La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

première marché に 向け 準備中

2月13・14日開催 “première marché ” 準備の 舞台裏を 少しだけ公開します。

アイアンテントの骨組み1

アイアンテントの骨組み2

アイアンテントの 骨組みも出来上がり、これにかぶせる テント生地も あえて手作り・・・
生地見本帳から イベントのイメージに合わせて選び、“porter boneur”さんに ミシン担当して
もらい 私がステンシルします。

テーブルクロスにステンシル

atelier de travail で 各作家さんが使うテーブルのクロスも リネンをチョイス。 そして これも
ポイントにステンシルです。
準備することが 山ほどあって 体が二つ欲しいくらいです。
作家さんたちも 自分なりの “Paris” を表現しょうと 頑張ってくれています。 連日のように
入れ替わり 立ち替わり 我が家でよろず相談が行われています。 作家さん同士の意見交換や
私たちのイベントテーマを より深く理解しようとしてくれる方たちの姿勢には 頭が下がります。
その分だけ 作品も進化しているように思います。 皆さんにテーマを与えた責任も 私たちに
より大きなプレッシャーとなって のしかかってきています。
自分の作品作りは ちょっとむずかしいかも ? と 思っていましたが……
みんなが頑張ってくれているのだから、私たちはそれ以上に 頑張らないと…… と いうわけで
寝る間を惜しんで ?  型おこしと、型切り
今回は ガラスエッチングでレースを表現したものと、フランスの友人が書いてくれたポエムを
それぞれ、ショーケースとキャビネットに仕上げるつもりです。

ガラスエッチング

日々 気持ちが盛り上がり、今は みんなの 作品のディスプレイの イメージトレーニングしつつ
手を動かしています。

こんなに たくさんの人たちが ひとつの目的に向かい 努力してくれている。
その想いを 当日 会場に足を運んで下さった方たちに 感じて頂けるよう、
精一杯 やり切るつもりです。

ディスプレイのイメージ

毎日 毎日、気分は “Paris” です。

世界にたったひとつの家具

パステルオリーブの VOLET の向こう側

北斗市の 植松自然医療センターの大きな看板です。

植松自然医療センター

イメージを形にする作業は本当に楽しかったです。 概念にとらわれることなく、看板らしからぬ
看板になりました。

外灯1

そう、 何度も 何度も 訪れた provence の家並み ・・・  まさに それを再現しました。
ブロックをWで一段一段積み上げるのは とても大変だったけど 仕上がりのイメージを大事に
しながら地道にコツコツ ・・  高さ2m60cmまで  ( 幅 / 3m80cm)
瓦だって provence style です。

作業中1

作業中2

作業中3

そして 一番楽しみにしていた壁塗り ・・・・・
フランスの石灰石モルタル。 塗りの風合いは我が夫ながら さすがの出来栄えです。
右上部の露出した鉄筋は「壁」が壊れているといったイメージを遊びで見せています。
パステルオリーブに塗った VOLET ( よろい戸) にサインを取り付け 予定の場所に納め、
離れた場所からしばし眺め “ ああ ステキ ” と ひとり感激です。

外灯2

VOLET の上には 陶芸作家とアイアン作家のコラボで出来た ちょっと小さめのかわいい外灯。

VOLET1

VOLET はダミーですが、立派に丁番と取手もついています。
この金具、実は provence で買い付け スーツケースに入れて持ち帰った思い出の品です。

VOLET2

防腐処理された板厚40mmの用材を使っています。 トタン板で切り口をカバーすることによって
耐久性が格段に違ってきますが それもデザインとして手をかけています。

リアルに造られた それは 今にも開きそうです。
VOLET の向こう側に 何が あるのでしょう ?

