La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

Le jardin ~ プロヴァンス瓦 ~

南仏 マルセイユから 長い船旅を経てやってきた プロヴァンス瓦をのせました。

地図

この瓦の生産地は Apt という町です。 私たちも 行くたびに 必ず訪れる場所で
毎土曜には プロヴァンスで 1・2を誇る規模のマルシェ( 朝市)が開かれます。

建物1

天井部

瓦1

この瓦は 日本の瓦とは まったく違っていて 上丸と下丸が交互に重なり合い
とても かわいいフォルムをしています。
今 日本の住宅で 南欧風・プロヴァンススタイルが もてはやされ それらしい雰囲気の
家が建てられているのを見かけます。 ただ 残念な事に 本物のプロヴァンス瓦を使っている
建物を めったに見ることが出来ないことです。

瓦2

瓦3

瓦4

瓦5

古い民家や納屋など 天井部は 瓦が そのまま見える造りになっています。

建物2

瓦6

建物3

壁と瓦はR(アール)状にモルタルで形成しています。 最終的に“ 石灰石モルタル ”で
壁塗りしますので その下ごしらえです。

瓦は 新品なので オレンジが鮮やかですが 年月が経つと 色あせ 味わいが 増して来ます。
ところどころに 少し汚した加工を施した瓦を 混ぜています。

絶妙な色バランスの屋根の例

紹介している 写真のように  古くなった瓦を交換したりして 絶妙な色バランスになっている
屋根の イメージを表現してみました。

世界にたったひとつの家具

フレンチ サイドボード

愛知 原田宅の オーダー家具のひとつであるサイドボードが 着実に 少しずつ形に
なってきています。
ダイニングルームの3つの窓に合わせた 幅2300mm・高さ1100・奥行き500 (mm) の
ボリュームのある創りになります。
ほぼ完成状態にあり この後はフレンチカラーにペイントします。

サイドボード1

サイドボード2

サイドボード3

天板 幅500mm 長さ2300mm 天然ポンデロサパイン無節材を使っています。

サイドボード4

サイドボード5

サイドボード6

サイドボード7

サイドボード8

サイドボード9

テーブルの天板制作には 長い時間をかけ創っています。 厚みのある無垢材の組み合わせで
この作業期間だけで 2ヶ月かけています。

テーブル1

テーブル2

テーブル3

猫足デザインの脚になりますが 現在奮闘中です。 イス6脚も手の込んだ創りです。
残る 幅 3m 高さ 2m の TVボードは完成すれば圧巻 !!!  部材の準備も佳境に入り

あれも これもと 忙しい毎日です。

世界にたったひとつの家具

まだ フレンチ風には 見えませんが ・・・

寒空の下 ガーデンの小屋のブロック積みをしています。

重機など使わず 全ての工程 手作業・手創りで行っています。

いつもの家具創りと勝手が違うものの 創る感覚は何ら変わりません。 庭という大きな
キャンバスに 想い描いたイメージを形にしていくのは快適です。
すでに ご近所では “ いったい何が出来るのだろう ? ”と 注目されているみたいですね。

エクステリア業者であれば アッと言う間に進めてしまうのでしょうが 長丁場で行うだけに
いつもと違った “ 関心 ”を持って見られていくのではないでしょうか。

基礎部分は 30cmほど掘り下げ 型枠を設置します。 砂利を敷き詰め あらかじめ加工していた
鉄筋を配筋結束します。 その中に コンクリートを流し込み固めます。

基礎部分1

基礎部分2

基礎が完成したら その上にブロックを積み上げていきます。 完成時の最大高は2.2m。
ブロックひとつ20cmの高さなので 11段積み上げます。
ちなみに 鉄筋の太さは10mmを使っています。 縦に80mm間隔に(縦筋) 横に2段間隔に(横筋)を。
配筋しながら施工していきます。 水平・垂直の感覚は付きまといます。

鉄筋

積み上げられたブロック1

積み上げられたブロック2

小屋の前の低めの壁には フォンティーヌを創る計画なので 基礎づくりの時
あらかじめ 給排水のパイプを配管しています。
4段積み上げたところで 現在唯一“フレンチ”を感じさせる 蛇口を取り付けました。
水道パイプを曲げ アイアンを溶接して創ったオリジナルのものです。

蛇口

素朴で ・・・  何とも いい感じです。
南仏プロヴァンスの小さな村で見かける フォンティーヌにあるようなスタイル。
プロヴァンスのフォンティーヌは 湧水が常に口から流れているのが普通です。
ですから ひねる部分は無いのです。

工事はまだまだ序の口です。

・・・続く

日常のこと

Bonne année ! 2014

観音ヶ岳山頂からのご来光

南アルプス 鳳凰三山  標高2840m 観音ヶ岳山頂からの“ ご来光 ”
夜叉神峠を 夜9時に出発。 懐中電灯を手に単独 片道9時間の弾丸登山です。
本当は大変危険な登山で 常識を疑われます。

「今年も 頑張るぅー」

世間はお正月ですが 元日から普段通り制作作業しています。

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