La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

日常のこと

2009年6月開催 カントリー家具教室デザイン決定

6月、清里は新緑に包まれ とてもすがすがしい季節を迎えます。
そんな気持ちのいい空気の中、すてきな家具作りを体験してみませんか?
最近 みなさん 時間の過ごし方を見直し、自分の暮らしぶり・・ライフスタイルに
目を向ける方が多くなってきています。 shoppingでも本当に必要なものは何かを
見極めて いざ、手にする時はクオリティの高いものを選んでいるように思えます。
そんな方達のために、とっておきのプログラムを ご用意しました。
2泊3日で 本格的なカントリー家具を 完成させてしまうというものです。 おまけに
リゾート地、清里・清泉寮での宿泊。レストランでいただく おいしい食事。 4月に
オープンしたばかりの新館で温泉にまで入れてしまいます。
制作する家具は、毎回デザインを変えて提案しています。 木工好きの方はもちろん、
女性一人でも参加できるよう 完全フォローしていますので ご心配要りません。
重要な部分の断裁は済ませているものの、北米産のパイン材を100%使った内容は
完成するまでの間、充分すぎるほどの緊張感と 没頭できる充実感を楽しめます。

dresser board

dresser board
H / 1400 × W / 1200 × D / 400

今回は、フレンチスタイルでも異素材/アイアンをプラスすることで生まれる調和を
意識してデザインしました。 ちょっと都会的で、パリスタイルにも似合いそうです。

アイアン部

このアイアン部は 既成のものでなく、全てハンドメイドで加工して ご用意します。

knob

Knobも 基本はセラミック。 オプションでBrassをAntique Finishしたものに
変更することもできます。

Knob数14個のデザインですが、引出しの実数は10個となっています

開催日程・詳細
6月19日(金) pm1時 集合開始 ~ 6月21日(日) pm3時 終了予定
参加費 ¥97,700- (教材・2泊6食・親睦会)
同伴者 ¥22,700-
基本的には 男女別の和室相部屋となりますが、別途 個室も ご用意できます。
定 員  制作数10台分
場 所  山梨県 清里・清泉寮  アンデレホール

お問い合わせ・申し込み方法
お問い合わせフォームからメール、もしくは直接お電話にて 0551-28-5979
受付の締切は定数10台、開催2週間前とさせていただきます。  

日常のこと

泡ガラスと陶芸の村 ~ BIOT ~

Biot
鷲の巣村遠景

コートダジュール地方、きれいな「鷲の巣村」 BIOTも 必ず訪れる村のひとつです。
目的は 泡ガラスの器たち。 多くの芸術家がアトリエを構えています。
村にあるLa Varrerie de Biot は 大きなガラス工場で 手作りの成形工程を見学できます。

「部屋作りへの こだわり」の中で紹介した バブルガラスの
ランプシェードはこの工場で作ってもらいました。

La Varrerie de Biot

ぽってりと厚手で素朴。 細かい気泡の入り具合がひとつひとつ違っていて 同じ形の
グラスでもどれにしようかと迷ってしまいます。 周辺には小さなアトリエも
たくさんあって、それぞれに自分の世界を作り出しています。

村の中心に入っていくと、アーケードに囲まれた 美しいアルカド広場があります。

アルカド広場

カフェもあって 静かな空間でゆっくりコーヒーを飲み終えたら、
小さなアーケードをくぐり 教会へ出ます。

ビオットの教会

決して にぎやかな印象のない村ですが、しっとりと落ち着いた雰囲気が漂い
帰国前にちょっとのんびりした時間を過ごすのに欠かせない場所になっています。

鷲の巣村

Provence からコートダジュールにかけて 本当に心に残るすてきな村が
たくさんあります。 これからも少しずつ 紹介できたらと思っています。

日常のこと

部屋作りへのこだわり

横浜・青葉区の四方さん宅へ あのカップボードをお届けしました。
確保されていたスペースへセッティングすると もうそれだけでお部屋のイメージが変わります。
やっぱりこれだけ大きいと その存在感は迫力があります。 きっと これからの暮らしの中心になって
いくことでしょう。

カップボード

それと今回は もうひとつ、照明器具の取り付けもしました。 シェードはご自身がアンティークの
ものを 購入済みだったので、在庫からウエイト付き滑車を お分けしました。 用意されていたのは
ミルクガラスのかわいいシェードが2つ。 キッチン上は固定し、ダイニングテーブル上は自由に高さ
調節ができる ウエイト付き滑車にしました。 ダウンライトのみだったお部屋が ぐんと明るくなり
シェードの作りだす壁面の模様も 何故かおしゃれに感じられます。

アンティークランプ

壁面の模様

しかし、まだこのお部屋には リビングにメインライトが設置されていません。 ひとつずつ 気に入った
もので部屋作りをしたいという 四方さんのこだわりです。 それって とても素敵なことだと思います。
ゆっくり時間をかけて 納得のいく物たちを 見つけていってください。
次は、アイアンのカーテンレールとコンソールテーブルが仕上がった時にお伺いします。 そうしたら
少し進んだ 部屋作りを拝見できるかと思うと 今から楽しみです。