私たちの 遊び心と 感性を まるごと受け入れて下さった 植松さんファミリーに感謝します。

世界にたったひとつの家具

オーガニックサロンの看板

先日 紹介した植松さんの看板が まずひとつ完成しました。
奥様のオーガニックサロンのためにデザインした看板です。
Historic Heart Pine にオリジナルアレンジしたフォントで文字を彫り込みました。
それをアイアンフレームで囲むようなデザインです。
あまり甘くなりすぎぬよう すっきりとしたフォルムに仕上げました。

文字の彫り込み

トリマを使い 文字彫ビットで深さ5mm位彫り込みます

アイアン作業

アイアン作業はその時の 気分・ひらめきの中で曲げます

看板

後は メイン看板完成まで外作業です。
アトリエではVOLETも出来上がり、完成した本体に取り付けられるのを
今や遅しと待っています。

世界にたったひとつの家具

川崎 ~ 葛飾へ納品めぐり

川崎の加藤さんのタイルトップローテーブルと 葛飾の佐藤さんの白いカップボードを1日かけて
納品めぐりしました。

タイルトップローテーブル1

タイルトップローテーブル2

お伺いするのは2度目の加藤さん宅は ほぼ約束通りの時間に着きました。
スムーズに運び入れることができ、次はラックが欲しいとのうれしいお話を頂き 色もナチュラルな
木目でと・・・希望をお聞きし後日デザインすることになりました。

その後、葛飾へ移動。 都内の渋滞もあまりなく早めに佐藤宅へ到着。
いざ二階へ運び入れです。 ご主人にもお手伝いいただき 階段途中まで・・・
どんなに頑張ってもそれ以上進めません。 もう これはベランダから吊り上げるしかありません。
はしごを借り、家具を毛布でくるみロープを使って下から主人が持ち上げ 上から佐藤さん夫婦と
私がひっぱり上げる作業です。 テラスの手すりが高いため思うように力が入りません。
やっとの思いで下部のみ運び入れることができ 上部は階段からで大丈夫だろうと
また3人で試みましたが 断念・・・  もう一度テラスから。
互いの顔が見えないことで やれ「引っ張れ」やれ「上げろ」と地獄絵さながらの必死の様。
おそらく皆が、これまでの人生で これ以上の緊迫と力を出し切った事は無いと思うくらいの
出来事でした。
勿論、しばらくの間皆放心状態。 一番疲れたのは佐藤さんのご主人だったでしょう。
翌日はお仕事に支障をきたしたのでは ? と 心配しています。

お話で伺っていた通り 真っ白なお部屋でした。 シンプルですが、そこここに こだわりの
感じられるお部屋の中で一番心にとまったのは リビングのキャンドル型のペンダントライトに
素敵なお花のアレンジがからませてあったところです。 造花とは思えないリアルさで色も
白を中心にスモーキーグリーンの葉の色が 大人っぽい雰囲気にまとめられていて とても
私好みで すっかり気に入ってしまいました。

ペンダントライト

佐藤さん宅でも 今回のカップボードの隣にドライシンクをお願いされています。
次は問題なく運び入れ、ゆっくりお話しできたらいいなあと思います。

世界にたったひとつの家具

dessin de la enseigne ~ 看板デザイン ~

北杜市の植松さんは カイロプラクティックの医療センターをなさっていて
医療センターに増設する形で 奥様は オーガニックサロンを開いています。
そんな植松さんから 看板の制作依頼がありました。
早速お伺いしてお話しをした中で ご夫婦ともにフレンチな雰囲気を好んで下さっていることや
いらしゃるお客様もカイロやオーガニック・アロマテラピーなどに興味をもったり
生活に取り入れたりしている方たちなので 意識や志向が高いであろうということなども踏まえ
デザインをし 3パターン描いた中から選んでいただくようにしました。
ふつうの看板の概念を捨て まったく違った発想でデザインしたので 実際にお見せする時は少々
心配でしたが 私たちの描くコンセプトの説明をすんなりと受け入れて頂き 植松さんの感覚の
柔軟性に感激しました。 最終的に決定したのは南仏の家の外壁の一部を看板に見立て
大きなvoletにアイアンサインを打ち付けたものです。

デザイン画

そのあと ひき続きしていくであろう庭作りや その他造作物もイメージの中にいれ
その一部分として 今回エントランスの看板から制作をします。
私たちも普段の家具作りとはまた違う創作意欲を味わいながら作業できるのが
とても楽しみです。

後日、予定地の基礎整地作業。 本作業の下準備です。

下準備1

下準備2

完成すると、高さ2.4m・幅3mの大きな建造物になります。

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