La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

Historic Heart Pine

アメリカ合衆国 建国当時の駅や教会などの構造材として使われていたパイン材を
丁寧に取り出し 製材したものを Historic Heart Pine と呼びます。
まさに アメリカの開拓時代の歴史をつぶさに見てきたといえるパイン材たちです。

今 その貴重なパイン材を使った “ コーナー ボード ” のデザインをしています。

デザイン画1

Historic Heart Pine の持ち味を生かし デザインはシンプルで かつ重量感のある物にと
考えています。
この家具の依頼主は 中央市にお住まいの廣川さん。
リフォームしたリビングに置く “ コーナーボード ” を ずっと探していたそうですが
気に入った物と出会えず 今日に至っていらっしゃいました。
お話しを伺うため おじゃましたお住まいは すっきりとしたリビングに薪ストーブが置かれ
心地良い風の吹きぬける空間でした。
私たちと同世代のご夫婦と話がはずみ ついつい時の経つのを忘れ 話しこんでしまいました。

まあ いつものことながら  デザインはお任せで ・・・・
ついでに ストーブの脇に置く 薪ストッカーの制作も頼まれて帰ってきました。

デザイン画2

コーナー ボードには ご主人の気に入って下さった“歪みガラス”をはめ込みます。
イギリス製の真鍮金具で統一します。

世界にたったひとつの家具

安心・安全な テーブル セット

巷では 食に関しても 住まいに関しても 安心・安全な物を求める傾向が
ますます 強くなっています。

横浜の井坂さんからの ご依頼の折
将来の子供のために “化学成分を含まない 安心な作りを”との 希望がありました。

もちろん 私たちもHPで紹介している通り 素材全てに 人に優しい物を厳選してきているので
安心してお任せ頂きました。
用材は 北米産ポンデロサパイン・フレンチホワイトオークの 無垢材を使用しています。

テーブルセット1

テーブルセット2

テーブルセット3

テーブルセット4

テーブルセット5

4人掛けの ダイニングテーブルとイス ・ ローテーブルの全てに 統一感のある彫り込みを入れ
スピンドル脚は 天板下の柱部より 丸い部分をひと回り太く創っています。
全体的には シンプルながらディテールにこだわり ひとつひとつ手間をかけて造作しています。
ダイニングテーブルには 使い勝手の良い引出しを付け
ローテーブルには 天板下にもう1枚 物を置けるように 棚板を取り付けています。

ペイントは 天板部をステイン様に処理し 木目がうっすらと見える仕上げにしています。

将来 増えるであろう家族の為に
この テーブルたちが 活躍してくれますように ・・・
テープルに集まった 井坂さんファミリーの笑顔が 目に浮かびます。 

世界にたったひとつの家具

Le jardin ~ 壁塗りまで ~

本当に 久々のブログ更新です。

Sさん宅のお庭も だいぶ形になってきました。
庭の ほぼ中心には 古井戸をイメージした花壇を創っています。
変形 八角形 ?   その両側から立ち上がる石柱に アイアンでアーチを作り
本来 滑車をつけるべき位置には ハンギングを吊るせるようにしてあります。

花壇1

花壇2

花壇3

ちょっと高めの 花壇なので
つる性の植物などで 垂れるように縁どると ステキかも ?

駐車スペースと 庭の 区切りに
アイアンフェンスをしています。
このフェンスも デザイン・曲げ加工・溶接のすべてを 主人がしています。

フェンス

プロヴァンス瓦

おばあちゃんの代からの 家を取り囲むブロック塀
本体は そのまま使います。
小屋と同じプロヴァンス瓦を乗せ ブロック積みの部分は
小屋と一緒に きれいに お色直しをします。

小屋の扉

小屋の扉も さんざん迷った末に パステルオリーブで塗り
取り付けました。
そして いよいよ壁塗り開始です。

壁材は フランス製です。
まずは やっぱり 小屋から ・・・
ブロックの グレーで 何だか怪しい感じだった小屋が
まるで 別物に 変わってゆきます。

壁材

少しずつ 壁材を練りながら
コテで 塗り広げていくのですが
この コテ使いが 感性をいちばん求められる ところ ………
平面的に 左官屋さんのごとく では   つまらない。

雰囲気良く ラフに仕上げてこそ おしゃれ度が増すのです。

小屋1

小屋2

ぐるりと 塗り終え

次は フォンティーヌ回り。

フォンティーヌ

フォンティーヌの底には イタリアのモザイクタイルを張りました。
このタイル ひとつひとつが いびつで歪んでいます。
なかなか味わい深く 面白味があります。

そして 仕上げは プロヴァンス・ルシヨン村のオークル(顔料)で
さらに 色をのせてゆきます。

オークル

エイジング加工

エイジング加工です。

風合いを プラスするとでも 言ったら良いのでしょうか ?
あまり 汚い感じにならぬよう
あくまで “ 品よく ”を 心がけています。

小屋3

世界にたったひとつの家具

エレガント & シックな TVボード

二子玉川の 林さん宅の TVボードが やっと完成しました。

TVボード1

あえて 木目を生かした ステイン仕上げで
落ち着きのあるデザインになりました。

最大の特徴は 両サイドの デコレーションです。
これは 林さんの希望する アンティーク家具の一部を再現したものです。
全体は シンプルながら このデコレーションと丸い脚が
デザイン性をアップしてくれています。

TVボード 脚

旋盤を使い 根気よく削って創り上げます。

部材

TVボード2

TVボード3

それに プラス 今回は 本物のKEYで扉を開閉するスタイルです。

TVボード取っ手1

TVボード取っ手2

TVボード取っ手3

引き出し

KEYプレート

KEYプレートも シェルハンドルも このTVボードの為に イギリスから取り寄せただけあって
まさに ピッタリの雰囲気。

それぞれの相乗効果で グレードが ぐっと アップしています。

楽しみに 待って下さっていた 林さんのお宅に やっと お届け出来ます。

日常のこと

ポール・ラッシュ祭 ~ 八ヶ岳カンティフェア ~ 2014

「やまなし クラフト市」 出展者募集
開催日 10月18日(土) ~ 19日(日)
開催地 清里・清泉寮 牧草地

ポール・ラッシュ祭

フラッグと風見鶏

案山子のシャッタースポット

例年に比べ 諸事情により 1ヶ月半遅れの募集開始になっています。
参加を楽しみにして下さっている方から お問合わせを頂いたり
私たちも ちょっと やきもきしていました。

申込書は
清泉寮ホームページにて pdfより取り出すことが可能になっています。

〆切は 7月21日となっています。

1 2 3 5