それと もうひとつ ・・・ HEART&HOME って家具を作っているのに 照明器具も扱っているの?と
思われた方もいらしたはずなので ちょっと補足しておきます。
アンティーク専門店のように たくさんではないのですが、Provenceで こつこつと買い付けたものを
本当に望まれる方に お分けしています。 ソルグのアンティーク村で、パーツひとつひとつを ひろい
集めるように 手にとって 時間をかけて選んできたものたちです。 同じシェードでも滑車をつけて
ペンダント式にしたものと ブラケット式にしたものでは又違った雰囲気がでます。

パーツ

ペンダント式

ブラケット式

Biotのバブルガラスのシェードは アンティークではないのですが、ガラス工房にオーダーして手作り
してもらった貴重なものです。 よぉく見るとBIOTと刻印されています。 世界中でたった数個だけ。
私たちのために作られたシェードです。 このシェードの作り出す表情は ちょっと感動ものです。

バブルガラスのシェード

BIOTの刻印

世界にたったひとつの家具

白いカップボードを 自分色に飾りましょう。

「カントリーハウス」で紹介された 大柴宅のページをご覧になり、掲載されていた
白いカップボードに心ひかれ わざわざ川崎から ご夫婦で私共の工房へ足を運んで
下さった 四方さん。 家具がいよいよ完成です。
リフォームされたお住いにすでに引っ越しを済ませ、この家具の到着を心待ちにして
くれています。
上品な白でペイントし、引出しの Reflet Tournesol 色が やわらかな色のアクセントに
なっています。 いつも思うのですが、この白という色はディスプレイする物たちを とても上手に引き立ててくれます。
そんな意味からも 届いた家具に 自分らしい表現で ディスプレイをしていくのが
一番楽しいひと時になります。 四方さんはどんな色で飾るのでしょうか?
しばらくしたら また拝見させて下さいね。

本体

しっかりした作りかどうかは この時点で決まります。

丸棒削り

パーツひとつひとつ すべて手作業で作り上げます。
両端が12mm、中央部が18mmの丸棒20本。 最も気持ちが入る作業。

組み立て

計算された工程で・・

上部扉

最上部

ワイングラスを吊り下げるように・・

完成

仕様   サイズ / H2000mm×W1280mm×D420mm
     ミルクペイント・オフホワイト
     自然健康塗料ビーワックス
用材   ポンデロサパイン

取っ手位置

取っ手の位置 ドリルでタイルの穴あけ。

セラミックノブ

取り付け位置も デザインとして・・

扉取手

キータイプの取っ手金具

キャビネット

仕様   サイズ / H800mm×W1280mm×D420mm
     ミルクペイント・オフホワイト
     自然健康塗料ビーワックス
用材   ポンデロサパイン
     天板 / HISTORIC HEART PINE

横浜の棚町さんのキャビネットは天板がHISTORIC HEART PINEです。
四方さんのカップボードの下部と同デザインですが、天板の違いだけでこちらは
重厚感が出ています。
彼女は友人の鈴木さんの影響もありオーダーして下さいました。
だいぶお待たせしての完成です。

世界にたったひとつの家具

French Country -Provence Style-

キッチン

ショールームのキッチン、扉や引出しなどが出来上がり取り付けました。
ほとんど完成に近い状態ですが、水洗金具・ガスレンジなどを取り付ければもっといい角度で
お見せできると思っています。
引出し・扉を含め、全体のデザインは 私たちが今提案する French Country-Provence Styleです。
ペイントもかなり木肌を出し、オイルで品よくアンティーク風に仕上げています。

タイルの壁面

トップのタイルは Fait MainのParchemin の やさしい色合いです。
レンジの壁面も 画一化したように 単調に仕上げるのではなく、パターンをデザインしてタイルの
特性を生かしています。  Fait Main のすばらしいところは それぞれの微妙なニュアンスの違いと
表面のゆがみに 光が反射すると 何とも言えぬ雰囲気を醸し出してくれることです。
レンジフードも、このようにカバーリングして壁面との違和感をなくし 曲面にすることで すっかり
French に変わっています。 ごく普通のシロッコファンタイプのレンジフードですが、デザイン次第で
まったく別物になってしまいます。

大きな扉

ニッチ脇の壁面もアレンジでグレードアップし、洋書から抜け出したようなコーナーに・・・
上部にライトを埋め込んでディスプレイを引き立てる配慮も忘れません。
ニッチ横の大きな扉は冷蔵庫をすっぽり隠してしまうためのもの。 家電製品、特に冷蔵庫のような
大物は とかくお部屋のイメージを台無しにしがちです。  リビングと一体化したキッチンの場合は
見せるキッチンであってほしいものです。

ワイヤー扉

ダイニング側にも ワイヤー扉を設けました。 この中にはレシピ本でも並べましょうか?
こんな風に形が出来上がってくると もうディスプレイする物にまでイメージが膨らんできます。
作業後、 私だったら ここにこれを置いて ああしてこうしてと 一人で楽しんでしまいました。

心豊かな暮らし

今、家作りで人気を二分しているのが、 British Style と Provence Style です。
雑誌「カントリーハウス」で紹介されたり、このblogでショールームの制作プロセスをアップしたことに端を
発し、私たちにもお問い合わせが始まりました。 心豊かな暮らしを求める方が増えてきていることを
実感しています。

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