La Maison avec du coeur

フランスの友人夫妻が HEART&HOMEを「La maison avec du cœur」と 素敵に表現してくれました。
彼らの 私たちに対する想いに 感謝の意を込めて Blogタイトルにしました。

世界にたったひとつの家具

イギリスから 金具到着しました

二子玉川の 林さんの ローボードに使用する金具たちが 届きました。

林さんには 長い間 待たせてしまい 本当に申し訳なく思っています。
でも やっと 金具たちを取り付ける段階になりました。
今回発注したのは 今まで使ったことのない物たちばかりです。

金具1

引出し用のハンドルは 表面に細かなモチーフが彫り込まれており
手にとると ずっしりと重みがあります。

扉は 鍵を付けるデザインになっていますが 使い勝手の良さから ダミーのKEYが
取手がわりになるものも ……….

金具2

金具3

金具4

KEY の プレート部分にも 同様に彫り込みがあり ハンドルとの相性が良さそうです。

金具メーカーの Mr. Harvy は いつものように 手際良く オーダーに応えてくれました。
もう 15年以上の おつき合いになりますから 安心して お願い出来ます。

金具5

金具6

金具7

金具8

金具9

金具10

金具11

金具12

ひとつ ひとつ 手作りで 大切に創っている家具だからこそ
金具にも やっぱり こだわりを持ち続けたいと 思っています。

“ 世界で たったひとつの家具 ”に なるには
そこまで するのが 当然だとも思います。

私たちの 思い入れが たくさんつまった家具を
1人でも多くの方たちの手にして頂けるよう
これからも 勉強していきたいと思っています。

世界にたったひとつの家具

Le Jardin ~ 石張り ~

2月の大雪で すっかり予定が狂ってしまい
S さんの お言葉に甘え …..  マイペースで 作業を進めさせて頂いています。
あれから
ガーデン小屋を中心に フォンティーヌ回りを 石張りしました。
石張りのエンドには ピンコロで囲み 土部分との境をはっきりとさせました。

石張り1

石張り2

アプローチ

それから
庭へ続くアプローチには 枕木を敷き テラスから すぐ庭へ出られるように
石のベンチを ステップの代わりに置いています。

石のベンチ

砂利

砂利を敷き詰め 枕木が土と直に触れないようにしています。

枕木1

枕木2

枕木3

リボス自然健康塗料エクステリア溶剤を タップリ塗布しています。

植込み1

植込み2

オリーブの木

枕木で植込みを造り オリーブを植えています。

そして
今は 駐車スペースと庭スペースを アイアンフェンスで仕切る 基礎部分の作業中です。
ブロックを一段積み その上に手作りのアイアンフェンスを取り付けます。

基礎部分

フェンスのデザインイメージは 頭の中にあったものの 曲げ加工は 力仕事で大変です。

曲げ加工

アイアンフェンス

時間がかかっている分 じっくりと考えられ 当初のデザインから
より良いデザインに バージョンアップしているようです。

“ お・ま・か・せ ”って 言ってくれている Sさんの期待に応えられるよう
頑張っています。

世界にたったひとつの家具

フレンチスタイル コーディネート

この春から 大きな 新築2世帯住宅の 2F 部分に暮らし始めた原田さんは
以前 「フレンチテイストのデザイン」のブログで紹介したお宅です。

2世帯住宅

やっと …….  そう やっとの思いで仕上げた 家具たちが
お部屋の それぞれのスペースに 収まりました。

TVボード1

幅3mある 超ワイドなTVボードも
天井も高く 広さも充分にあるリビングに置いてみると 圧迫感を感じません。

TVボード2

ダイニングテーブルは 2×0.9m 6人掛け用の大きさです。
猫脚も 一本一本 手づくりしています。
天板には フレンチ ホワイト オーク材を使用しており パイン材に比べ硬いので
キズが付きにくくなっています。
天板の仕上げも オークの木目を生かし ほんのりホワイトが浮き出るようにしました。

