わりです。
ちょっとやりすぎると 厳しく叱ってくれる・・ モカにとっては私たちより 怖いお母さんです。
もう4ヶ月になり、とうとうアンジュより大きくなって 体重も倍になりました。
アンジュを上から見下げていますが、相変わらずのおてんばぶりで しまいにはギャフンと
されています。
まだ しばらく 忙しい育児ならぬ育犬生活が続きそうです。
先日 納品ブログをアップした 三重県四日市の坂下さん宅の TVキャビネットが
11月7日発売の 「素敵なカントリー No.73 」に 紹介されました。
とじ込みの 家具選び Hand book の中で 坂下さんが 私たちの家具をフルオーダーした
きっかけから感想までが まとめられています。
この Hand book を読んで 逆に 今、家具を探している人の中の ほんの一握りの人たちが
私たちのスタイルを 気にいって下さるんだと あらためて感じました。
その 一握りの方たちに 長く愛される家具を作り続ける事って 責任重大です。
日々 いろんなものに興味を持ち 感性豊かな物作りを目指して
歩き続けていきたいと思っています。
秋晴れの とても気持ちのいいお天気の中、10月29日・30日のマルシェが無事終わりました。
このマルシェを楽しみにしている方も多く 私たちなど まだ2回目の参加にもかかわらず
前回 とても良かったからと お顔を見せて下さる方もいて 感激でした。
横浜の 鈴木さん 棚町さんは 29日の夫のBirthdayに プレゼントまで抱え、足を運んでくれました。
本当に ありがとう …….
それと 今回は 家具のお話をさせて頂いた方が増え、手ごたえを十分に感じる事が出来ました。
家具が映えるようにと 作っていった壁面に興味を持たれ 「今度作るShopをフレンチカントリーに
したいので ぜひ相談させて頂きたい」という方もいたりして 今後の展開が楽しみです。
そして もうひとつ、 大きな収穫は出店者の方たちとの交流が持てた事。
前回もお隣のテントだったメリーファームさんは ご夫婦そろって楽しい方で、夫は野菜作りの
コツを伝授して頂きました。
“GATA”watch smithさんは その手作り時計のカッコよさに 前回からぞっこんの私。
清里のイベントにも 誘ってしまいました。
gateaux EMiRYのママは 人柄そのままに 相手を包み込んでしまうような方。
気さくに声をかけてくれます。 パウンドケーキ とても おいしかった。
Vol.9 のパンフが届いた時 最も気になっていた comptoir de Maki さん。
ご主人が 南仏 カルパントラご出身で、素敵なプロヴァンスの雑貨を 並べていました。
ご主人は 私たちのテントに来てくれて プロヴァンスのあれこれの話に花を咲かせました。
30日には odorata の ミニライブも行われ 木琴とピアノのデュオが会場全体の雰囲気を
盛り上げました。
2日間とも 朝5時半に家を出発するという強行スケジュールですが、あえて 行動する事に
意味があると思っています。
あの ステキな マルシェ会場の中に 出展できて・・ とても 幸せな事です。
たくさんの 新しい 出会いがあり ……
少しずつでも 前に進んでいると実感した そんな心地良い時間を過ごしました。
来春のマルシェには こんなものを作ろうなんて話しながら 帰路に向かいました。