ダイニングテーブル1

ダイニングテーブル2

イスも 凝った創りになっていて 座面も フレームのような形状にしてみました。
脚部も 彫り込みを入れた部分や モチーフをあしらったり ………
全体のフォルムは シンプルながら 細かいディテールにこだわっています。

イス1

イス2

窓辺の下に置いた サイドボードは
これも かなりワイド ( 2.3m ) で 高さも窓の下に ぴったり収まるサイズにしています。
KEYの 取手と 引出しのハンドルが 全体のグレードアップに一役かってくれています。

サイドボード1

サイドボード2

リビング ダイニングが ひとつの大きな空間になっている 原田宅に
全ての 家具たちが収まると 統一感が出て
まさに フレンチスタイル コーディネートの完成です。

白を基調にした壁に 家具のアンティークホワイト ソファのグレイッシュな色合い。
それらが調和して “ 大人のフレンチスタイル ”を 感じさせる部屋になりました。
これから 少しずつ 小物も揃えたいと おっしゃっていた原田さんですが トーンを揃えて
色味を加えていくと また ぐっと 深みのあるお部屋になっていくことでしょう。

納品が 済み
私たちも ホッと ひと安心しています。

日常のこと

「アマゾンの歌」

とても古い写真ですが 35年前 フジTV開局記念ドラマとして放映された
ロケのひとコマです。
角田房子 著 「アマゾンの歌」~ 日本人の記録
アマゾン河口 港町ベレンから内陸に入った トメアス移住地を題材にした
移民の苦闘を描いた小説を 1979年にドラマ化したものです。
仲代達也・田中邦衛・左とん平…etc  右端にいる夫婦と子供たちが“兄の家族”。

ロケの舞台に兄の農園が使われました。

ドラマロケのひとコマ

ブラジルは胡椒の世界有数の産出国ですが 日本人が持ち込んだ たった2本の苗木から
始まったのですよ。   日本人の勤勉さが伺えます。
兄の場合は 単なる移住でなく 指導者として入植しており 広大な農園を維持しながら
今は アマゾン開発のプロジェクトリーダーとして汗かいてます。

そんな兄夫婦が45年ぶりの里帰り。 お互いに 忙しくしているものだから
ブラジルに帰る直前に 1日だけ時間作りました。 互いの家族一同が揃いましたが
ポルトガル語やら 変な日本語だったりして ・・・・・
兄弟でも 生活環境で 全く変わってしまうものですねェ。 

世界にたったひとつの家具

超 ワイド サイズ TV キャビネット

今まで たくさんの TV キャビネットを制作してきましたが
今回の それは 幅3m 高さ2.05m と
“ 超ワイドサイズ ” です。
上下2分割の 横3分割にしています。 センター部は 両端より奥行きが深く
平面的になりがちな この3mもの幅を 立体的に見せてくれます。

TV キャビネット1

TV キャビネット2

TV収納部

TV 収納部の上には 緩やかなカーブを描く棚をつけています。
棚受け部分のデザインも ちょっと凝ったものにしています。

歪みガラスをはめ込んだ 両サイドの扉デザインを よぉく 見て下さい。
扉デザインが 内部の可動棚板の位置を 少し意識して 設置するだけで
扉を閉じると 中央部が格子状になります。
棚の位置を変えるだけで いろいろな 表情が楽しめます。

扉1

扉2

センター下部の扉は 下からopenして 直角まで引き上げ スルスルっと奥に
滑り込ませて 納める仕組みになっています。

扉3

扉4

収納

TV キャビネットと いえど 収納力はたっぷりです。
乱雑になりがちな リビングの あれこれを…  すっきり 片づけることが出来るでしょう。

実は このお宅と同じ ワイドサイズの TV キャビネットを 福岡県の平田様宅からも
オーダー 頂いています。

何だか だんだんと 大きくなって
壁面全体を TV キャビネット・・・

なんて お話しが来たりしてね などと 笑いながら 話しています。

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